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泰生医院/よくある質問

Q. 糖尿病にならないためにはどうしたらよいのでしょうか
A. 糖尿病の発症自体を防ぐことを、糖尿病の一次予防といいます。
「こうすれば絶対に一次予防できる」という必勝法則はありませんが、一般的に薦めておられる予防法をあげてみます。

 1、バランスのとれた食生活(総エネルギーと脂肪、糖質の摂取量に注意)
 2、適度な運動(一日20〜30分位)
 3、適正な体重の維持
 4、アルコールはほどほどに
 5、ストレスの解消
 6、禁煙

食事に関して、「多く食べればよいもの」、「食べてはいけないもの」という考え方はあまりありません。摂収エネルギー(カロリー)が過剰にならない、脂肪をとりすぎない、食物線維をしっかりとる、規則正しい食生活をめざしていく、多くの品目をバランスよくとる、などが大切です。
Q. 父が糖尿病で、遺伝も関係するとのことなので心配です。
A. 糖尿病そのものが遺伝するわけではありませんが、たしかに糖尿病になりやすい体質は遺伝する場合があります。ただし、通常は年に1〜2回、血糖値や検尿の検査を受けていれば充分でしょう。ただし、糖尿病になってしまっていても、ごく初期には、空腹時に検査をすると血糖や尿糖が正常の場合があります。
だから、糖尿病の早期発見のためには、あえて食後に検査を受けることをおすすめします。また、健診の結果で要注意などの指示が出たら、絶対にそのままにせず、すぐに再検査や精密検査(ブドウ糖負荷試験など)を受けることが大切です。

Q. 毎年、春の健康診断では、すべて異常なしの結果だったのですが、最近体重の変化、のどの渇きなどが気になります。病院で糖尿病の検査をうけるべきでしょうか。
A. 通常の健診では、軽症の糖尿病は見逃されてしまう可能性が十分あります。
体重の変化やのどの渇きなどの症状からも、是非近いうちに、糖尿病に関する精密検査を受けられた方が良いと思います。
Q. インスリンを一度打ったら一生続けるのですか。
A. 一般的にはその様に思われている方が多いですが、実際にはいろいろな場合があります。
1型糖尿病(インスリン依存状態)の場合には、インスリンによる治療が必須となりますから、一生やめることが出来ないと考えていいでしょう。2型糖尿病(インスリン非依存状態)でも病状によっては、インスリンを使用する場合がありますが、この場合にはコントロールの改善と共に代謝機能が全般的に安定してきて、インスリン注射が不要となる場合も少なくありません。
大切なことは、次の2点だと思います。
1)インスリン注射を自己判断でやめることは非常に危険ですので、絶対にしないでください。
2)インスリンが必要な状態に体が陥っているのに、インスリン注射をしないことは、百害あって一利なしです。むしろ、経験的には早めにインスリンを使い始めた方が、体が元気を取り戻しやすく、またインスリンをやめられる可能性が高いように思います。インスリンによる治療・管理には専門的な知識・経験のある専門医へのご相談をお勧めします。
Q. 糖尿病妊婦の胎児に及ぼす影響を教えて下さい。
A. 血糖コントロールが不良のまま妊娠した場合、胎児に先天性の異常が生じる危険が高くなります。また、胎児への安全性を考えると、糖尿病治療にたいしては、経口薬よりはインスリン注射の方が、望ましいと考えられます。従って、糖尿病がわかっている患者さんが妊娠を希望する場合は、事前に(必要なら)インスリン治療を開始して、血糖をしっかりコントロールしてから、計画的に妊娠するようにアドバイスさせていただきます。妊娠後に糖尿病がわかった場合、妊娠の負担によって糖代謝が悪化した古典的な意味での「妊娠糖尿病」ならば、もともと糖尿病があってコントロール不良のまま妊娠した場合に比べて、胎児への悪影響はかなり少なくなります。しかし、その後のコントロールをきちんとしないと、胎児の発育不全や、巨大児など、やはり悪影響は考えられます。
Q. そもそも甲状腺とはどのような働きをする器官なのでしょうか?
A. 甲状腺は、皆様が生きていくのにとても大切なホルモンを作り、分泌する臓器です。甲状腺ホルモンの異常による病気は、全身に様々な症状が現れ、どこが悪いのか判らず「いつも調子が悪い状態」になります。そして、気のせいや疲れているだけと考えてしまったり、怠け者と誤解されてしまう人も少なくないです。
Q. 甲状腺の病気は、女性に多いってホントですか。
A. 一般的に女性のほうが多いです。
統計的に、甲状腺の病気にかかる人は、男性よりも女性に多いことが確認されています。バセドウ病では女性の発症率が6〜7倍、橋本病では女性が男性の20〜30倍といわれています。甲状腺癌も、女性の方が統計的に多いようです。
なぜ女性に多いのかはよくわかっていませんが、甲状腺の病気は自己免疫疾患との関連性が注目されているので、女性に自己免疫疾患が多いことと何か関係があるのかもしれません。ただ、男性で発症するかたもいますので、男だから大丈夫とは言い切れません。