この外来にはこんな方がお見えになりますよ・・・
まずは本当に物忘れがあるのかどうか診てみましょうか・・・

頭痛外来のご案内

頭痛の種類は100を軽く超えており専門家でもすべて覚えているのは大変です。しかし私たちが日常的に遭遇するのは次に挙げるようなものが大部分を占めているのです。

<片頭痛>
1.拍動性の強い痛みであることが多い。
2.発作型の痛みであることが多い。
3.女性に多く生理に関係したりすることもある。
4.嘔吐を伴う事がある。
5.体を動かすと痛みがひどくなる。
6.視野の異常や生あくびといった前兆があることがある。
7.家族に頭痛持ちの人がいることがある。

<緊張型頭痛>
1.頭を締め付けるような重い痛みであることが多い。
2.持続型の痛みであることが多い。
3.肩・首すじ・背中などの張りを伴う事があり、体を動かしたりマッサージや入浴で楽になることがある。
4.フラツキを伴うことがある

<後頭神経痛>
1.比較的強いズキンとした痛みが間欠的に走り余韻が残ることがある。
2.左右どちらかの後頭部から頭頂部にかけて起きることが多い。
3.髪の毛や頭皮に触れると不快な感じがすることがある。

<群発頭痛>
1.左右どちらかの目の奥をえぐるような強い痛みである。
2.ある一定の期間(1〜2か月間)連日起きたりする。
3.寝ている時に起きたりすることが多い。
4.涙が出たり鼻水が出たりすることがある。
5.男性に多い。
6.発作中は手足をバタバタ動かしたり頭を壁に打ちつけたりして(痛みを紛らわす?)人もいる。

☆子供の頭痛
頭痛の種類は大人と同じでやはり緊張型頭痛や片頭痛が多いようです。しかし子供の片頭痛には大人と違った特徴があり、持続時間が短くおなかの症状が伴う事があったりします。また大人の片頭痛が週末に起きることが多いのに対して、子供の場合平日に多く学校のある日は運動後、お昼前、下校途中などに多いなどとも言われています。

☆薬物乱用頭痛
鎮痛薬を使っているうちに脳が痛みに敏感になり、その結果頭痛の起きる頻度が増えて薬を飲む回数が多くなってしまうことがあります。こうなった時は予防薬を使って頭痛が起きる回数を減らし、痛みの程度を軽くして鎮痛薬の使用頻度を減らしてゆきます。

ご紹介したこれらの頭痛は通院で治療できることが多いのですが、中には以下に挙げるような怖い頭痛や脳神経科領域外の病気に関連した頭痛もあります。

・突然起きる激しい頭痛といえば”クモ膜下出血”。
・強く頭をぶつけた後に起きるのは”脳挫傷や頭蓋内血腫”。
・高齢者が頭をぶつけて少し時間がたってから起きる頭痛は”慢性硬膜下血腫”という病気の可能性あり。
・熱が出る激しい頭痛は”髄膜炎”という頭の中の感染症かもしれません。
・目の周りで下を向くと痛みが強くなるのは”副鼻腔炎”という耳鼻科領域の病気ということも・・。
・うつ病などに伴う頭痛は普通のやり方ではなかなかよくならないことがあります。

これらのような頭痛とわかった場合、必要であれば近隣の専門施設にご紹介致します。