
Q.10月に多い病気について
A.季節の変わり目で、喘息患者さんが増えてきます。
咳や喘息(ゼロゼロ)が多くなり、呼吸が苦しい場合にはなるべく早めに小児科を受診してください。
また、マイコプラズマによる肺炎も続いています。熱が続き、咳が増加する場合などには、必ず受診してください。
Q.11月に多い病気について
A.11月頃からは呼吸器感染症として、RS ウイルス感染による細気管支炎(鼻汁、咳、喘息、呼吸困難、発熱など)が流行していきます。
入院となるケースも多く、特に6ヶ月未満の小児は注意を要します。鼻水、咳が始まったら、早めに小児科を受診して下さい。
RSウイルス感染が減るとともに、インフルエンザが流行してきます。
感染性胃腸炎はノロウイルスによる、胃腸炎(頻回の嘔吐)が増加します。予防には、手をよく洗うことや、マスクなども有効です。
Q.12月にみられる子どもに多い病気はなんですか?
A. 今年は11月から始まったノロウイルスによる感染性胃腸炎が12月に入ってからも、猛威をふるっています。嘔吐、下痢が主な症状です。脱水に注意が必要です。嘔吐があるときは、1時間くらいは絶飲食とし、その後吐き気の様子をみながら、イオン水などを少量からはじめ徐々に増やして下さい。吐き気が無ければ、ゴクゴク飲ませて結構です。嘔吐がおさまらず、脱水でぐったりしている時には、点滴等の処置が必要になります。
呼吸器系の病気としては、RSウイルス感染症が増加してきました。特に生後半年以内の赤ちゃんは、細気管支炎という喘息のような状態になりやすいので、呼吸がいつもより速い、ゼ-ゼ-する、お乳が飲めない、元気がないなどのときは、早めに小児科医を受診して下さい。
Q.1月からよくみられる病気は?
A. 1月からは呼吸器疾患として、インフルエンザの流行が予想されます。12月半ばまでに、名古屋市などで、A型やB型のインフルエンザが報告されてきています。人ごみを避ける、外出後の手洗い、うがいの励行など注意して下さい。
また乳幼児では、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が増加します。ノロウイルスと同じく、嘔吐、下痢が特徴です。便が白くなり、白痢とも呼ばれます。ノロウイルスよりも、症状が激しく、脱水になりやすいので、注意が必要です。
春先からは麻疹も注意が必要です。1才以上でワクチンが未接種の子供さんは、なるべくはやくMRワクチンを受けて下さい。
Q.6月以降の子どもの夏の病気は?
A. ヘルパンギ-ナ、手足口病などを代表とする夏風邪が多く見られます。コクサッキ−ウイルスやエコ−ウイルスなどでおこる夏風邪です。冬の風邪と異なり、咳や鼻水などよりも、急に高熱が出て、頭が痛く、喉が赤くなることが多く、口内炎や皮膚に発疹が出ることもあります。夏風邪には無菌性髄膜炎もみられます。高熱以外に、頭痛、嘔吐がひどい場合は注意が必要です。その他、アデノウイルスで流行する咽頭結膜熱(いわゆるプ−ル熱)もみられます。
プ−ル熱では、眼やにも多くなり、タオルなどでも感染します。タオルなどは別々ぼものを使用するように心がけてください。
Q.感染性胃腸炎といわれましたが、原因は?
A.感染性胃腸炎には、おもにウイルス性のものと細菌性のものがあります。ウイルスではノロウイルスやロタウイルスが代表的なものです。これらは夏には少なく、6月からの熱い時期には、細菌性のものが多くなります。サルモネラ菌、赤痢菌、カンピロバクタ−、O157のような病原大腸菌などが代表的なものです。これらによる食中毒もよく報告されています。下痢をした時には、糞便の観察、特に血便や粘液などに気をつけ、医師に相談してください。食事の際には、手洗いの励行、生ものや、非衛生的な扱いのされた水などを摂取しないように注意しましょう。
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