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医療法人社団 吉久会<br>
松永脳外科クリニック/よくある質問

よく耳にする「片頭痛」って何ですか?
一般的には発作性反復性に起こる一側性の拍動性頭痛(ズキンズキンと痛む)で、しばしば発作中に悪心や嘔吐を伴います。頭痛発作に先立って閃輝性暗点(目がチカチカする)か視野異常などを呈する古典的片頭痛と、これらの前駆症状をもたない普通型片頭痛とに分けられます。両者の違いは前駆症状の有無だけと考えておいて良いでしょう。
頭痛が起きた時には冷やしたほうが良い?暖めたほうが良い?
片頭痛は暖めると悪化します(血管が拡張するので)逆に冷やすと改善します。緊張型頭痛については暖めると改善します(筋肉の血流が改善されるので)逆に冷やすと悪化します。ですから、治療としては片頭痛の場合はこめかみ(頭の前)を冷やし、緊張型頭痛の場合は頭の後ろを暖めるのが良いでしょう。首筋を冷やすと頭痛が楽になるのは見せかけの改善です。お風呂に入り良くなれば緊張型頭痛、悪化すれば片頭痛です。
頭痛があり診察を希望しているのですが、どんな事を先生に話せばいいでしょうか?
いざ医師を目の前にすると何をどう伝えればいいのか困られる方も多いと思います。頭痛が主訴の患者さまの場合は

いつから痛みがはじまりましたか?
どんなふうに痛みだしましたか?
痛みはどんな経過をたどりましたか?
痛みは今も続いていますか?
痛みが起きる頻度はいかがですか?
どういった時によく痛みますか?
運動によって痛みは変わりますか?
どんな痛みですか?
どこが痛みますか?
痛みの他に症状は無いですか?
痛む前に症状は無いですか?

上記のようにお尋ねすると思います。
患者さまの訴えを正確に把握する事はその後の治療のためにも重要です。医師と患者さまとの共同作業となりますので、よろしくお願い致します。
頭の両側が痛むので片頭痛ではないと思うのですが
「片頭痛」は字のごとく「片」側に痛みが出現する頭痛と思われがちですが、単なる病名であり、いつもいつも片側が痛むというわけではありません。片側が痛む患者さまが多いのは間違いありませんが両側が痛む場合もあります。
CT検査とMRI検査の違いはなんですか?
まず撮影方法が異なります。CT検査はX線を利用し吸収線量の違いを画像にしていますが、MRI検査は磁気と電波を利用し水素の量と動き易さを画像にしています。そして長所と短所がそれぞれにあります。
(CT検査)
○長所
 ・脳だと2分程度の検査時間
 ・検査中に音がほとんどしない
 ・体の中に金属やペースメーカーのある方でも検査できる
 ・MRI検査の半分程度の検査料金
●短所
 ・微量の被爆がある
 ・血管を調べる場合は造影剤を使用しなくてはいけない
(MRI検査)
○長所
 ・被爆しない
 ・造影剤を使用しなくても血管の検査が可能
 ・任意の断面の撮影が可能
 ・コントラスト分解能に優れている
●短所
 ・脳だと15分程度の検査時間
 ・撮影時に大きな音がする(音のしない機種もあります)
 ・体の中に金属やペースメーカーのある方は検査できない
 ・検査料金がCT検査の倍
当医院には最新のヘリカルCT(東芝製アステオンKG)があります。さらに詳しい検査(MRI、血管撮影等)が必要だと判断した場合は連携して頂いている脳神経センター大田記念病院に依頼し最新の機器による詳しい検査を受けて頂いております。
X線検査による被爆について教えてください(癌になるって本当?)
先日、新聞の一面に「癌患者の3.2%は診断被爆が原因」という見出しで記事が掲載されました。X線検査による被爆量は単純胸部撮影で0.1mSv、胃の透視で15mSv、CT検査で20mSv(マルチスライス、ヘリカルだともっと少量)以下です。人体が白血病や癌になるといわれている被爆量は一度に1,000mSvを越える量といわれていますから医療機関で受ける検査時の被爆量は心配しなくても良い量だといえます。X線を使用した検査機器の進歩により病気の診断は飛躍的に進歩しました。被爆を恐れるあまり必要な検査を受けず誤診や病気の見落としが起きることは避けなければいけません。私達医療機関は本当に有効な検査を必要最小限おこなうように心掛け、被爆による危険性も常に意識しておかなければいけません。
眩暈(めまい)について知りたいのですが?
平衡調節系は前庭系、視覚系、深部感覚系からなります。これらが統合されてバランスを保っているのですが、いずれかが障害をきたすと平衡失調が生じてめまいが出現します。
めまいの原因となる疾患は大きく分けて
1.前庭または前庭神経障害
2.脳幹または小脳障害
3.その他          です。
1.はメニエル病、前庭神経炎、迷路炎、良性頭位性めまい…など。メニエル病は内耳障害により発作性に回転性めまいを起こし、耳鳴りや難聴といった症状を伴います。
2.は脳梗塞や脳出血などの血管障害、椎骨脳底動脈系の一過性脳虚血発作(TIA)、脳腫瘍、炎症、多発性硬化症…など。
3.は側頭葉てんかん、頚性めまい…などです。

