視覚機能,屈折矯正 中巨摩郡昭和町,常永土地整理地内1街区,イオンモール 眼科 中村眼科
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リバーシティ眼科便り
リバーシティ眼科便り リニューアル開院特別号
中村眼科

7月16日より リニューアル開院致しました!

 このたび7月16日の水曜日より、たとみリバーシティ眼科はリニューアル開院させていただきました。オギノリバーシティの2Fで開院以来、早7年と6ヶ月が過ぎましたが、多くの患者様に来院していただけるようになり、院内が手狭になってきたのと、設備が老朽化してきたため、7月1日より15日まで拡張工事に入らせていただきました。休診中は皆様方には、ご不便をおかけして、大変申し訳ありませんでした。これからも地域に根付いた眼科医療を進めていこうと思います。まだまだ未熟な私どもですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。 院長


新しい診療体制

 診療時間は、今まで通り、午前中が、10時30分から13時30分までで、午後は15時から18時30分までです。土日祝日は、引き続き診療させていただきます。毎月曜日は定休日です。院長診療日は、一般患者さんの予約が可能となっております。ただ外来手術などの処置の必要な患者さんや特殊検査が必要な患者さんはじっくり診察を受けていただけるように毎週水曜日午後はすべて予約制とさせていただきます。 院長診察日や、休診日のご案内は、眼科ホームページに載せますので、時々目を通していただければと思います。内容について分からない事があれば、直接眼科にお電話をいただければと思います。      


新しい診療内容

 今回拡張によってより充実した検査、及び診療を行うことができるようになりました。裏面に、いくつかの新しい検査機器についてご紹介させていただきますが、今後も新しい診療内容が導入された時は、リバーシティ眼科便りや、眼科ホームページに載せていく予定です。また他にもご要望があれば、今後の運営の参考にさせていただきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。


デジタル眼底カメラ

 緑内障の視神経病変や、網膜血管の出血、網膜剥離などを記録して、患者様の説明に使います。また定期的に撮影することで、病巣の変化を比較でき、治療の参考にすることができます。  


視野検査装置

 視野に異常がないかを調べることができます。視神経の病気、緑内障、場合によっては、脳の病変までとらえることができます。また眼底カメラ同様、定期的な測定で変化を比較することが可能です。 


レーザー治療

 網膜剥離の初期病変や、眼底出血、糖尿病性網膜症の疾患でレーザーで進行を抑える治療ができます。通院しながら外来でできる処置で、予約制で行います。治療回数は、1回のみの場合と何回かに分けて行う場合とがあります。


外来手術

 ものもらいや霰粒腫の切開、または流涙症治療時の処置などに使います。処置用の顕微鏡を使って目の周りを含めたデリケートな治療を行うことが可能です。外来手術も予約でさせていただきます。


角膜内皮細胞検査

 角膜の健康状態は、角膜の内側の細胞数を調べることで把握できますが、それを調べる機器です。コンタクトレンズの装用方法に無理がある方や、過去にひどい角膜の病気をされたことのある方は、この検査をおすすめします。


成人・小児の視覚機能検査

 視力が出ているだけでは、視覚機能は十分とは言えません。両眼視機能や眼球運動、調節力などもろもろの要素がトータルにバランスがとれて、より良い見え方が可能なのです。それを調べていきます。


目の病気の詳しい話は”よくある質問”にどうぞ


リバーシティ眼科便り 3月号
中村眼科

花粉症の治療

 今年はトータルの花粉量は少ないとのことですが、暖冬の影響や天気の良い日が多いせいか日によっては一時的に大量の花粉の飛散があるようです。さて、花粉症の治療には抗アレルギー薬を使いますが、最近は点眼薬の種類が増えたため、患者さんの症状に応じて選択することができるようになりました。また点鼻薬・内服薬も同様で、最近はいくつかのアレルギー症状のうち、特に鼻閉症状の軽減効果をうたった内服薬もいくつか出ており、花粉症対策にいろんな薬の組み合わせを考えて処方ができるようにもなりました。また昔の内服薬は、昼間の活動時の眠気が問題となっていましたが、最近の薬は眠気の副作用を弱めて効果はそのままというものが増えたおかげで、患者さんのQOL(生活の質)を保ったままで治療を続けることができます。もうすぐ桜も開花して、暖かい春がやって来ますが、花粉症にわずらわされずにすごせたらいいですね。


斜位とは?

