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のむら小児科/よくある質問

Q.風邪を引いている時の入浴は?
A. 風邪を引いていても熱はないか微熱程度で、元気があって食欲もある程度あるようなら、疲れない程度の入浴は差し支えありません。逆に高熱時や、熱はあまりなくても元気がなくて食欲もないようなときは身体を拭く程度にしてください。
Q.熱があるのに抗生物質は要らないのでしょうか?
A. お子さんの発熱をきたす原因の大部分はウイルス感染症です。ウイルスに対しては抗生物質は無効であるだけでなく、下痢その他の副作用を起こしたり、抗生物質が効きにくい耐性菌を増やす原因にもなります。もちろん、診察した上で必要と判断した場合にはお出しします。抗生物質に限らず、お薬について疑問がある時は遠慮なくお尋ね下さい。
Q.解熱剤を使ったのにあまり下がらない
A. 解熱剤を使っても、タイミングなどによってはあまり効かないことは珍しくありません。そういうときは解熱剤だけに頼らず、脇の下や首筋など、太い血管の走っているところを冷たいタオルなどで冷やすと効果的です。ただし、熱はからだがウイルスなどと戦っているので、むやみに下げることは逆効果になります。高熱のために眠れないとか、ひどく不機嫌で水分も十分とれないときには少し下げてあげた方がいいでしょう。逆に、熱があっても比較的元気で水分も十分に摂れていれば、無理に熱を下げる必要はありません。
Q.受診のタイミングについて教えてください
A. たとえば急な発熱の場合は、それまで元気にしていたのなら緊急性はほとんどないので、翌日まで待ってよいでしょう。ただし、3ヶ月以内の赤ちゃんの38℃以上の発熱や、咳、嘔吐、下痢などの熱以外の症状がひどい場合、水分も摂れずぐったりしている場合などは、早めに小児科医に診てもらった方がいいでしょう。熱はなくても嘔吐や下痢が頻回で元気がなく、尿の回数が少ない場合なども早く受診する必要があります。また、気管支ぜん息は夜間に症状が悪化しやすいので、昼間に症状が出て来た場合にはその日のうちに診てもらっておきましょう。
 それから、具合が悪いときほどなるべく早い時間帯に受診してください。すぐに病院へ紹介する必要がある場合などに、夕方以降に受診されますと紹介できる病院が限られるからです。『リンク集』の中の「こどもの救急」(厚労省研究班/日本小児科学会監修)や各都道府県の『小児救急電話相談』などもご利用下さい。
Q.いつまで薬を飲めばいいのでしょう?
A. これはお薬によって違います。抗生物質や抗ウイルス薬などは、特に医師の指示がなければ出された分を全部飲み切る必要があります。そのほか、種々の慢性疾患では症状がなくても長期に飲んでいただく必要があることが多いです。一方、かぜ薬などはいわゆる対症療法ですから、症状が軽くなればやめていただいて結構です。もしも判断に迷うときは、薬を処方してもらった医師に確認してください。
Q.かぜは早く薬を飲めば早く治る?
A. かぜ薬は症状を和らげるものであって、早く治すものではありません。また、たとえば咳や鼻水などの症状は、肺炎などにならないようにウイルスや細菌などの病原体を体外へ排除しようとする身体の防御反応であり、これを薬でむりやり止めてしまうことは必ずしもよいことではありません。さらに、かぜ薬には眠くなる成分が含まれていることが多く、これはお子さんにとって好ましいことではありません。
 ただし、これらの症状があまりひどいと眠れなかったり身体が衰弱してしまうので、症状を少しやわらげてあげるためにお薬を出します。下痢についても同様で、ふつうは積極的に下痢を止めることはせず、脱水にならないように水分や電解質を補うようにします。
Q.乳児期の予防接種を受ける順序はどうすればいいですか?
A. 最近は任意接種で受けられる予防接種が増えて来て、どの順番で受けていけばよいか迷われることと思います。市町によってはBCGなどが個別接種になっていないところもあるので難しいところもありますが、望ましい接種スケジュールは以下のとおりです。
 まず、生後2ヶ月になったらヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを同時に受けていただきます(同時接種については、医師と相談してください)。次に、その1ヶ月後にDPTワクチン(百日咳・破傷風・ジフテリア)とヒブおよび肺炎球菌ワクチンの2回目を接種していただきます。さらに1ヶ月後にDPTの2回目とヒブおよび肺炎球菌の3回目を受けていただきます。
 次は1週間以上あけてなるべく早めにBCGを受けていただきます。BCGは、生後3ヶ月から6ヶ月の間に受けることになっていますので注意しましょう。BCGのあとは4週あけて、DPTの3回目を接種します。
 このあとは1週以上あけて、ポリオワクチンを受けてください。ポリオワクチンは集団接種ですので、保健センターで受けていただきます。