めまいにて来院された方には次の様な事項を伺います。
1.急に起こりましたか?徐々にですか?
2.初めて起こりましたか?繰り返してますか?
3.持続時間はいかがですか?ひどくなっていますか?
4.頭を動かすと増強しますか?
5.他の症状を伴いますか?   などなど

脳外科を受診されCT、MRI、重心動揺計などで脳腫瘍等器質的疾患のないことを確認されることをお勧め致します。
「危険な頭痛」とはどんな頭痛ですか?
生命を脅かす危険性のある重大な疾患により起こっている頭痛を「危険な頭痛」といいます。

(危険な頭痛の特徴)
・過去に経験無いほどの痛み
・急に起こった(突発完成型)
・短時間で痛みがピークに達した
・長時間強い痛みが変わらない
・シビレや麻痺を伴う
・言語障害が現れる
・視覚の障害がある
・高熱を伴う
・日に日に痛みが増強する
・意識障害が現れる

○外科的疾患としては...
1.くも膜下出血
脳の血管に出来た瘤が破裂する最も危険な頭痛。しばしば意識を失います。突然頭を殴られた様な激しい頭痛が起きます。放置すると再出血を起こします。
2.脳出血
脳の血管が破れ出血します。短時間で頭痛が増強します。麻痺が出現したり言語障害、めまい、嘔気等を伴います。
3.脳腫瘍
脳が圧迫され頭痛が起きます。モーニングヘッドエイクといわれる起床時に強い頭痛、嘔気が起こる事があります。
4.慢性硬膜下血腫
頭の打撲が原因で1〜2ヶ月後に血腫が脳を圧迫し頭痛が起きます。高齢者に多いです。痴呆に似た症状が起きる事があります
○内科的疾患としては...
1.髄膜炎、脳炎、脳膿瘍等
ウイルスや細菌の感染によって起こります。高熱を伴いズキズキ痛みます。首の後ろが硬くなったりします。

普段経験したことが無いような頭痛の場合は早めに専門医療機関を受診される事が何よりも大切です!
最近話題のPET(ペット)とはどんな検査なのですか?
当医院でも勉強会をしました。
PET(Positron Emission Tomography)
・PETの原理
使用する薬剤であるFDGはいわば偽ブドウ糖ともいえる化合物で、投与されるとグルコース トランスポーターによって細胞内に取り込まれる。癌細胞にも取り込まれるが、癌細胞はブドウ糖を正常細胞の3〜8倍消費するといわれており、その結果陽性画像(周囲よりも強い放射線量)となり、検出が可能となる。

・PETの特徴
 検査前の5〜6時間は絶食となる。
 検査は1時間半程度で終了する。
 日本では年間5千件実施(アメリカでは年間66万件実施)
 日本では自由診療(自費)が37%を占める。
 癌になろうとしている細胞の動きをつかめるので早期発見が可能。
 1回の検査で全身の検査が可能。
 良性か悪性か、癌の勢い(ステージ)も画像から判断する事ができる。
 抽出は1cm程度のリンパ節転移でも可能
 被爆量は2.2mSv程度。
 治療方針が確立しやすくなる(転移が解る、原発部位が解る、癌の程度が解る、
 治療効果が解る)ため無意味な手術を行わなくて済む。

