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病気のQ&Aの一部 喘息予防・管理ガイドライン2009を基本にわかりやすくかつしっかりした治療目標を患者さんとともに確立します。
治療ステップの4段階 コントロール状態の評価 初診の方には治療前の臨床状態による喘息重症度の分類 治療中の方には現在の治療を考慮した喘息重症度の分類 などを総合的に評価していつでもコントロールが良好になるように診療していきます。 (1)喘息のメカニズム…★気道が、ダニ、ほこり、花粉などによるアレルギー反応、ウイルス感染やタバコや刺激物などに対し、過剰な反応おこす。
★気管支を取り巻く平滑筋の収縮、気道粘膜のむくみ、分泌物が増え、気道の狭窄がおこり、息を吸うのが苦しく、ゼーゼー、ヒューヒューとなる。 (2)気道の慢性炎症…気道が敏感なのは、本来外的を攻撃するはずの好酸球やリンパ球などの炎症細胞が、逆に気道の粘膜を傷つけ(いわば火事がたびたび起きること)気道表面の上皮細胞をはがす。そのため神経がむき出しになり、刺激を受けやすくなる。さらにこの炎症は気管支からさらに肺の奥の細い気道、肺胞(いわば木の枝や葉)でもおき、しかも慢性的に続く。この炎症を放置しておくと喘息の重症化が進行する。 (3)気道のリモデリング…気道の障害に対して、修理するために起こす生体の反応をいう。気道は正常ならいわば柔らかいチューブであるが、リモデリングにより気道の壁が土管のように硬くなり、弾力性が失われる。薬に対する反応性も低下し治療が困難になる。 診断基準をアレルギー疾患診断・治療ガイドライン2007の中の診断の目安に基づいて説明します。
喘息を疑う症状・・・喘鳴、咳、呼吸困難。息切れ、胸苦しさ、喀痰などが特に夜間・早朝に出やすい。努力性呼吸で喘鳴が聴診器で聞こえます。しばしば鼻炎・副鼻腔炎、鼻茸やアトピー性皮膚炎の合併があります。喘鳴が全くなく遷延する3〜8週や慢性の咳が続く時は咳喘息の可能性があります。 診断のための検査…スパイロメトリーで一秒量、努力性肺活量、フローボリューム曲線などから気道の閉塞状態の程度をみます。COPDなどにも必須の検査です。 ?@可逆性気流制限…一秒量(FEV1は気道閉塞、フローボリューム曲線は、末梢気道の状態を把握できます。また、PEF(=ピークフロー)は気道閉塞の日内変動など日常の管理に有用です。PEFの日内変動20%以上、β2刺激薬の吸入でFEV1が12%以上、200ml以上の増加で気道閉塞の可逆性ありと判定します。 ?A気道過敏性の亢進…これは大病院など一部の施設だけしかできませんが、簡単に触れます。アセチルコリン、メサコリン、ヒスタミンなどの気道収縮薬の吸入でFEV1の低下をみる。あるいはアストグラフという呼吸抵抗の上昇をみる検査です。 ?Bその他の検査…1)アトピー素因→抗原特異的IgE抗体陽性(アトピー型)ハウスダスト・ダニ・ペット・花粉・カビ・職業性のものなど 2)気道炎症の存在…血液や喀痰の好酸球の増加、クレオラ体(気道上皮のはがれたもの)や呼気中の一酸化窒素(NO)の増加など特にNOはまだ一部の施設だけですが今後簡単に測定できるものが普及される可能性あります。 3) 鑑別診断…心不全・COPD・気胸・肺塞栓など多数あります。合併もあります。又稀ですが喘息に合併するアレルギー性呼吸器疾患(チャーグストラウス症候群・アレルギー性気管支肺アスペルギルス症など難治性喘息と鑑別を要するものもあります。 大体3週間以上まんべんなく続く場合まず鑑別診断のひとつとして喘息は大変多いですよ。
やはり夜間や朝方に強いこと、家族歴や小児喘息の既往あり、アレルギー性鼻炎など他のアレルギー疾患を有する場合などはより可能性が強くなります。呼吸困難なしの喘息を咳喘息(CVA)といいます。このほか心因反応による咳やのどの奥が過敏で咳が出るアトピー咳、逆流性食道炎(いわゆる胸焼けやげっぷ、胃の辺りの不快感など)に伴う咳もあります。 1回だけの診察ではすべては診断できませんので経過を診させていただきます。 COPDは、息をするときに空気の通り道となる気道に障害が起こり、数十年かけて呼吸機能が低下する疾患です。以前は肺気腫・慢性気管支炎と呼んでいました。
あまりにもゆっくり進行するため受診したときは重症になっている場合が多い肺の生活習慣病です。ポイントは以下のとおりです。 1…体動時の息切れで咳、痰がある。 2…喫煙が90%ぐらい主原因 3…慢性的な肺の炎症で、気道が細くなり肺胞が壊れる。 4…ゆっくり肺機能が低下し、心臓をはじめ全身に障害が出る。 5…日本では2001年の調査で、約530万(40歳以上の8.5%)年々急上昇で増える見通し。 6…気管支炎(かぜの重い状態)や喘息とは似ていることもあるが、基本的には違う病気。 7…2001年に世界的に統一した診療ガイドライン(GOLD)が定義され2003年改定された。さらに、吸入薬を中心に治療の道筋が大きく示された。などです。 大人の方で60〜80%ぐらい、お子様は
