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院長のページ
《著 書》
「メンタルヘルスを語る」1990年 「こころの時代に寄せて」1993年 「ゆうなの木陰」2009年 など 《主なる関心領域》 乳幼児・子どもの精神保健、青年期精神医学 統合失調症の社会復帰支援、精神病理学 コフート自己心理学 《趣味(楽しみにしていること)》 旅(自然や文化に接する旅)、古酒(泡盛)、ワイン、バッハ、ニーチェ 《外来精神科開業の理念》 1.入院させず、通院治療を中心にするため(社会の中での治療) 2.精神病、精神科を社会に理解してもらう 3.気軽に行ける精神科、手作りの治療、小回りのきく治療 4.児童精神科の普及 5.精神の自由を重んずる.「生の哲学」をもりこむ (「生の哲学」:生きていくことに喜びを見出していく哲学の系譜) 6.精神医療は「患者さんと共に希望を語る」営みと思っている 7.自分が食べていくには、そして人に盡くせるのはこれしかないので.
☆子育てのアドバイス☆
・子どもは親のまねをし、親に反抗し、親を理解し、そして親をこえて成長していく. ・依存(甘え)で心の土台を作り、そこに自立という建物ができていく(母性からの保護があって、父性による自立が育つ) ・「眠ること」「食べること」を大切に. ・母親のほうが子どもに接する時間が多いので「よい子を作るのは母親」、その「よい母親」を作るのは父親、父親からの後ろだてがあってはじめて母性も花開く. ・ものごとに疑問や興味を持つように育てる. ・夢を持つことで、子どもは輝く. ・子育てとは、親と子が共に夢を語ってゆくこと. ・いろいろあっても、子どもの将来は楽観的(楽天的)に考えていこう. ・子どもの言い分は最後まで聞こう. ・しつけは悪い感情を入れないで、要点をゆっくりはっきり伝えよう. ・しつけで、おどしや恐怖感を与えないで. ・ほめられることで、子どもは自信をつけ、気力が湧いてくる. ・共感(子どものその時の喜び、悲しみ、つらさの感情を親も感じ入ること)は、子どもにとっての最大の味方. ・親からの愛があってはじめて学校生活も花開く. ☆中学生・高校生のご家族へ☆ ・本人の意思を尊重して、やりたいことで許されることはやらせてあげましょう. ・まず、本人を落ち着かせるようにしましょう. ・本人に親の考えを強制しないようにしましょう. ・親の不安を整理して、落ち着いて子どもに接するようにしましょう. ・本人の現状を受容し、本人の気持ちを理解するようにしましょう. ・あせらずに時期を待つことも考えましょう. ・子どもが話すことはとことん聞いてあげましょう(言われている内容を肯定も否定もしないで聞いてあげる). ・親自身、子に密着せず自分の生き甲斐を見出し子離れしましょう. ・友達との付き合いを尊重してあげましょう. ・性的なことは、同性の親などが話にのってあげましょう.
☆中高年夫婦のメンタルヘルス☆
1.適当に夫婦ケンカをしましょう (ケンカをして更に分かり合い、きずなが固くなる) 2.夫婦はもちつもたれつ (パートナーシップ、助け合い補い合い、夫婦は同等) 3.言葉の出し惜しみは誤解のもと (見れば分かるだろうではダメ) 4.「夫婦は一心同体」は神話(ウソ) (違う感じ方、考え方があっていい) 5.察し合いと思いやり 6.互いに労をねぎらう (これまでの子育てや生活の苦労が互いにあった) 7.二人一緒に楽しめる趣味や話題を 8.ひとりぼっちにならないように 9.子どもや孫との語らい (自分の幼い時のこと、祖父母から聞いた話を語り伝えよう。それが我が家の歴史、伝統となる) 10.何かに興味や関心を持とう (関心や夢がある限り、あなたは若い) 11.「この人と一緒になって(よかった、ではなくても)損はなかった」ぐらいがよいかも 12.「自分の死」について考え、整理しよう。「自分の死」を忌み嫌うのでなく、「しょうがない、まあいいか」と受け入れられたら人生が明るくなり、他者に対してもやさしくなる
1.大事にしている言葉
