大木更一郎医師のご紹介

平成16年より大木皮膚科の診療を担当。日本医科大学講師。

ナローバンドUVB

乾癬、白斑、アトピー、円形脱毛症などに有効な新しい紫外線療法。平成24〜エキシマライトも導入

皮膚科疾患のご説明 1

湿疹、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、乾癬、掌蹠膿疱症などに関して

皮膚科疾患のご説明 2

水虫、ニキビ、いぼ・水いぼ、ヘルペス、帯状疱疹、やけど 、魚の目 、皮膚良性腫瘍に関して

皮膚科疾患のご説明 3

巻き爪治療、プロペシア、白斑、肝斑、円形脱毛症、皮膚悪性腫瘍、漢方治療などに関して

ステロイド外用剤について

ステロイド外用剤に関する良くある質問と注意すべき副作用について

良くある質問

・アトピー性皮膚炎の原因,治療
・水虫治療のポイント
・いぼ治療の実際
・粉瘤などの局所麻酔手術 

皮膚科疾患のご説明 2

水虫・タムシ

足白癬
いわゆる水虫で、正式には足白癬といいます。人の角質についた水虫菌(白癬菌)が増殖し、足の裏の皮が薄くむけてきたり、小さな水疱(汗疱状白癬)を形成します。趾間などでは、水疱を形成し強いかゆみを伴うこともあります。また、角質肥厚型といって踵に皮膚が厚くなるタイプのものもあります。
治療は抗真菌剤の外用ですが、まず顕微鏡で水虫菌のあることを確認してから治療を行います。爪に水虫が感染した場合を爪水虫(白癬)といいます。爪水虫は外用剤のみではなかなか治らないため、内服治療が効果的です。股部にできた水虫(股部白癬)は俗にいんきんたむしとも言います。じくじくした水虫では、しばしば細菌感染を起こしたり、また外用剤によりかぶれが生じやすいので注意が必要です。水虫を完治させるには、患部が治ったように見えても水虫菌がいなくなるまで外用を3〜6ヶ月しっかり継続する事が大切です。予防には、足を石鹸で優しく洗い清潔を保つこと、通気性の良い靴を2,3足交替に履くこと、スリッパやバスマットの共用はしないことなどが有効です。

※写真は、顕微鏡でみた糸状菌(水虫菌)をご説明しているところです。
※爪水虫の内服治療時には血液検査が必要となります。
※難治性の爪水虫に対しては、病爪除去や爪甲開窓治療も行います。

※手指の爪に生じる爪カンジダ症という病気もあります。
※皮膚の常在菌であるマラセチアというカビにより、癜風、マラセチア毛包炎、脂漏性皮膚炎などを生じることがあります。
※染色剤入り水酸化カリウム溶液使用により水虫菌検出が容易になりました。
※カンジダ症や頭部・体部白癬に対しては真菌培養検査も行っております。

水虫について、診断・治療の注意について追加いたしましたので、ご参考にされてください。
※新しいホームページ水虫・爪水虫もご参考にされてください。
(大田区/皮膚科/大森の大木皮膚科)

ニキビ

尋常性ざ瘡(にきび)
皮脂腺の分泌が盛んになる、皮膚の角化が亢進し毛穴が閉塞する等の理由により、毛穴に皮脂がたまった状態です。主に思春期にできますが、最近では大人になってから出来る大人のニキビも多いとされます。細菌感染を起こすと膿疱を形成し痛みを伴うこともあります。さらに、これを放置しておくと、瘢痕形成や色素沈着などの跡を残すことがあります。痛みや化膿の強いときは、抗菌剤の外用および内服、ビタミン剤などで治療します。
生活上の注意としては油分の強い化粧品は避ける、チョコレートやピーナツなど脂分の多い食品を控える、良く睡眠をとりストレスを貯めないよう工夫することなどが大切です。洗顔を丁寧におこない毛穴から余分な皮脂を排出させるように促しましょう。