大体20〜60%ぐらいの発症阻止効果です。しかし高齢者の方の肺炎予防などの効果が80〜90%あり死亡率を大きく減らす効果があります。 検査…やわらかい綿棒を鼻の中に挿入して、鼻粘膜に増殖しているウイルスを迅速診断キットにて大体1〜10分で判定します。
治療…抗ノイラミニダーゼ剤のタミフル(飲み薬)かリレンザ(吸入薬)を発熱開始から48時間以内に服用します。通常5日間です。対症療法として咳、鼻水の薬や 軽めの解熱剤を併用することもあります。 肺炎など合併しやすい基礎疾患のある方や高齢者の方は抗生物質を追加する場合がありますが、極めてまれです。 大体解熱が1〜2日短縮することが多いです。 インフルエンザワクチンほどの効果はいささか期待できないとは言われていますが、高齢者の方の肺炎球菌による肺炎は時として重症になりますので、5年以上効果が期待できますので、うったほうが望ましい方には積極的に接種しています。すでに当院では100名以上は実施済みです。
特定の果物や野菜を食べた数分後に、くちびるや口の中、のどにかゆみや腫れを感じたら、口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome;OAS)と呼ばれる食物アレルギーかも知れない。
最近は花粉症の患者で、リンゴやキウイ、メロンなどの果物を食べた際に、こうしたアレルギー症状を示す人が増えているという。口やのどだけでなく、まれに呼吸困難やショックなどの全身症状を引き起こすこともあるというので、心当たりがある人は注意が必要だ。
花粉症と果物アレルギーの合併といっても、ピンと来ないかも知れないが、シラカンバ(白樺)花粉症の患者が口腔アレルギー症候群を起こすことが知られていた。 果物の中では、リンゴ、サクランボ、モモなどバラ科の果実に反応を示す人が多いが、ほかにもメロンやキウイ、スイカなど原因となる食物はいろいろある。 イネ科の植物やブタクサ、ヨモギなどによる花粉症患者で、口腔アレルギー症候群は報告されている。また、スギ花粉症患者では、生のトマトを食べた直後に口腔アレルギー症候群を引き起こす患者が少なからず存在することが報告されている。 実は、これらの花粉症患者にみられる果物アレルギーは、花粉と果物に含まれる共通の抗原による交差反応であることが明らかになっている。 口腔アレルギー症候群は、花粉症にかかっている期間が長い人ほど、発症する割合が高くなる。さらに、年々食べられなくなる果物の種類も増え、症状も重症化する人が少なくないというから厄介だ。今のところ決め手となる治療法もないので、症状が出る果物や野菜は生の状態で食べないようにするのが一番だ。 なお、生の果物や野菜はだめでも、アップルパイや缶詰の果物のように熱を通している場合は、一般に症状は出ないようだ。 しかし、人によっては、アップルパイでもリンゴジュースでも症状を起こすことがあるというから、油断は禁物だ。 〔参考文献〕 日経メディカル2003(8):429;129‐132. 日経メディカル2002(7):416;20‐21. 日経メディカル1999(7):380;80‐81. 「鼻水」や「鼻づまり」が特につらくなるこの時期、どんな防御グッズや治療薬で乗り切ればよいのだろうか。
定番のマスクは、(1)すき間のないフィット感のあるもの、(2)長時間つけて楽なもの――が選ぶ際のポイントだ。 大ブレークした「超立体マスク」は、伸縮性があり、顔のカーブにフィットするため、顔とマスクの隙間から取り込まれる花粉も阻止できる点がメリット。 マスク=“基本武装”を補完するグッズとして注目されているのが、「鼻腔クリーム」。これは鼻の穴の入り口から内側にクリームを塗って、そこで花粉を捕らえ、奥への侵入を阻止するというもの。 鼻粘膜に付着した花粉を洗い流すための「鼻洗浄液」も最近のヒット商品のひとつ。手軽で、爽快感が得られる。 花粉が飛び始めた初期は鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどに悩むことが多いが、鼻づまりは飛散ピーク時より後にくることが多い。 市販の点鼻薬に入っている血管収縮薬は、使いすぎると逆に鼻づまりがひどくなる可能性があるので注意が必要。 