人は愛し愛されるために生まれてきました ―マザー・テレサ 天我が材を生ず、必ず用あり ―李白「将進酒」 生も一時のくらい(位)なり、死も一時のくらいなり ―道元「正法眼蔵 現成公案」 世界は美しい、いのちは甘美なものだ ―釈尊 2.気に入っている言葉 (主として人間性に関したもの) 晴れた日ばかりが人生じゃない ―榊 莫山 生命(いのち)あるものの中に、醜いものはありません ―ロダン 行持あらん身心、みづからも愛すべし みづからもうやまうべし ―道元「正法眼蔵 行持」 私達はDNAを介して大自然(地球上との生物)と結ばれています ―佐倉 統「現代思想としての環境問題」1992年 君の本能を聞き分ける繊細さを失うな ―ニーチェ 愛よりなされたことは、常に善意の彼岸にある ―ニーチェ「善意の彼岸 153節」 自分に正直になれるなら回復する能力はある 自我は本来、対象希求的なものである ―フェアバーン「人格の精神分析学」 悲しみに教えられない人間は、永久に子どもである ―ローペ・デ・ベガ 秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―世阿弥「風姿花伝」 物事は必ずよくなる.全ては変わっていく―トリイ・へイデン 知性は愛がともなっていないと何の価値もない.知性だけだと痛みと暴力のみになってしまう.知を得て心を失うな ―ダニエル・キイス 思いわずらいは神にあずけなさい. お前の立つ所を深く掘り下げよ.その下に泉がある ―ニーチェ「悦ばしき知識」 梵我一如 ―「ウパニシャット」 誰が家にか明月清風なからん ―碧巌録 第六則 こころなき身にもあはれはしられけり しぎたつさわの秋の夕ぐれ ―西行 人間のコンピューターチップス化を守るために個人の喜び、悲しみ、怒りの感情を豊かなものにしていく ―武満 徹「時の園丁」 自我はまず第一に身体自我である.自我は究極的には身体的感覚から生ずる ―フロイト 大日如来という宇宙の真理の前では全ての宇宙の存在は差別なく平等である ―空海 人間はその欲望する本性によってさまざまな矛盾を生み出してしまう存在だが、それにもかかわらずこの矛盾を引き受けて生きようと欲する.ここに人間の本質があり、「悲劇」の核心がある ―ニーチェ「悲劇の誕生」
2.気に入っている言葉(part2)
おののきは人間性の最善の部分である ―ゲーテ「ファウスト」 その子がその子らしくなっていくのを喜べる親が発達促進的 ―コフート 夜、心がとがめず安らかにやすめるような、そんな仕事をしなさい ―トーマス・マン「ブッデンブローク家の人々」 悠久の時間と空間の中に自分をおく。 道元における悟り――自己の有限な今、ここにおいて全時間、全空間、全存在を把握すること。 人間は自己への欲望を捨てて他者を愛することはできない。むしろ自己への愛を通してはじめて他者を愛することができるような存在である。 ―ニーチェ「権力への意志」 いかなるが苦しきものと問ふならば、人をへだつる心とこたへよ。 ―良寛 悉有仏性(存在するものはみな、そのまま仏性である) 家族は絶えず解体を続け、社会に一定の人口を保証している。家族は解体しながらも存在する。 ―ヘーゲル「法哲学」 不易知らざれば、基(もとい)立ちがたく流行を弁えざれば風あらたならず。 ―芭蕉「去来抄」 憐れはもっとも神に近き人間の情 ―夏目漱石「草枕」 ああ、おまえは何をしてきたのだと…吹き来る風が私に問う。 ―中原中也「帰郷」 私は肉に売り渡されていますから、律法は守れません。死を定められた体から誰か私を救って下さい。 ―パウロがイエスに言う みづからを知らんことを求むるは、生けるもののさだまれる心なり ―道元「正法眼蔵 唯仏与仏」 心の豊かさは知識やモノやお金ではない。心の中に自分を解放できる空間を広くもつこと。 現在目に見えぬもののすばらしさ(立派さ)を彼らが信じるように鼓舞せよ。彼らがそれを信じてその為に切に努力するように鼓舞せよ。やがて彼らが君から離れて出発する日は来る。 ―カロッサ「生の頌歌」 健康の目的は人生を長く楽しむためのもの。 山路来て何やらゆかしすみれ草 ―芭蕉 <沖縄の諺・言い回し いくつか> 神畏(うす)りーしぇ、物習ぇ(むぬなれぇ)ぬ基(むぅとぅ)…沖縄の諺 三人(みっちゃい)揃りぃば世間(しきん;社会)…沖縄の諺 世や捨てぃてぃん、身(みー)や捨てぃんな…沖縄の諺 債(しー)とぅ病(やんめー)や隠すな ちゃーがな ないさ、なんくる ないさ(なんとかなる、ひとりでに成る) |
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