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院長のひとりごと






サブタイトル1院長のひとりごと11

<モンスターマザー>
私が以前にモンスターグランドペアレンツの被害に遭ったことはすでにこの欄でお話ししました。今回は先ごろ出版された本の話です。
10年ほど前に、長野県の県立高校で起きた生徒の母親(モンスターマザー)と学校、教師、教育委員会との壮絶な闘いを綿密な取材をもとに書いたノンフィクション作品です。なにしろ現役の校長が殺人罪で告訴されるという前代未聞の事件だったため当初からマスコミで頻繁に取り上げられ全国的に注目を浴びました。この件で最も被害を受けた当時の校長は私もよく存じ上げている方で、人柄も知っていただけにマスコミの取り上げ方は真実を捻じ曲げたものであることは最初から気づいてはいました。結果当然のことながら校長は不起訴、逆にモンスターおよびその弁護士に賠償命令が下るということで決着しました。
私が遭遇したモンスターもレベルの差こそあれ性質は同じで、多かれ少なかれ性格異常(人格障害)があると思われます。自分の非は認めない、反省はしないで何か気に入らないことや思い通りにならないことがあると「〇〇のせい」と決めつけてその人が土下座するまで執拗に攻撃を続けるというのが特徴です。
ただ、この本の中で私が一番脅威に感じたのはモンスター本人よりもそこにすり寄る自称人権派の弁護士、反権力側の政治家、事情を何も知らずに全国から集まってくる「支援者」達、そして一方的な報道をするマスコミです。この者たちのおかげで本当は生徒のことを何よりも大事に思い行動をしていた人たちがとんでもない汚名を着せられ、苦しんだわけです。
物事にはいろいろな側面があります。一方の意見だけをうのみにすることがいかに恐ろしいことなのかを思い知らされた事件でした。
詳細は是非この本をお読みいただければと思います。






サブタイトル1院長のひとりごと12

<なかなか予約が取れない歯科医院>
他の医院に通院している方が急に来院するケースがあります。たまたまその日がかかりつけの医院がお休みで応急処置だけしてほしいと来るケースは以前から時々ありましたが「次の予約がだいぶ先なんで・・・」という方が結構います。なんでも一度予約をキャンセルすると次の予約がなかなか取れず、1か月先、いやそれ以上先になってしまうんだそうです。随分混んでいる歯科医院があるものだなあと感心する一方それでは医療機関として機能できていないのではという疑問がわきます。もちろん緊急性がない場合は時間的に余裕があるときに対応すればいいわけですが、たかが「歯」とはいえ、仮詰めがとれてとっても不都合だったりすればすぐに対処して欲しいと誰もが思うでしょう。「仮詰めだけやり直してもらえないんですか?」とお聞きすると「それでも予約が取れないんです」と患者さんは言われる。それはどう考えてもおかしい。たいして時間がかかる処置ではないわけですから他の患者さんの処置の合間に対応することくらいどうってことはありません。
 当院でも予約制をとっていますがいわゆる「完全予約制」ではなく、飛び込みの方も随時受け入れて必ず対応するようにしています。それが医療機関の本来の使命と考えます。もっとも、そのため予約の患者さんを長時間お待たせしてしまうこともしばしばではありますが。
 まあ、患者さんご本人が納得していればいいわけですから私が他の医院のことをとやかく言う筋合いはないかもしれませんが、困ったときに対応してくれないところには私なら行きません。