 通常両眼を使ってものを見ている時、片方の目を遮蔽してもその目が動くことはありません。ところが、中には片方の目が遮蔽され固視ができなくなると、そのさえぎられた目の視線が目標から外れてしまう場合があります。この状態を斜位といいます。斜位は、通常時は、眼筋を使って動きを調整して、両眼視機能も正常に保たれていますが、固視ができなくなると目がまっすぐ保てなくなる状態のことです。ただ両眼視機能が保たれているという点では、斜視とは違います。斜位は遮蔽された時の目の寄っていく方向によって、外斜位・内斜位・上斜位・下斜位と呼びますが、近視の方はその両眼視・輻輳・開散・調節などとの関係性から外斜位が多く、遠視の方は、同様の理由で内斜位が多いです。斜位の目は意識すれば目をまっすぐに向けることができるので、両眼視を初めとする視機能が損なわれることはありませんが、長時間の目の酷使などによって、眼筋が疲れて、目をまっすぐ保つことができなくなったとき、目が寄ってしまい、ピンぼけや、複視を自覚することがあります。よって眼精疲労対策が大切になります。まためがね処方の場合は、多少斜位による目の負担を楽にすると言う意味で、近視の外斜位ではレンズのベースイン・プリズム効果を狙い、PD(メガネの瞳孔間距離)を大きめに調整するし、近視の内斜位ではレンズのベースアウト・プリズム効果を狙い、PDを小さめに調整します(遠視の斜位ではこの逆になります)。あとは、外斜位では一般的に輻輳(目を寄せること)が弱いのでビジョントレーニングによる輻輳訓練を行います。内斜位では逆に開散(目を広げること)が弱いので開散訓練を行っても良いのですが、輻輳訓練よりも難しく効果も得にくいので、不自由が強ければプリズム処方を行ないます。潜在斜視とも言われているように、日常ではわかりにくく、眼精疲労で来院された方で検査で見つかることが多いので、目が疲れた時、ピントがぼけやすい、二重に見える、目の奥が痛いなど、斜位を疑う症状のある人は、精密検査をお勧めします。


乱視の話

 「乱視の矯正はソフトコンタクトでは難しく、ハードコンタクトの方がすぐれている」と聞かれたことがあるかも知れません。この乱視ってどんな目の状態なのでしょうか?乱視は、光を屈折させる働きをしている角膜の形によって起こるものです。乱視の角膜は、半球状ではなく、どちらかというと、ラグビーボールを割ってかぶせたようなかたちに近く、縦方向のカーブと横方向のカーブに差があるため、入ってくる光がその方向によって、網膜の一点で焦点を結べない状態なのです。乱視は程度差はあれほとんどの人で認められ、乱視が全くない人の方が少ないです(乱視がない角膜はラウンド・コルネアといい下図の左の角膜の状態です)。乱視がある場合は、縦と横の光が一点で焦点を結べるように円柱レンズというレンズで矯正します。ハードコンタクトレンズは乱視の角膜上に乗った時に、カーブの差がレンズ下にたまった涙液で埋まってなくなるために(これを涙液レンズという)、乱視の矯正効果を得られるのです。


まぶたがピクピクする時

 気がつくとまぶたがピクピクしてなかなかおさまらない時は、ありませんか?これは「眼(がん)瞼(けん)痙(けい)攣(れん)」という症状で、眼(がん)輪(りん)筋(きん)というまぶたの筋肉の不随意な痙攣なのです。ほとんどの場合、原因は眼精疲労、又は身体の疲れからくるものなので、良く休息をとって疲れが取れれば、自然と治ってきますが、時としてなかなか症状が軽快しない場合もあります。その時に病的な眼瞼痙攣の可能性についても考えていく必要があります。病的な眼瞼痙攣としては、脳血管障害によるものの可能性が頻度的には高めです。ただ、病的なものは放っておくとどんどん痙攣部位が拡がってきますし、開瞼障害や眼球運動障害など、他の症状も起こってくるので、そのような経過をたどる痙攣であれば、念のために脳外科での脳画像診断をはじめとする精密検査をお勧めします。


錯視の話

 錯視とは視覚において起こる錯覚のことです。物を見るとき脳の中では、さまざまな情報処理が行われ、現実の物と矛盾がないように脳の中で再構成され、物を認識します。しかしある条件下では、実際の物と異なって見えてしまうことがあります。これが錯視です。例えば図1は両端の矢印の方向が違う2本の線分で上は短く下は長く見えます。しかし上下とも同じ長さです。また図2では格子柄のAとBの明るさは違って見えますがどちらも同じ明るさです。これは脳の極めて正常な情報処理によって起こった錯視です。この錯視の研究が、「脳の中でヒトは視覚情報をどのように処理しているのかを解明するのに役に立つ」と言われており、これまでにもさまざまな錯視の事例が報告されています。


目の病気の詳しい話は”よくある質問”にどうぞ


リバーシティ眼科便り 2月号
中村眼科

花粉飛散の季節になりました

 先月辺りから少しずつスギ花粉が飛び始めています。今年は例年と比べてトータルの飛散量は少ないみたいですが、1月から暖かい日が続いている影響で、花粉の発育も早く、天気が良く乾燥した風の日は一時的に大量の花粉が飛んでいるようです。そのため花粉アレルギーのある方は、花粉大量飛散日の外出を控えたり、外出時のマスク着用や、帰宅時にコートについた花粉をはたいたり、うがい・洗眼をして、花粉との接触をなるべくさけるようにします。また例年花粉の量に関係なくアレルギー症状の強い方は、早めの予防的点眼や内服を開始して、症状の発現を弱くする対策をおすすめします。最近は点眼・内服とも種類が増えてきましたので、いままで効かなかったり、合わなかったりして不自由されていた方にも使い勝手の良い薬が見つかることも多くなりました。気になる方はいつでもご相談下さい。


春季カタルとは?