【治療上の注意点】
※スクラブ剤やイオウ剤などの刺激のある洗顔料を控え、1日2回石鹸は良く泡立てやさしく肌を洗うようにしましょう。バランスのよい食事や充分に睡眠を取ることも大切です。
※ニキビは触ることで悪化します。油性の強いお化粧は避け、お化粧品は刺激性の少ないノンコメドジェニックなものを軽めにしましょう。
※ニキビ市販薬の中にはいっている軟化剤や殺菌剤、抗炎症剤が合わない方もあるようです。受診の際は使っている外用剤、洗顔料などもメモして行きましょう。
※ニキビの診察を受ける際はファンデーションを落とし、きちんと肌を見てもらいましょう。

※にきびの出来はじめ(微小面靤)に対し、ディフェリンゲルが処方可能となりました。  毛穴の出口にある角栓形成をおさえることでニキビのもとである微小面靤を改善します。効果が充分に現れるまで12週間ほどかかります。欠点としては妊娠している方に使えないこと、使用開始後2週間程度肌が乾燥したり赤くなったりすることがあります。使っている内に徐々に症状は治まりますが、乾燥肌の方は保湿剤を併用することもあります。
※大人のニキビ(特に女性)で難治のものに対しては漢方治療も行っております。
※ビタミンCローション当院より処方可能ですのでご相談下さい。
※肌の状態に合わせてピーリング作用のある石鹸を使うのも良いでしょう。
※なかなか治らないニキビでは、ニキビダニやステロイド座瘡、耐性菌によるものなど鑑別する必要があります。
※ニキビ跡が気になる方には、関連美容施設にご紹介が可能(レーザー治療、ピーリング;保険適応外)です。
サンソリット”スキンピールバー”入りました。使いやすい石鹸タイプのピーリング剤です。
※新しいホームページにきび・肌荒れもご参考にされてください。
(大田区/皮膚科/大森の大木皮膚科)

細菌・ウイルス感染

イボ(疣贅)
主に、足の裏、手指にできる疣贅ウイルスによる感染症です。ときに魚の目、胼と間違われ、自分でさわってしまうと周囲に拡大してしまいます。抵抗力の弱い子供に出来ることが多いですが、大人に出来ることもあります。足底部などで体重がかかる場所に出来たものは、イボが深く食い込んでしまい難治性となることも多いです。治療は、堅くなったイボの表面を削り液体窒素で凍結療法を行うことが一般的です。通常、治療は1〜2週間隔の通院で5〜6回程度要しますが、足底部などでは半年〜1年近く治療にかかることもあります。

【いぼが治りにくい方へ】
※当院では難治性のものに対して、高周波電気メスによる焼却治療やブレオ局注治療なども行いますので、ご相談ください。
※局所の免疫力を高めるため漢方薬(ヨクイニン)を内服する場合もあります。
※お子さんなどでは、ご相談の上痛くない治療法を併用する場合があります。
※いぼの治療は長くかかってしまう場合もあります。3週間以上間隔をあけると統計上治療効果が落ちると言われています。もし、通って来れない場合はいじらずにそっとしておいて下さい。
※治ると信じる気持ちで治療していただくことで、局所免疫が賦活されるようです。免疫がついてくると難治のものでも周囲に発赤、腫張がおこりいぼが取れることもあります。
いぼって何?、治療の実際について追加いたしましたので、ご参考にされてください。
※新しいホームページいぼ・シミもご参考にされてください。

水イボ
水イボウイルスによる感染症で、皮膚表面に直径1〜2mm程度の白いつやつやとした丘疹を形成します。水イボを掻き崩してしまうと、周囲にウイルスを広げてしまい次々に新しい水イボを生じます。特に湿疹を合併しているお子さんでは、湿疹部分にどんどん水イボが増えてしまうことがあります。一般にプールでビート板などを通して感染することが多いといわれています。治療は、専用の摂子にて腫瘤を摘除していくことが確実ですが痛みを伴うことと、水イボには自然治癒が起こることなどから経過をみるとの意見もあります。しかし、摘除をしないで、自然治癒を待つ場合には周囲への感染や治癒するまで数が増えてしまうなどの問題もあります。

