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小田島耳鼻咽喉科医院「みみより通信」-最新版-

春号 2012年3・4・5月号

スギ花粉予防はお早めに

重苦しい冬の寒さも、そろそろ緩んできました。やっと盛岡にも春がやってきます。それと一緒にいや〜な花粉症もそろそろやってきます。
何年前からでしょうか、スギ花粉症は日本の春の風物詩となってしまいました。
スギ花粉は日本特有の花粉症で、東北・東日本に多くみられます。昨年は過去最高の飛散数となり、岩手県大船渡市は、飛散数全国第一位に輝いてしまいました。
今年の予想ではそれほど飛ばないと言われていますが、スギ花粉の方は、飛散数に関係なく症状が出てしまうので喜んでもいられません。
昨年で気がついたのは、予防投与の重要性です。
症状が出ないうちから薬や治療を開始し、軽快しても続けていた方は、症状がひどくなってから受診した方に比べて、明らかに楽!なのです。沢山飛んでいる日も平気な顔の方も多く、予防投与の重要性を実感した次第です。
もう3月です。今年のスギ花粉治療はどうぞお早めに。



検証 インフルエンザワクチン

今シーズンのインフルエンザの大流行はすさまじい勢いでした。あっという間に広がって学級閉鎖を余議なくされた学校が続出しました。
特徴は、熱やだるさなどの風邪症状は比較的軽症例が多かったのに、感染力が強かったことです。
盛岡市の小中学校ではその点を踏まえ、元気になっても原則1週間は自宅安静となりました。
ワクチンを予防接種したにも関わらず、インフルエンザに罹患した人もたくさんいました。(小学生は今年から量が増えたのに!)
実はインフルエンザウイルスは遺伝子変異しやすく、安定して有効なワクチンを作るのが難しいと言われています。
その為、他のワクチンに比べて有効率が低いのです。
但し接種していると重症化しにくくなる利点もあり、今の時点では従来の予防接種をしながらより効き目のあるワクチンの開発を待ちたいところです・・




耳の日

3月4日(日)に、岩手県地方部会主催の耳鼻咽喉科医師による第19回「耳の日」無料相談会が行われました。
今年は159名の方が相談に来て下さり、スタッフはうれしい悲鳴を上げておりました。
被災された沿岸部の方、仮設住宅で不自由を余儀なくされている方もいらっしゃり、普段の診療では相談しきれなかった様々な聞こえに関する疑問が投げかけられました。
我々の説明がどの程度役に立ったか解りませんが、とにかく真摯に対応させていただいたつもりです。
耳鳴や難聴は人と人とのコミュニケーションを妨げる、もってのほかの症状にも関わらず、一旦損なった機能を治すのが難しい大変な症状です。
「治らないよ」で終わらせず、「じゃあどうすれば少しでも快適になるの?」を患者さんと考えていきたいと改めて思った一日でした。


編集後記

4月から学校健診が始まります!急な診療時間変更にご注意下さい。



小田島耳鼻咽喉科医院 小田島葉子

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