また、市販の鼻炎用経口薬には、第1世代の抗ヒスタミン薬が配合されているが、これは眠気の副作用が強い。 医療用の第2世代抗ヒスタミン薬は眠気などの副作用が少ないので、なるべく早く医療機関を受診して、服用すること。 ただし、効果が出るまでに多少時間がかかる。また、効果や眠気などの発現には個人差が大きいので、実際に使ってみて、もし効かなかったり、眠気が強かったりした場合は、相談して薬剤変更も手だ。 中等症以上の人には、これに加えて、ステロイドの点鼻薬をが処方。これはしゃみ、鼻水、鼻づまりのどの症状にもまんべんなく効果があるという。なお、有効成分を鼻の粘膜に十分浸透させるためには、点鼻薬を使う前に、鼻をよくかむことが大切なポイントだ。 飲み薬でもトロンボキサンA2阻害薬やロイコトリエン拮抗薬は鼻閉に効果あり。 4月8日、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会など8学会が合同で、「メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)」の診断基準を公表しました(表)。
「メタボリックシンドローム」とは、コレステロール値や血圧、血糖など、個々の検査データはそれほど悪くないものの、要注意の項目が複数ある状態を指します。 「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」などの生活習慣病はそれぞれ単独でもやっかいな病気ですが、これらの病気を併せ持つと、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険が非常に高まることが分かっています。 以前から、世界保健機関(WHO)や米国コレステロール教育プログラム(NCEP)が作成したメタボリックシンドロームの診断基準はありましたが、日本における診断基準が明らかになったのは初めてです。 肥満の中でも、特に内臓の周りに脂肪がついた内臓脂肪型肥満は、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病とより関係が深いことが知られています。今回の診断基準では、内臓脂肪の蓄積をメタボリックシンドロームのカギとなる存在と位置づけました。 運動や食事など、内臓脂肪を減少させるための生活習慣の改善を積極的に行うことで、事前に生活習慣病を予防しようという意図を明確に示しました。 なお診断基準では、内臓脂肪型肥満を疑う目安として、男性ではウエスト周囲径85cm以上、女性では90cm以上としています。これは、日本肥満学会の肥満症診断基準検討委員会が、日本人の疫学データを基に、内臓脂肪の面磧100cm2以上の目安となる数値として提唱してきたものです。 また、中性脂肪とHDLコレステロールの数値は、日本動脈硬化学会の、高脂血症の診断基準を満たしています。 血圧の数値は、高血圧と診断される、収縮期血圧≧140mmHg、拡張期血圧≧90mmHgではなく、いずれも「正常高値血圧」の下限値に設定されました。 空腹時血糖値も、糖尿病域(≧126mg/dL)ではなく、正常域(<110mg/dL)を超えた数値に設定されています。 ちなみに、国内では、1000万人以上がこの診断基準に当てはまると推定されています。 抗生物質は細菌感染に効く薬ですので、95%以上ウイルス性であるかぜ症候群には不要です。当院でも大体10人来て抗生物質を処方する方は1人もいません。
基本的には7日以内に自然治癒します。ではどういう場合に必要の可能性が高いのでしょう。
★3日間以上38〜39℃以上の高熱
★膿性の喀痰・鼻汁
★扁桃腺種大や白苔付着
★中耳炎・副鼻腔炎の合併
★強い炎症反応(白血球増加、CRP強陽性)
★基礎疾患があるハイリスクの方などです。
よって、ちょっと鼻水、のどいた、咳、たん、痛み、微熱程度ではほとんど不要です。ほとんど対症療法で直ってしまいます。
短期間では直せませんが、粘り強く付き合ううちに皮膚の炎症を押さえていくうちに必要最小限度の薬で維持できます。
お子様の場合は大抵小学校のうちには7〜9割は完全寛解します。
目標を明確にします。つまり、症状がないかきわめて軽微、か悪化しても長引かせないことです。
よって、基本は薬の塗り方指導が大事です。
いい期間を出来るだけ量・質ともに長くするようにしていきます。
すでにリンク集にあるように2002年以降きちんとした治療ガイドラインがありますし、それをいかに具体的に実践していくかで短期、長期コントロールできるかでたいしたこともなくよくなれる症候群です。
リンク集のアステラス製薬のページを載せました。まずこの方がわかりやすいでしょう!