【水いぼ治療上の注意点】
※治療は現在のところ、専用のピンセットで1つずつ摘除すつことが一番確実です。
※痛みが少ない治療をご希望の方には、局所麻酔テープを使った治療も行いますのでご相談ください。テープを貼って30分程度してから治療を行います(麻酔アレルギー確認のため初回は院内でお待ち下さい)。摘除した部分は通常3,4日以内に皮膚が張りあまり目立たなくなることがほとんどです。
※水イボが多発しているお子さんではご本人への負担を減らすため、一度に全て取らずに数回に分けて摘除させていただく場合がありますのでご容赦ください。一度無理をすると次からお子さんの協力が得られない場合が多くなります。やはり、水いぼが少ないうちに、大きなものから少しずつ取っておくのが一番お子さんへの負担が少ないと思います。

※水イボのまわりには、モルスクム反応といって湿疹を伴うことが多いので、湿疹の治療も同時に行っていくことが大切です。水いぼもなるべく掻き壊さないようにしましょう。
※また、水いぼが多発しているお子さんや摘除をご希望されない方では、消毒剤を水イボに塗って増殖を押さえる方法や水イボを柔らかくするシールを貼る方法、さらに漢方薬を併用することもあります。
※通常、1週間に1〜2回通院していただき順番に治療を行っていきます。水いぼウイルスには潜伏期があるので、全て摘除してから1〜2週間再発がなければ終了となります。
※水いぼは主に直接接触で感染するため、水いぼの治療中はプールや保育園などの集団生活でお子さん同士が触れ合うのはさけたほうが良いでしょう。
※新しいホームページ小児皮膚科 6,水いぼ(伝染性軟属腫)もご参考にされてください。

とびひ
幼児に多く、おもに夏などで高温多湿な時期に湿疹を掻き崩してしまい、細菌感染を伴った膿を持った皮疹(膿痂疹)を生じ、これを触った手で別の部分を触ることで飛び火(とびひ)のように次々とじくじくとした膿痂疹が広がる状態をいいます。治療は、抗生剤軟膏の外用と、化のう止め、かゆみ止めなどの内服治療を行います。皮疹がしっかり治るまで治療しないと、また症状が再燃することがあります。原因菌は、黄色ぶどう球菌や連鎖球菌ですが、難治性の場合は細菌培養検査をいたします。
※連鎖球菌による場合は あまりじくじくせず、かさぶたの付いた痂皮性膿痂疹(とびひ)という状態になります。大人に出来る場合もめずらしくありません。

単純性ヘルペス
口唇、鼻孔、臀部、性器などにむずむずした感じの違和感を伴って小水疱ができる単純性ヘルペスウイルスの感染症です。疲れ、感冒などに伴って出来ることが多い。治療は、抗ヘルペスウイルス剤の外用または抗ヘルペスウイルス剤の内服治療を行いますが、一度、感染するとヘルペスウイルスが神経節にひそむため、なんらかのきっかけがあると再発します。発症初期は、皮疹がはっきりせず診断がつきにくい場合もあります。また、顔面のアトピー性皮膚炎に合併すると重症なカポジ水痘様発疹症という状態になってしまうこともあります。
性器ヘルペスでは、パートナーへの感染の危険があるため再発抑制療法として抗ヘルペスウイルス剤を少量長期に内服する治療が保険適応となりました。

※ヘルペスの抗体価、ヘルペス抗原の検査も行っておりますのでご相談ください。
※水疱内の一部を採取、染色しヘルペスウイルスの反応を確認させていただく場合があります。
※最近、指先のヘルペスひょう疽の方が来られました。指をなめるお子さんや指先をお仕事で使う方に出来やすいのですが、早めに診断、治療を行わないと傷跡や痛みを残すことがあるので注意が必要です。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)
カラダの片側(頭、顔頸、上下肢、躯幹など)のひとつの神経支配領域に沿ってかゆみとピリピリとした痛みを伴った紅斑・水疱が帯状に生じる病気です。原因は水痘帯状疱疹ヘルペスウイルスで、一度水痘にかかったあとに、神経節にヘルペスウイルスが残り疲れや体調が悪いときに発生すると考えられています。無理をしていると、水疱が悪化し傷跡を残したり、神経痛が残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。また、顔面に生じた場合、眼症状や顔面神経麻痺などの合併症を起こすことがあり注意が必要です。治療は、抗ヘルペスウイルス剤の内服ですが症状が強いときは入院して点滴治療を要することもあります。また、発症後特に7〜10日間程度は皮疹が悪化しやすい時期なので無理をせず安静にすることが大切です。帯状疱疹がなおったあとの神経痛に対しては適度なシャワー浴等であたためると良いといわれています。

