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医療法人社団 田中整形外科/よくある質問

関節の水を抜くと癖になる?
「水を抜いたら癖になって何度でも抜かなければならなくなるのでは?」と心配される方は多いですが、間違いです。
水が溜まるのは、風邪をひいた時に鼻水がでるのと同じような現象です。関節内の炎症が強いとき反応性に滲出液(関節液)が溜まるのです。鼻をかんで鼻水をだしても癖になることはありませんね。また、鼻水を出しても風邪が治るわけではありません。
風邪が治れば鼻水も出なくなるのと同じで、水が溜まっている部分の炎症を治すことが重要で、炎症が治まれば自然に水は溜まらなくなります。

ではどんな時に水を抜くのでしょうか。
1. 水がたまり過ぎて、痛みが強く、深く曲げることが困難になった場合
2. 貯まっている液体が水(浸出液)か、血液か、膿(感染症)か、などを見分けるため
3. 軟骨保護剤(ヒアルロン酸)などを関節内注射するとき、薬剤の効果を高める目的

ヒアルロン酸はもともと体内(目や皮膚、関節など)に含まれている成分です。ヒアルロン酸には優れた保水力があり、医薬品の他、化粧品などの原料としても使用されています。ヒアルロン酸は体内では細胞の間で水を保持し、適度な潤いを与える役目をしています。加えて高い粘性(ねばりけ)と弾性(元に戻ろうとする力)があり、関節の動きをよくしたり、クッションのように衝撃を吸収したりする働きをしています。

炎症を治すための治療方法は、患者さんによって違います。当院では患者さんにあった適切な治療を行いますのでご相談ください。


痛いときには冷やすべきなのか?温めるべきなのか?
(冷シップ?温シップ?)
原則的には急性期の痛みの場合には冷やし、慢性的な痛みに対しては温める方が良い場合が多いです。その他、冷・温を交互に施す交代浴という方法もあります。

冷シップと温シップの適応も判らないとおっしゃる患者さんも多く見うけられます。
基本的にシップ剤と呼ばれるものは含有している薬剤成分が皮膚から浸透して効果を出すものです。貼ったときに冷感・温感を自覚しますが、実際に患部を保冷材で冷やしたり、カイロやお湯で暖めるほうが効果的な場合も多いでしょう。

不安な場合は遠慮なくお尋ねください。


柔道整復(整骨・接骨・骨つぎ)、整体・カイロプラクティックと整形外科の違いは?
整形外科は医師が行う医療行為です。医療行為は医師以外が行うことは法律で禁止されています。
柔道整復師(整骨・接骨・ほねつぎ)は打撲・捻挫・脱臼・骨折の外傷に対して、レントゲン診断や外科的手段や薬品の投与等の方法は行ってはならず、応急的もしくは医療補助的行為を行います。しかし応急処置が済んだら整形外科へ送り、診察した医師が、その後の経過を柔整師がみてもよいという同意を与えた場合のみ、取り扱うことができます。
膝や腰の変形症などの慢性疾患は適応外です。
整体・カイロなどは法に基づかない医業類似行為です。当然骨盤がずれているとか、ゆがんでいるなどと、診断することは禁じられています。
<<日本臨床整形外科学会 資料>>
<<厚生労働省 通知>>

腰痛・肩こりといっても、重篤な内臓疾患が原因疾患として隠れている場合もあり、まず、医師の診察を受診することをお勧めします。


健康補助食品・サプリメントは必要なの?
コンドロイチン硫酸、グルコサミン、サメ軟骨、キチンキトサンなど・・

これらは健康商品にあたるもので、医薬品ではありません。
ですから医薬品のような有効性がはっきりとは認められていないものが多いとされています。高額なものもあるようですが、確実な効果をうたっている広告はありません。

指の変形はリウマチ?
指の痛みや変形でリウマチを心配される患者さんが多くいらっしゃいます。

原因はリウマチ以外にも年齢からくる変形、リウマチ以外の自己免疫疾患に伴う関節炎などいろいろな場合があります。

これらを詳しく調べるため当院では血液検査やレントゲン検査などを行っています。