5月〜10月にかけて長々とだらだら飛ぶ花粉でハルガヤ・カモガヤ・オオアワガエリなど道端に生える花粉によるアレルギー炎症が花粉症です。スギのように派手に飛ばないので、症状も断片的の方が多いですが、逆にしつこいことも多く、鼻の所見で鼻閉型の方は頭重感や倦怠感、慢性の咳など合併することがよくありますので、風邪との鑑別をしっかりしたほうがよい場合が多いです。まだこの時期多いので気をつけましょう!!
6月より薬も保険適用になりました。ニコチン依存症管理だけで安価で治療できます。
現在まで当院では約40名、禁煙に挑んで4ヶ月経過し一度以上再診された方は100%成功中です。皆さんとてもお元気な方ばかりですが、やはりきっかけがほしかったと思います。タバコ代の値上げだけでなく、軽い咳痰などもあるなど、症状が出てきた人もいました。
テープは殆ど副作用も軽く、一酸化炭素測定器で禁煙チェックでき、やってみると意外と簡単に進んでいるようです。今後、この成果や問題点など評価していきたいと思います。
当院は4月より、ニコチン依存症管理の医療機関の認可を受けており 呼吸器疾患はじめ種々のタバコ関連疾患の最大で最初の予防治療に取り組んでいます。 日本のワクチンは安全性を考えて、不活化ワクチンです。これでは免疫の大きな2本柱の1つの細胞性免疫が出来ません。一般的に発症予防効果はお子様(5〜6歳以下)で3〜5割程度、大人でもせいぜい7割と理解してください。特に1歳未満の乳児では殆ど効果なしといわれています。
ただお年寄りの方が起こしやすい肺炎などの合併症の予防効果は強く死亡率も大きく下げます。(これは約80%以上) ワクチンの効果は半年で半減してしまいます。しかもA香港型のワクチンの中身は毎年のようにマイナーチェンジしているので、毎年10〜12月上旬までに1回または2回(12歳以下のお子様は2回)接種しましょう! 当院では、必ず皆様に効果と安全性及びパンフレットやネットでの最新情報も含め説明しながら、希望者に接種を実施します。 9〜10月はブタクサ・ヨモギなどのキク科花粉があります。又イネ科花粉もまだ飛んでおり、スギのように派手には飛びませんが時折発作性にくしゃみ・鼻汁などの症状がでて数日続くようなら、花粉症を気にしましょう!
やはり一部の方については悪者ですね。
胃がん、悪性リンパ腫などの原因になりますし、胃潰瘍の繰り返し病態を起こすので、 除菌適応の方は1週間ですむのでやったほうがいいです。 これは、いわゆるアレルギー検査IGEだけでは陽性といってもすぐに蕁麻疹などの症状が出ることは50%以下といわれています。食事療法はむやみに除去していいわけではありません。必ず日記をつけて本当に大丈夫なのかを、1〜2日見ないとわからないことが多いです。
当院では、2005年11月に発表されたガイドラインを元に慎重に診療しています。お子様と大人の方でだいぶアレルギーの食物も違いがあり、その人の体調によっても違いますので、丁寧に見ていくことが必要です。 |
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