※始めは、肩こりや腰痛の様な症状や軽い皮疹のみで帯状疱疹と分からない場合もあるので注意が必要です。疑わしい場合は何度かご通院いただき判断させていただくことがあります。
※症状が出てから早めに治療を始めた方が、傷跡・神経痛が軽く済むことが多いようです。カラダの片側にむずがゆいチクチクする皮疹(小水疱)が出た場合には早めに皮膚科を受診されてください。
※水疱内の一部を採取、染色しヘルペスウイルスの反応を確認させていただく場合があります。
※ウイルスの内服薬はヘルペスウイルスの増殖を抑える働きはありますが、すでに増えてしまったヘルペスウイルスに対しては患者さんが安静をとることで免疫がつき治っていきます。皮疹の悪化や帯状疱疹後神経痛を予防するには早めの診断と皮疹が改善するまで充分な安静をとりカラダをいたわることが大切です。
※新しいホームページその他の皮膚疾患もご参考にされてください。
(大田区/皮膚科/大森の大木皮膚科)

物理・化学的皮膚障害、血行障害

タコ・魚の目
足底部の力がかかる部位の角質が肥厚した状態です。角質の肥厚が一部分に限局すると、魚の目となって皮膚に食い込み痛みを生じます。治療は、厚くなった角質を取り除くことですが、靴をかえる・適切な靴敷きを使うなどの除圧対策をしないと再発してしまうこともあります。

※当院ではご希望の方に、魚の目の芯まで切除する治療を行っております。痛みはほとんどありません。魚の目が痛くてお困りの方はご相談ください。
※再発予防には靴選びが大切です。かかとと足の甲がフィットしていて足底のアーチをしっかり支えられるものが良いとされます。足先は足の指をある程度自由に動かせる余裕のあるものを選びましょう。あまり大きな靴やひもをゆるめて履くのもタコなどの原因となります。ハイヒールなどの足先の狭いものは、普段履きには向きません。詳しくは大きな靴屋さんやデパートの靴売り場などで専門知識を持った方に相談すると良いでしょう。

やけど(熱傷)
熱湯、火炎、高温の物体への接触などにより、皮膚が熱変性を受けた状態です。深さの程度のより、1度熱傷、2度熱傷、3度熱傷に分類します。1度熱傷は、皮膚が発赤するのみでほとんど1週間以内に跡を残さず治癒します。2度熱傷は、水疱形成が見られるのが特徴ですが、さらに2週間程度で上皮化する浅達性2度熱傷(SDB)と3〜4週間かかる深達性2度熱傷(DDB)に分けられます。3度熱傷は、皮膚が全層性に焼けた状態であり皮膚は黄色から黒色に壊死し、皮膚潰瘍を形成します。DDB熱傷に感染を伴うと容易に3度熱傷に移行することもあるので注意が必要です。顔面〜頸部、手などの関節部に生じたDDB以上の熱傷は、後に瘢痕拘縮を来すことがあり手術適応となることが多いです。また、湯たんぽなどでは比較的温度が低くても長時間接することで、深達性の熱傷となることがあるので注意が必要です(低温やけど)。

※やけどの応急処置は、まず患部を充分冷やすことが大切です。手足などでは流水で充分に冷やし炎症を押さえましょう。水疱は破らずに清潔なタオルやガーゼで患部を保護し、氷嚢やアイスノンで冷やしながら早めに医療機関を受診されてください。