 「春季カタル」っていう病気を聞かれたことはありますか?これは、アレルギー性結膜炎の症状が強くなったもので、10〜20歳代のアトピー体質の強い方に起こる病気です。名前の通り、花粉の飛散する春先に症状が強くなることが多く、痒みが非常に激しく、粘性の白いメヤニと、まぶたの裏の結膜が腫れて、石垣のようなでこぼこの隆起がみられるのが特徴的です。このでこぼこがさらに大きくなると、まばたきする度に角膜をこすってしまい、角膜にキズがつき、視力低下を起こすこともあります。治療は通常の抗アレルギー剤のみでは 効かないことが多いので、ステロイドの点眼や抗アレルギー剤の内服などを併用して治療します。治療で一時的に改善しても、体質的な要因が強いので、再発することも多く、そのたびに治療を繰り返し、患者さんにも通院のわずらわしさが伴います。ただ、症状は年齢と共に落ち着いていくことが多いです。しつこいアレルギー症状やメヤニ・異物感などが気になる方は春季カタルの可能性もありますので早めの受診をお勧めします。


不同視(ふどうし)の話

 左右の視力に差がある状態を「不同視」といいますが、眼科においては屈折の強さで2.0D(ジオプトリー)以上の左右差がある場合を不同視と定義します。たとえば両眼とも近視のある方で、片方が−1.0Dの近視で、もう片方が中程度の−3.0D以上の近視の場合は不同視です。 小児で強い不同視がある場合にまず問題とされるのは「弱視」です。小さい時にヒトは自然とよく見えているほうの目ばかりを使ってしまうため、視力が低下している方の目の発達に影響が出てしまうことがあり、これを防ぐために眼鏡による早期からの視力矯正を行います。 成人の不同視で問題となるのは、眼鏡矯正の時、左右のレンズの度数に差があるため、「レンズ効果」により、網膜での像の大きさに差が出てしまうことと、手元を見るとき、下方視で「プリズム効果」が起こり、左右像の上下偏位が起こり、眼鏡では装用困難になる場合があることです。この場合は ・ 片方の目を基準にして、左右の度数差を少なくする眼鏡処方をする。 ・ これらの影響を少なくできるコンタクト処方をお勧めする。といったことで対処します。 小児の場合は、左右差のある眼鏡でも適応力があるのですが、成人は視覚の柔軟性が弱いので、そうはいかないのです。


マイボーム腺梗塞とは?

 ドライアイやものもらい・眼瞼炎の患者さんの検査をすると、まつげの生え際近くにプチプチした白っぽい脂肪のかたまりを見かけることがあります。この脂肪は、マイボーム腺という脂肪の分泌組織から産生されるもので、正常な場合は、その脂肪が涙の表面に油膜を作り、涙の蒸発を防ぐ働きをしています。ところが、疲れや風邪などで身体の代謝の働きが弱ると、マイボーム腺の機能も低下して、脂肪が固まりやすくなり、マイボーム腺梗塞と呼ばれる状態になることがあります。この様に脂肪が変性してかたまり、ながれが悪くなっていることで正常な脂肪が不足して、ドライアイになったり、脂肪のかたまりを原因として炎症が起こり、ものもらいや眼瞼炎を引き起こしてしまうのです。軽度の場合は、 ドライアイに対して → 人口涙液の点眼 ものもらい・眼瞼炎に対して → 消炎剤・抗菌剤の点眼 で様子を見ます。 ただ、ドライアイのひどい方や、ものもらい・眼瞼炎ができやすい方は、定期的にマイボーム腺にたまって固くなった脂肪をとる必要があります。


ビジョントレーニング (眼球運動)

 ビジョントレーニングは、「調節力」「眼球運動」「両眼視機能」の3つのトレーニングが柱になります。そして、12月号では「調節力」のトレーニングについて説明しました。今回は「眼球運動」のトレーニングについてです。ここでは視線を滑らかに動かす「滑動性眼球運動」と、視線を飛ばしてすばやく目標を追視する「衝動性眼球運動」の2種類があるのでそれらを紹介します。まず滑動性眼球運動のトレーニングは40cm離れたところでトレーナーに片手にペンを持ってもらい、それを定速で半径40cmの円状(右回り・左回り)、縦ジグザク状、横ジグザク状に動かしてもらい、目で追っていくというもので、各1分ずつ行います。次に衝動性眼球運動のトレーニングは、同じく40cm離れたところでトレーナーに両手にペンを持ってもらい、両手幅を横に40cmくらい離した状態で、左右のペン先を1秒ごとに視線を移していくトレーニングです。縦、右斜め、左斜め方向も含めた4方向を各1分ずつ行います。これらのトレーニングは、動体視力を鍛えることもできるので、ボクシング・野球をはじめ、いろんなスポーツ選手のビジョントレーニングに取り入れられています。気軽にできるトレーニングなので、ぜひ試されてみてはいかがですか?


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