サブタイトル1院長のひとりごと13

<受動喫煙問題>
今は医療機関の待合室でタバコを吸うなどもってのほかで特に注意書きなどしなくても吸う人はいませんが私が子供の頃の当院の待合室には鉄製の大きな灰皿がテーブルの真ん中に置いてありました。電車の中でもバスの中でも食堂でも学校の職員室でもタバコを吸うのは当たり前。それで誰も文句は言わなかったわけです。しかし最近は違います。受動喫煙による健康被害が明らかになって来て、タバコ=悪 という観念が世界共通の常識になりました。海外旅行を経験された方はご存知でしょうが、欧米諸国などではもうほとんど喫煙できる場所がありません。
 私は若い頃からタバコの煙が嫌いだったのでこの世界的な流れは大歓迎です。2020年東京オリンピックに向けて日本も受動喫煙対策を進めようと国会も動いてはいますが様々なしがらみのある自民党案は全く持って不十分と言わざるを得ません。飲食店などはもちろん、私としては屋外であってもさらに厳しい条件を付けてほしいと思っています。特に気になるのがゴルフ場およびゴルフ練習場です。ゴルフ場の場合、ティーグラウンド以外の喫煙を禁止していますがこれをちゃんと守っている喫煙者はほとんどいません。ゴルフ練習場で隣の打席の人が喫煙するとかなりの煙を浴びることになります。吸える場所がなくなり、ゴルフ練習場にタバコを吸いに来ていると思われる人さえいます。
 医師会や歯科医師会は禁煙運動に協力しているわけですが、その歯科医師会の人達の喫煙率の多さに少々うんざりしています。私の地区の歯科医師会館も屋内は禁煙ですが出入り口に喫煙所が設けられており、嫌が上でもこの煙を吸い込みながら建物に出入りせざるを得ません。何人もの医療人が喫煙所にたむろしてタバコをくゆらせている光景は何とも滑稽で「馬鹿みたい」です。(2018.4.3)






サブタイトル1院長のひとりごと9

<歯科医師過剰>
とにかく歯医者が多過ぎる。歯科医院の数は今やコンビニより多く、歯科医院の倒産が後を絶たないとのこと。患者さんにとって選択肢が広がることは良いことだとは思いますが、過当競争は決して良い結果はもたらしません。今から7〜8年前から私立歯科大歯学部の定員割れが取りざたされるようになり、各大学は学生確保のためあらゆる企業努力を余儀なくされることとなりました。長野県にある某大学はそれまでギネスブックにも載る高額な授業料で有名でしたがこれを一気に値下げし、それでも定員割れが続いたためさらに値下げしました。もはやバナナのたたき売り状態で、他の私大もこれに追随したため歯科大学間の値下げ競争に歯止めがかかりません。神奈川県にある某大学ではその授業内容が話題になりました。学力など全くない学生が入学してくるため大学で分数の計算など中学生レベルの授業をやって基礎学力をつけさせているという何とも情けない話です。文科省、厚労省もさすがにヤバいと思い新規参入者の抑制に取り掛かったものの時すでに遅しで今後すくなくとも20年程度は過剰な状態が続くと予想されます。しかし私立大も大学存続の危機に瀕し「歯科医師は超高齢化社会においてまだまだ足りなくなります、だから歯科医師を目指しましょう」という真っ赤なウソを前面に押し出して学生集めに躍起です。巷では「オレオレ詐欺」がはびこってますが2チャンネル風にいうとこれは「歯科大ハイレハイレ詐欺」と言うんだそうです。入学したはいいものの留年を繰り返し、挙句にかつては馬鹿でも受かった国家試験にも受からず廃人と化す人が年間相当数いるという現実をこれから進学をする人は良く知っておく必要があります。






サブタイトル1院長のひとりごと10

<インフォームドコンセント>
私の父の若い頃はいわゆる「むし歯の洪水」状態で歯科医院1件当たりの患者数が今よりもはるかに多く、いちいち患者さんに状況を説明している時間などなかったようです。
時代は変わって今は医療を提供する側から患者さんに対してきちんとした説明がなされることが当然で、これをおろそかにすると「あそこはあんまり説明してくれない」と悪口を言われること間違いありません。私もできるだけわかりやすく、時間をかけて病状、予後、治療方針について説明するよう日々心がけているつもりです。
しかし・・・・実際は私が説明していることを患者さんはあまり理解できていないのではないかと思います。我々が家電量販店に行ってパソコンを買う際に店員の方に詳しい説明を受けても合槌は打つものの実はわかっていないのと同じです。
結局のところ、患者さんの関心は 1.歯を抜かなくていいか 2.治るのにどのくらいの期間と費用がかかるか 3.次はいつ来ればいいか ということに集約されます。もちろんすべての患者さんにあてはまるものではありませんが。
腫れや痛みで来院された患者さん、かなり状態が悪い歯ではあるものの何とか残そうという方針で通院していただいてその都度病状や予後、治療方針等々は説明し、さてゴールが見えてきた頃に「結局この歯は抜くんですか?」と聞かれると正直ガクッときます。力が抜けます。これまでの説明は全く無駄だったのか?と。
インフォームドコンセントが大事であることは言うまでもありませんし、私が反省すべき点も多々あると自覚はしています。しかしあまり細かい説明はかえって混乱を招く場合もあるのも事実です。





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