・PETの注意点
 糖尿病の患者さまは画像の抽出が難しい
 脳はブドウ糖の消費が活発な為検査しにくい部位。
 排出ルートである腎臓や膀胱も検査が難しい。
ノロウイルス感染症について知りたいのですが
当医院で行った勉強会(1月12日)から抜粋致します。

・ノロウイルスの遺伝子は多くの型があり分離することも難しいため原因究明や感染経路の特定は
 難しい
・感染経路は経口感染がほとんど。患者さまの便や吐物からの二次感染が60%を占める。
・発生のピークは1月から2月。年間1万人以上の方が感染する。
・潜伏期間は24〜48時間。吐き気、嘔吐、下痢が主症状で発熱は軽度です。症状が治まっても
 1〜2週間は便にウイルスが排出される。
・抗ウイルス薬は無いので早期に点滴を行うなどの対症療法が行われます。下痢止めは使用しな
 いほうがいい。
・2枚貝に注意。特に加熱しない料理。
・手洗いは石鹸を十分泡立てて行う。手の皮脂等を洗い流しウイルスをはがれやすくする。手首、
 蛇口も洗うこと。
・次亜塩素酸ナトリウムで失活化。ピューラックス、ミルトン、キッチンハイターなど。
・熱湯で消毒の場合は85℃で1分間もしくは75度で5分間。
・便や吐物は乾燥させないことが重要。プラスチック手袋等を使用し早急に処理すること。
なぜ禁煙する必要があるんですか?
喫煙は『百害あって一利なし』です。一酸化炭素、タール、ニコチンをはじめとする200種類以上の有害成分(うち50種類に発がん性あり)があなたの身体を破壊します。がんになる原因の3分の1は喫煙によるものといわれています。喫煙が原因で無くなる方は年間に10万人といわれています(交通事故で亡くなる方が1万人)これはとても多い数字です。
・喉頭がんになる確率  32.5倍
・肺がんになる確率    4.5倍
・胃がんになる確率    1.5倍
・虚血性心疾患になる確率 5.0倍
・肺気腫になる確率    2.2倍

禁煙するとこんなに身体にいいんです。
・1分禁煙 回復機能が働きはじめる
・20分禁煙 血圧が正常になる。手の体温が正常に戻る
・8時間禁煙 血中の一酸化炭素レベルが正常になる。
・24時間禁煙 心臓発作の確率が下がる。
・48時間禁煙 臭いと味の感覚が正常になる。
・72時間禁煙 ニコチンが身体から完全に抜ける。気管支が正常になり、肺活量が戻ってくる。
・2〜3週間禁煙 体循環が改善。歩行が楽になる。肺活量が30%回復。
・1〜9ヶ月禁煙 咳、全身倦怠が改善
・5年禁煙 肺がんになる確率が半分になる。
・10年禁煙 前がん状態だった細胞が修復される。がんになる確立が減少。肺がんになる確率は
 10%に減少。

※ただしこれらの利点はたった一本のタバコで失われます。

メタボリックシンドロームって何ですか?
メタボリックシンドロームとは内臓に脂肪が蓄積して、様々な病気が引き起こされた状態をいいます。メタボリックシンドロームは生活習慣が密接に関係しています。生活習慣を改善すれば、内臓脂肪が減り、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。

◇メタボリックシンドロームの検査 
・糖尿病(または境界領域の耐糖能異常)はないか    
・インスリン抵抗性はないか
・血圧上昇(140/90mmHg)はないか
・中性脂肪の上昇はないか
・中心性肥満はないか(ウエストとヒップとの比率、BMI)
・微量アルブミン尿はないか

【あなたの生活習慣をチェック! こんな生活してませんか?】
○食事は満足するまで食べる
○間食をよく食べる
○料理に砂糖をよく使う
○濃い味付けが好き
○緑黄色野菜をあまり食べない
○アイスクリームが大好きでよく食べる
○普段から階段は使わずエレベーターを使う
○運動する習慣はない
○ストレス解消にお酒を飲むことが多い
○タバコを吸っている
※当てはまる項目が3つ以上の方は要注意!上記の項目の逆を心掛けましょう!