まず、問診ということをします。これは現在の患者さんの状態を知るために大切なことです。
最後に生理が来た最初の日を思い出しておいて下さい。閉経している方は、おおよそ何歳頃に閉経したかを思い出してみてください。生理のある方は何日周期で生理が来るのかを考えておいて下さい。
今までに大きな病気や何か手術を受けたことがあったか、薬でアレルギーが出たことがあるか、現在服用している薬がある方は何という名前の薬を一日に何回、何錠飲んでいるのか教えて下さい。ご家族に何か病気があるかどうか、それはどんな病気なのか教えて下さい。
何より、今心配なことはどんなことかをメモにして持って来て頂くのも良いかと思います。初めて会った医者に緊張せずに漏れることがなく心配なことを話すのが難しいのが普通だと思います。
検査は患者さんの心配なことや状態によって異なって来ます。けれども、何故、その検査が必要なのかを分りやすく説明するように気をつけています。ご自分でも何をして欲しいのか、あるいはこれは出来ればしたくないということを言って頂いて良いのです。
出来るだけその中から一番必要で診ておいた方が良い検査を選んで治療が必要かどうかを考えて行きます。
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