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【医院からのメッセージ】

皮膚腫瘍冷凍凝固摘出術・いぼ冷凍凝固法について
顔面および全身の皮膚にできる腫瘍または結節には、良性・悪性の腫瘍、ウィルス性や炎症性の結節があり、悪性のものでは黒色腫、ボーエン、基底細胞上皮膚腫などが多く見られます。良性のものでは脂漏性角化症、日光角化症、リンパ球腫があり、ウィルス性の結節では尋常性疣贅（じんじょうせいゆうぜい）、尖圭（せんけい）コンジローマなどがあります。これらの疾患は初期症状が類似しているので良性・悪性の判断がつきにくく、顔面の生検による病理検査もしにくいため、初期症状とその経過観察が重要と考えています。初期状態と大きな変化がないか、増大隆起の速度が早いか、腫瘍の新生の有無や形態の変化などを考慮して治療方法を決定します。

　治療方法は、細菌液体チッソを医療応用することによりすべての皮膚腫瘍と結節が冷凍凝固され、壊死組織となり、２～４週間程度の創傷治療により壊死組織が脱落して跡形なく消えることがわかりました。これら腫瘍や病変でお悩みの方は是非ご相談ください。