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医療法人社団 村上整形外科クリニックからのお知らせ

「中日新聞」院長のコラム
「滋賀総合」2008年(平成20年)8月27日(水曜日)

お元気ですか
運動の前に正しい知識を

 運動をすると、心臓病・脳卒中・糖尿病・骨粗しょう症・認知症・がんなどに効果があり、寿命が延びることが、医学的に証明されています。

 一方、運動で体調を壊したり、腰やひざが痛くなったりした経験をお持ちの方も少なくないと思います。そのようなことが起こらないようにするためにも、特に高齢者は運動前に正しい知識を持つことが重要です。

 高齢者は体力の個人差が大きいので、個々のレベルに合わせて、自分に適した運動・競技を選びましょう。競技としては一般にウオーキング、グラウンドゴルフなどがお勧めです。その際「自分の身体に耳を傾けること」を心掛けてください。運動中や運動後に痛みがなく、楽しく快適で、爽快感や満足感が感じられることが大切です。息こらえ・りきみ・瞬発力・筋力などを必要とする運動は避けた方が良いでしょう。

 一見元気そうに見えても、加齢や疾患により、運動中に異変が生じたり、突然死に至ったりすることがあります。特に高血圧や糖尿病などの内科的な病気で治療中の方は、運動により不整脈や低血糖などが起こることがあるので、必ず主治医に相談しチェックを受けてください。

 また日ごろから腰痛、ひざ痛などの運動器疾患のある方は、整形外科専門医に運動の種目や方法について相談することをお勧めします。このような持病がない方でも、医師によるメディカルチェックを受けて危険因子がないか確認し、運動による異変やけがの発生防止に努めてください。

 運動は、何歳から始めても効果はあります。遅すぎることばありません。健康のため、自分に合った運動を楽しんで続けてください。

(甲賀市、村上元庸=滋賀県医師会)