※2度熱傷以上のやけどは深さの診断が受傷早期では難しい場合もあります。
※特に深めのやけどでは、適切な時期に壊死組織を除去するなどの処置も必要となります。
 やや深めのものでは、そのまま保存的みた方が良いか、手術をした方が良いかを治療期間、傷跡になるリスクなどを総合的に判断していきます。
※治療時期や傷の状態に応じて外用剤、処置法を変更していく場合があります。
※手術を要するものは大学へのご紹介も可能です。熱傷後の傷跡、ひきつれなどの診察も行っていますのでご相談下さい。

しもやけ
主に冬などで、低温に環境にさらされた時におこる手足末端部の循環傷害です。暖かい部屋に入ると、手足の先は紅潮し、むずむずと痛がゆい感じを生じます。治療は、なるべく寒冷を避けることと暖かいお湯の中で患部をマッサージし血行を促進することが効果的です。毎年、しもやけになりやすい人は、外出時に手袋などを早めにすると良いでしょう。

褥瘡(床ずれ)
何らかの病気などで寝たきりとなり、皮膚が床に押しつけられ血行障害をおこすことで生じる皮膚潰瘍です。程度により、発赤のみや軽いびらんで収まる場合もあります。治療は、原疾患の状態を改善することと適切な除圧対策、局所に関しては適切な洗浄、外用剤処置が必要となります。壊死の範囲が大きい場合には適切な外科的処置(デブリードマン)が必要です。放置しておくと大きな膿瘍を形成したり、熱がでることもあり注意が必要です。
※当院では、土曜診察終了後に往診も行っております。

うっ滞性皮膚炎
下肢の静脈瘤などで下腿皮膚の慢性的なうっ滞状態が続くと、皮膚の微小循環障害を起こし、皮膚が堅くなり黒く色素沈着を起こします。状態が進行するとわずかな外力でも潰瘍を生じることがあり難治性となります。治療は、静脈瘤の治療(ストリッピング等)を行うことや弾性ストッキングの着用と、潰瘍が悪化した場合には安静を保つことです。

足壊疽・難治性潰瘍
糖尿病、閉塞性動脈硬化症などにより下肢〜足部の血行障害を起こし、足趾および足底部の潰瘍・壊死を生じる状態です。はじめは、趾先の色調が紫色になったり、魚の目のできた部分が潰瘍となり難治性となることで気づかれることが多い。局所の処置を丁寧に行っていくことと、同時に血行障害の有無などを評価して行く必要があります。最近では、血管再生医療など一部の大学病院で行われています。
※足趾にできた傷は難治性の潰瘍となりやすいため注意が必要です。お困りの方はご相談ください。
※新しいホームページその他の皮膚疾患もご参考にされてください。
(大田区/皮膚科/大森の大木皮膚科)

皮膚良性腫瘍

【気になる出来物がある方は、是非ご相談ください】
ほくろ除去など局所麻酔下の手術(予約制)・病理検査も行っております。手術は保険適応となります。大きな腫瘍では、近隣医療機関にCTスキャンを依頼することがあります。

局所麻酔手術は、どのようにして申し込むのですか?について追加いたしましたので、ご参考にされてください。

ほくろ(色素性母斑)
表皮基底層〜真皮にかけてのメラノサイトの増殖です。口唇、陰部、手足および指、爪下に出来た場合は日本人では将来悪性化の危険があり切除することが多い。また、体幹に出来た場合でも直径7mmを越えるものは悪性化のリスクがあるため最近は摘出が勧められています。

粉瘤(ふんりゅう)
皮内にできた上皮成分から成る嚢腫(カプセル)の中に、皮脂、あかなどが貯まり生じる良性腫瘍。治療は、通常局所麻酔による嚢腫の摘出です。感染を併発すると炎症性粉瘤となり、場合により切開、排膿を要します。切開をしても嚢腫が完全に取れないため、炎症が落ち着いた後に手術を要することもあります。

※感染性粉瘤に対し局所麻酔下の切開処置行っています。内服治療のみで痛みや炎症の取れない方はご相談下さい。切開処置後は通常2週間前後の通院治療が必要となります。

血管腫
乳児期から生じる苺状血管腫、自然消退傾向のない単純性血管腫、海綿状血管腫などがあります。表面に見える多くの血管腫はレーザー治療(色素レーザー)の適応となります。当院より、関連大学病院等にご紹介可能ですのでまずはご相談ください。

