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“眼は心の窓、身体の窓" その1
眼は口ほどに物を言い。と言われますように
眼をみるとその人の言いたい事や考えを察することができます。之と同じ様に私たち眼科医が眼を診察することで身体の病状をある程度診断出来ると言うことです。
生活習慣病とは中高年になってから起こり易い病気のことですが、この病気のなかには、眼にいろいろな症状が出るものがあります。
例えば・・・糖尿病、かなり前から知られていましたが、白内障の進行がはやい、網膜(眼の奥・眼底)に出血があるとか、などから疑われて発見されました。
また物が二つに見えると云うことで検査したところ脳こう塞が疑われた・など他に高血圧などもご指摘されることがあります。
最近よく注意されることに老眼と思ってよく診てもらったら緑内障が見つかったり身体の病気があったりすることがあります。
身体の中に走っている血管、特に動脈は年齢が高くなると動脈硬化の状態を生きたまま観察できるのは眼底だけですから眼を検査することで情報を得ることができます。
即ち、網膜動脈硬化症の観察によって、関係が深いとされている脳、心臓、腎臓などの大切な臓器にも変化を起こしている可能性が考えられ、これ等に起因する疾病の予防にも役にたちます。
横の写真は糖尿病性網膜症の網膜像です。中央左よりの円形は神経(視神経)です。そこから出ている赤い曲がった線条は動脈と静脈、そして近くにある赤い点と斑点は出血です。
この場合は血糖値もあまり高くなく、出血後日も浅かったので経過は順調でしたが、これが激しくなると失明します。糖尿病が眼に合併症を起こすと危険だ、という一例です。
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