鼻からの胃カメラのご案内。
当院の施設、医療機器の説明です。

医療法人さんゆう会 内科胃腸内科小林クリニック/よくある質問

Q.内視鏡検査の前後で食事制限や何か注意事項はありますか
A.1.食道・胃内視鏡検査
食道・胃の検査では、検査前日は夜9時くらいまでには夕食をすませ、絶食が必要です。お水は飲んでも大丈夫ですが、牛乳などは飲んではいけません。検査後については、胃内視鏡の検査ではのどにした麻酔がのこっていますので、軽くうがいをして1時間くらいは飲食禁止となります。また、組織採取などの処置をした場合などは、当日の飲酒や刺激物の摂取は控えて頂きます。

2.大腸内視鏡検査
大腸の検査の場合、腸の中を空にしなくては内視鏡が入っていけません。前日の食事は繊維質の多い食物や消化の悪いもの(野菜、きのこ類、こんにゃくなど)は控えて下さい。また夜9時くらいまでに食事はすませ、その後は絶食となります。水分については水、お茶などは検査前まで飲んでも構いません。また検査の前に下剤を飲み腸の中をきれいにする処置をします。検査後は、少し休養してから帰ります。ポリープの摘出(てきしゅつ)など、何らかの処置をした場合などは、医師の指示に従うようにしてください。

食事以外に制限されることとしては、お薬があります。内視鏡検査に影響するようなお薬(抗凝固薬)は、検査前から飲むのをやめてもらうこともあります。飲むことを欠かすことができないお薬(糖尿病など)は、検査時間に合わせて検査の時間を決めます。

また、検査時に鎮静剤を使った場合、覚醒が不十分だと危険なので、車、バイク、自転車の検査当日の運転は控えてください。
安全な内視鏡検査のためにも、検査前の説明をよく聞き、疑問や質問はきちんと医師に尋ねておきましょう。なにか注意事項があれば、それをしっかりと守ってください。
Q.内視鏡検査は実際、どのくらい時間がかかるのでしょうか?
A.一般に、胃腸の内視鏡検査にかかる時間は、検査全体で20〜30分程度のところが多く、実際に内視鏡が体内にはいっている時間は5〜20分程度です。

食道や胃の検査の前処置として、のどや鼻に局所麻酔をしたり、内視鏡で観察しやすくするため、胃腸のはたらきを抑える注射を行います。なお、喉の麻酔が残っていますので、検査後1時間以上は飲食や喫煙を控えましょう。

大腸の検査も同様に前処置として、腸内の洗浄をしたり、局所の麻酔をしたりします。

胃も大腸も希望される方には内視鏡挿入時の苦痛を少なくするために鎮静剤(眠たくなり咽頭反射や痛みをおさえる薬)の注射を行います。鎮静剤を使用された方は、検査後薬の効果がなくなるまで回復室で休息して頂きます。(およそ30分前後)検査後はあわてず、ゆっくり休む時間も考慮して、検査にのぞむのがよいでしょう。
Q.痛みや自覚症状のない場合でも、検査を受ける必要があるのでしょうか?
A. 日常の診療において「胃は何の症状も無いので検査はしなくもいいのでは?」と言われる患者様がたくさんいます。「がんでもあれば、何か症状が出るはずだ。」という思いが多くの人にあるようです。しかし実際は、早期の癌の人はほとんど症状がありませんし、進行がんでも症状のないが人が多くいます。実際ガンの発見動機としては自覚症状があって発見される人は約半数ほどしかなく、定期検査や検診で見つかるガンが多いのが現状です。以上のことから、「自覚症状が無いから大丈夫。」と考えるのは間違いで、また胃薬を飲んでよくなったから検査は不要(大丈夫)と考えるのは大変危険です。がんは、正常な細胞が様々な原因によりがん細胞へと変化し、分裂を繰り返し腫瘤(しゅりゅう)となって発症します。胃腸など消化器をはじめ、がんはかなり進行しないと無症状であることが多く、痛みや自覚症状が出てからでは、かなり進行してしまっているケースが多いのが現実です。そのため、なによりもまず無症状のうち、すなわちふだんから定期的な内視鏡検査を受け、身体の異常をできるだけ早期に発見して、治療を行うことが望まれます。早期の胃がん、大腸がんの治療成績は近年かなり改善しています。この恩恵を享受するためには、どれだけ早期に癌を発見して治療を行うことができるかにかかっています。
Q.苦痛の少ない胃カメラとは、どのような検査でしょうか?
A.胃や食道を検査する場合の苦痛は、喉を通過する時に生じる反射(オエッとなる状態)による苦痛がほとんどです。通常、口から内視鏡を挿入しますが、当院では鉛筆ほどの細い内視鏡を使用しており、負担や恐怖心も随分軽減されています。さらに希望される方には、鎮静剤の注射にてリラックスした状態で受けて頂くことも行っています。

とはいえ、喉を通過させるときは、やはり飲みにくいことがあるため、当院では極細の内視鏡で鼻から挿入する経鼻内視鏡も行っております。鼻腔が狭い方でなければ、咽頭通過時の反射がおさえられる分、検査時の負担もかなり楽になると言われています。
Q.苦痛の少ない大腸内視鏡とは、どのような検査でしょうか?
A.大腸の粘膜には神経がありませんので、内視鏡挿入による直接的な痛みはありません。しかし、内視鏡を押したり、引いたりしながら、一番奥の盲腸まで挿入するため、腸管が引っぱられて痛みを感じることがあるようです。特に腹筋の弱い高齢者や女性に痛みがきつい傾向にあります。

当院ではそのような患者さんの苦痛を緩和するために、検査時に点滴をしながら、苦痛に応じて鎮静剤や鎮痛剤の注射を使い苦痛の軽減を行っております。 
Q.内視鏡検査は保険が利くのでしょうか?実際、費用はどれくらいかかるのですか?
A.内視鏡検査は保険の対象となります。費用については、見るだけの検査なのか、それとも組織を採取して、顕微鏡で調べる生検(せいけん)も行う検査なのかなど、検査の程度によって異なります。また、保険の負担割合によっても大きく異なるため一概にはいえませんが、3割負担の方で、胃内視鏡で、およそ4000円から13000円程度、大腸の内視鏡検査でおよそ5500円から18000円程度がおおよその目安です。  
Q.内視鏡を扱う医師は特別な免許や研修を受けているのですか?
A.医師が内視鏡を用いた医療を実施する場合には、医師としての資格以外の特別な免許等はありませんが、学会が定めた専門医制度があります。当院は3名の医師による診察、検査を行っておりますが、3名とも日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会の認定専門医です。また現在まで大学病院や関連病院にて胃内視鏡、大腸内視鏡検査の研修を経験しております。 
Q.内視鏡による感染が心配ですが、大丈夫でしょうか?
A.かつては、内視鏡の洗浄・消毒についての議論や検討が十分に行われていない時期がありました。しかし、ヘリコバクター・ピロリ菌などの感染が取り上げられ、感染対策の重要性が注目されるようになり、日本でも内視鏡の洗浄・消毒についてのガイドラインが制定されました。

現在では、内視鏡は使用ごとに毎回洗浄・消毒が行われるのが基本です。最近の内視鏡はいろいろな機能があるため、つくりが複雑になり、なおさらしっかりと洗浄されるべきといえます。当院では十分な消毒できる消毒薬や、自動洗浄機などを導入し、短時間でしっかり洗浄・消毒されるようになっています。