軟線維腫
主に頸部に生じる小さな皮膚の突出。色調は正常皮膚色〜やや褐色で、有茎性となることもある。治療は、良く切れる剪刀での切除、または液体窒素療法などです。

※液体窒素治療にてほとんどの方はきれいに取ることが可能ですので、ご相談下さい。

脂漏性角化症
おもに顔面に生じる表面がざらざらとしたボタン状に突出した腫瘤。色調は正常皮膚色〜褐色・黒色で皮膚の老化現象の一種です。悪性が疑われる場合は生検することもあります。治療は、小さい場合は液体窒素療法などを行います。

稗瘤腫(ひりゅうしゅ、はいりゅうしゅ)
眼瞼部の皮膚にできることの多い白く粟粒状の丘疹(過誤腫)。やけどや外傷後に生じることもある。治療は、注射針のさきなどで小さく切開し、内容物を圧出します。

眼瞼黄色腫
上眼瞼の内側に生じることが多いコレステロール沈着症。高コレステロール血漿が関係する場合もあります。治療は、摘出もしくは冷凍凝固を行いますが、ふたたび脂肪の沈着がおこると再発することもあります。

皮膚線維腫
虫さされ後などを掻爬したなどに生じる褐色の皮膚のしこり。反応性の線維成分の増殖症と考えられている。治療は切除を行いますが、悪性との鑑別も必要となる場合もあります。

汗管腫(かんかんしゅ)
女性の下眼瞼部に生じることがおおい正常皮膚色〜やや褐色の腫瘤。真皮内汗管の増殖で、自然消退は少ない。治療は、電気凝固などで摘出します。

血管拡張性肉芽腫
直径1cm程度の易出血性の紅色の腫瘤。治療は、外科的切除だが液体窒素療法が有効なこともあります。

粘液嚢腫
下口唇もしくは指先に生じる中に粘液をもった嚢胞。治療は切除であるが、指先のものは自然治癒傾向のあること、手術をしても再発することがあり注意が必要です。

ケラトアカントーマ
中央が噴火口状に盛り上がった腫瘤で中央に角栓を持つ。有棘細胞癌と鑑別が必要であるが、偽癌と考えられている。治療は摘出し、組織検査を行います。

ケロイド・肥厚性瘢痕
主に耳、胸、肩、背中、下腹部などに発生する痒みや痛みを伴った紅色のしこり。真性ケロイドでは、主に胸部に虫さされ、ニキビなどの小さなきっかけから蟹の爪状に増殖する線維性の腫瘤を形成します。詳細な原因は不明ですが、人種、体質などが関連すると考えられています。保存的治療としては、圧迫療法、外用療法などを行うが、無効な場合には手術療法も行います。単に切除するだけでは再発してしまうため、術後レントゲン照射を要し専門施設での治療となります。
※当院ではご希望の方に、ケナコルト局注療法も行っております。
※傷跡・ひきつれ(瘢痕拘縮)の診療も行っています。気になる方は担当医までご相談ください。

脂肪腫
皮下に発生するうずら卵大〜鶏卵大程度の柔らかな腫瘤。大型化した脂肪細胞が皮膜につつまれ、限局性に増殖していることが多い。

石灰化上皮腫
顔面、頸部、上腕などの皮下にできる青白く透見される石灰化を伴った腫瘤です。治療は外科的摘出ですが、放置すると時に2cm大くらいまで大きくなることもあります。

太田母斑
顔面の半分に生じる表皮〜真皮にかけてのメラノーシス。自然消退のない青色の色素斑を呈します。治療は、Qスイッチ付きルビーレーザーなどを行います。

扁平母斑
顔面、胸部などに発生する褐色の色素斑。表皮基底細胞のメラニンの増殖で、レーザー治療を行っても再発することが多い。

脂腺母斑
頭皮に生じる黄色の局面を呈する腫瘤。成人した後にさまざまは腫瘤が発生する母地となるので切除することが多い。

※新しいホームページほくろ除去・小手術もご参考にされてください。
(大田区/皮膚科/大森の大木皮膚科)