コンタクトレンズ関連角膜感染症


頻回交換ソフトコンタクトレンズ、一日使い捨てコンタクトレンズの登場でソフトコンタクトレンズ装用者は増加の一途です。それと同時に角膜(黒目)に傷がついて、そこから細菌などが浸入して角膜感染症を起こすことも増加しています。特にアカントアメーバによる角膜炎では、重篤な視力低下を残すことが多くあります。この原因はソフトコンタクトレンズには必ず消毒をする必要があり、その方法が煮沸法から、つけ置き法に変わったからです。一本で消毒、洗浄、保存ができるというつけ置き法は消毒力が弱いため、マニュアルどおり使っても角膜感染を起こす可能性があり、まして自己流に消毒しているようであれば感染症にかかる可能性は大です。

その予防はなるべくワンデータイプのコンタクトレンズにして、決して再利用はしない。または二週間ごとの頻回交換レンズであれば、消毒を正しく行うことです。
レンズを取り扱う前に手を洗います。なるべく消毒用石鹸を使用する。レンズケースを二三ヶ月に一度交換する。(オプティフリーには一箱ごとにケースがついているのでボトルを使い切る度にケースを交換する)

1.レンズをはずします。
2.レンズを手のひらにのせ、消毒液を二三滴たらします。
3.指で上下に4、5回レンズをこすり洗いします。これで微生物は約百分の一に減少します。
4.さらにレンズを指でつまみ消毒液ですすぎ洗いをします。これで微生物は約五百分の一に減少します。
5.ケースに消毒液を満たし、レンズを入れ4時間以上放置します。

コンタクトレンズを出し入れする場所は洗面所ですが、ここにも緑膿菌などの細菌があふれており、レンズケースに混入してくる可能性があります。レンズをとりだしたケースは消毒液で洗って乾燥させます。

コンタクトレンズだけで眼鏡をもっていない人が稀にあります。かならず眼鏡ももっていてコンタクトレンズと併用するようにします。
コンタクトレンズは直接眼に触れるものであり、コンタクトレンズ装用者誰もが角膜感染症にかかる可能性があります。なるべくワンデータイプのソフトコンタクトレンズを装用することを勧めます。