やっと4月下旬から気温が上がり、山の様に残っていた雪も解け、春らしい
陽気になってきました。
そろそろ、我が家のミニ畑に野菜を植える準備をしようと思います。今年は
どんな野菜を植えようか、収穫を思い浮かべながら考えています。
冬の間なかなか外にでられなかった方も、これからは体を動かすのに気持ちのいい季節ですね。無理をせずいろいろな運動を楽しんで下さい。
平成24年度の診療報酬改定について
4月1日に、平成24年度の診療報酬改定が行われました。診療報酬の改定とは、医療の行為や薬剤につけてある点数を2年に1度、変更したり、追加や廃止をすることです。
今年の改定では、医療費全体で0.004%の増加ですので、ほとんど変わらないかと思います。
しかし、個々の項目では、上がったもの、下がったものがありますので、皆さんの医療費も、3月までと比べて、若干変わっているかもしれません。
処方箋様式の変更:一般名による処方
今回の診療報酬改定に伴い、一部の方の処方箋の様式が変更になっています。
これは、患者さんが「ジェネリック(後発)医薬品」を処方してもらいやすくするためというねらいがあります。
例えば、「ロキソニン」という鎮痛解熱薬があります。今までは、「ロキソニン」(これは先発薬です)か「ロキソニンのジェネリック薬の商品名」を処方箋に書きました。(「ロキソニン」と書いてあった場合でも、特別な場合を除き患者さんはジェネリック薬を選ぶことが可能でした。)
今回の変更では、この薬の一般名である「ロキソプロフェンナトリウム」という名前が処方箋に書かれていますと、調剤薬局で、先発薬、ジェネリック薬のどちらかを選ぶことができます。
すべての薬が対象にはなりませんが、当院ではなるべく一般名処方をするようにしています。
C型慢性肝炎の新しい治療薬について
C型慢性肝炎の治療は、1週間に1回注射するインターフェロン(ペグインターフェロン)と飲み薬(リバビリン)の併用が標準的に行われています。
治療期間は48週〜72週で、治療効果は約50%です。この治療が行われるまでは効果はせいぜい20%でしたのでこの治療でもかなり効くようになったのです。
昨年の末から、新しい飲み薬(テラビック)が発売となり、この薬とペグイントロン、リバビリンの3者併用療法が行われようになりました。
治療期間は全体で24週間、そのうちテラビックの投与期間は12週間です。以前の治療より、期間は短くなりましたが、治療効果は70〜80%と非常に良くなっています。
問題は副作用が多いことで、従来の治療法でもみられた貧血、発熱、白血球減少に加えて、皮膚の症状が高率にみられます。かゆみや発赤という軽いものから全身の皮膚や粘膜に病変がおよぶ重症になる場合もあります。治療開始2週間は原則入院して治療を行います。
そのため、当面はこの薬を使った治療ができる施設は、肝臓病専門医がいて、皮膚科専門医と連携がとれる病院に限られ、旭川市内では、医大病院、赤十字病院、厚生病院、旭川医療センターです。今のところ、旭川医大と赤十字病院で数名の方がこの治療を受けているという状況です。当院に受診された患者さんで、この治療ができそうだったり、できるかどうかの相談についても、この4つの病院のうちご希望の病院をご紹介します。(なお、従来の治療は当院でも行っています。)
腎臓病に関する市民公開講座のお知らせ
第57回(社)日本透析医学会学術集会・総会 市民公開講座
テーマ:腎臓病は怖くない!
日時:平成24年5月19日(土)13:15〜15:15(受付開始13:00〜)
会場:旭川トーヨーホテル2階「丹頂」
参加費:無料/定員:先着400名
司会:石田真理(北彩都病院)、後藤順一(札幌北楡病院)
プログラム
・ 腎臓病とその予防
平山智也(北彩都病院 腎臓内科)
・ 慢性腎臓病の透析治療方法
浦 信行(手稲渓仁会病院 総合内科)
・ 日本の移植事情について
古川博之(旭川医科大学外科学講座消化器病態外科学)
北彩都病院には腎臓病の患者さんをときどきご紹介しています。今回は、腎臓病に関する市民公開講座の案内が来ましたので、お知らせします。興味のある方はご参加下さい。