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歯科的いびき治療について ![]() 鼻腔から咽頭・喉頭までの空気の通り道を「上気道」といいます。 そのどこかの場所がなんらかの理由で狭くなると、呼吸した時の空気抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。 この振動音がいびきと呼ばれています。 上気道が完全に塞がった状態が続くと無呼吸が起こります。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が数十秒間も止まる発作を一晩に何十回も繰り返し、その度に反復していびきをかく症状を言います。
医学的には、
(1)または(2)のいずれかを満たす場合睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
日本人においていびきを習慣的にかく人は2000万人以上で、その内約10%の200万人が睡眠時無呼吸症候群であるといわれています。
いびきをかいているのは眠りが浅い証拠で、その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故を起こすなど、生活に様々な支障をきたします。 長期にわたるいびきや無呼吸が続くと、高血圧、不整脈、心臓病などを誘発したり、記憶力や思考力の低下を招きます。 ★ご自身の昼間の眠気の状態で睡眠時無呼吸症候群の程度を簡易的に自己診断できる『Epworthの眠気テスト』を一度試してみて下さい。 以下の8項目の質問に対し、0〜3点までのいずれかを選択して ください。 0点 ⇒ 決して眠くならない 1点 ⇒ 時に眠くなる 2点 ⇒ 1点と3点の中間くらい 3点 ⇒ 眠くなることが多い 質問1 座って読書をしている時 質問2 テレビを見ている時 質問3 公の場所で何もしない時(例えば会議中や劇場) 質問4 1時間続けて車に乗せてもらっている時 質問5 状況が許せば、午後横になって休息する時 質問6 座って誰かと話をしている時 質問7 昼食後(アルコールは飲まずに)静かに座っている時 質問8 車中で、交通渋滞で2〜3分止まっている時 いかがでしたか。合計点が11点以上の場合、睡眠時無呼吸症候群が生じている可能性が高いと推測されます。 ![]() 「歯科的いびき治療」とは、就寝中にマウスピースを使用して頂く治療方法です。 仰向けで就寝した場合、下あごおよび舌が重力で下方に落ち込み易くなり、それにより気道が狭くなっていびきや無呼吸を生じます。就寝中に下あごを前方に位置させたマウスピースを装着することにより、下あご及び舌が落ち込むのを防ぎます。 当院では、基本的に下あごを前方にして咬んで閉じた状態で使用する『スリープスプリント』を治療装具の第一選択として用います。それ以外に上下マウスピースを蝶番で止めるタイプの『サイレンサー』という装具を用いる場合もあります。
平成16年度より歯科的いびき治療は保険治療が認められるようになりました。但し、一定の条件を満たすことが必要です。
その条件とは…
上記の手続きをふめば、保険治療の適応となります。(一部負担金は3割負担の場合15000円程度になります。) 保険治療が認められない場合は、自費治療により製作いたします。その際の費用は31500円(消費税込)となります。 また、睡眠検査を受けてみたいが実施している病院等がわからない場合は、当院から御紹介させて頂く事も可能です。まず一度御来院の上、御相談下さい。 |
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