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アレルギー疾患診療の基本方針

 持続性の喘息(週に1回程度以上の夜の咳、ぜいぜい、あるいは発作のコントロール不良など)にたいして、吸入療法を中心にした予防的薬物治療、細かな生活指導を行って、ほとんどの例で発作や入院のない生活を得られています。小児の喘息に対しても、当院での呼吸機能検査や、続けられるようであれば家庭でのピークフローメーターによるモニタリングを積極的に活用して、抗炎症治療による早期介入で重症化を防ぐ様に治療しています。また、急に走ったときに咳き込むなどの運動誘発喘息も、個々人に合った治療を提案することで楽しく自由に運動できるようになります。400人以上の喘息児が1ヶ月ないし4ヶ月ごとに定期通院しています。
 また、急な発作の場合は、できるだけ当院外来での専門治療をおこなって外来でおさまるよう努めますが、入院が必要な場合は迅速に神戸市立中央市民病院や六甲アイランド病院に紹介いたします。
 乳幼児を中心にアトピー性皮膚炎の専門診療もおこなっています。ひとりひとりの事情にあわせた衣食住全般にわたるアドバイスに加え、保湿や皮脂の補充などのスキンケア、ステロイド外用剤の安全で効果的な使い方を具体的に提案しています。
 アレルギーは個々人の体質に起因する問題ですが、一人の人でも成長によって多様な現れ方をします。年長児になると、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎の合併も増えてきます。ひとつの症状だけでなく、小児科皮膚科耳鼻科眼科など関係各科を超えた患者さん中心の総合的なアレルギー科診療を目指しています。 



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