院長の人となりがちょっとだけわかります
開業直後同門会報に載せた文です。当時の気持ちが懐かしく思い出されます。
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スタッフたちの人となりが少しだけわかります
気が向いたときだけ更新しているブログです

医療法人 きむら内科医院/よくある質問

Q.朝の診療は何時から始まりますか?
A.朝の診療は、実際には大体8時40分頃から開始しています。
当院では、玄関は朝7時から開けて、待合室を開放しております。
診療予約の記入用紙を設置していますので、早い方から順番に名前だけ記入して下さい。一旦お帰り頂いても結構です。
ちなみに午後は2時30分からです。 
(H18.9)
Q.時間外や休日は診てもらえますか?
A.私が自宅にいる限りはいつでも診ますので、前もって医院に電話をして下さい。
所用で外出するときは携帯電話を持っています。
医院に電話をしてもらえれば、転送でつながるようになっています。
ただ、時には電話に出れない状況のことがありますので、その際は申し訳ありませんが、当番医か救急病院に問い合わせていただきますようお願いいたします。
(H18.9)
Q.胃カメラを受けたいのですが、どのようにして受診したらよいですか?
A.前もって電話で予約を頂くと、待ち時間なく、午前中のお好きな時間に検査をさせていただきます。通常は朝8時30分から行っています。
予約無しで来院されても結構ですが、その場合は受付順になり、少し待っていただくことがあります。
前日は、夕食は普通に食べて頂いて結構です。ただ、なるべく油っこいものや腹にもたれる消化の悪いものは避けてください。
また、夜9時以降は真水は結構ですが、何も食べないようにしてください。
検査当日の朝は、コップ半分程度の真水なら飲んでも結構ですが、他は何も食べず空腹で来院してください。

都合で午後のカメラをご希望の場合は、朝食を軽くして昼食を水だけにしていただければ可能ですので、事前にご相談下さい。
ただし午後のカメラは3時30分から4時30分の間でお願いします。
(H18.9)
Q.胃カメラを受けるのが苦手なのですが、麻酔をかけて、つらくないようにしてもらえますか?
A.通常は、喉の局所麻酔のみでも十分苦痛なく検査できますし、検査中に一緒にモニターを見たり説明を聞いてもらうこともできます。
このため、当院では基本的に全身的な麻酔薬は使っていません。

しかし、中には体質的に喉が非常に敏感な方があり、検査中どうしても嘔吐反射が強く出てしまい、つらい思いをされる方がおられます。
こういう体質の方には、意識がやや朦朧となる軽い麻酔注射を使って、苦痛なくカメラを受けてもらうこともできます。
ただしこの場合、検査後、念のため一時間ほど休んでから帰っていただきます。
ご希望の方は検査の前にお申し付け下さい。
(H18.9)
Q.血圧が高いのは私の体質です。
何もつらくないのに、どうして血圧を下げないといけないのですか?
A.これはよくある素人さんの危険な考えです。

確かに高血圧は何の症状もないことが多いのです。血圧が200あってもケロッとしている人もいます。症状の有る無しは全く関係ありません。忘れてはならないことは、血圧が高いと言うことは心臓や血管に無理な圧力がかかっているという事実です。水道管やガス管、或いは車の油圧と同じです。ちゃんと適正な圧にしておかないと心臓や血管が人よりも早くボロボロに傷んでしまい、長生きできない体になるということです。血圧を下げるということは心臓や血管にかかる無理な負荷を取ってやり、心臓や血管をいつまでも若々しく長持ちさせることに直結するのです。

血圧が高い体質は、はっきり言えば長生きできない体質なのです。
薬を飲んででも血圧を適正に保たなければいけません。

高血圧の体質の人でも、薬で血圧を保つ限り健康な人と全く変わりません。
(H18.9)
Q.高血圧の薬は飲み始めたら、一生やめられないのですか?
A.これも血圧に関しては非常によくある質問のひとつですが、答えは簡単です。
すなわち、薬を飲んでないと血圧がコントロールできない間はやめることはできません。
ただ、いろんな生活習慣を改善すること(塩分制限や肥満是正、運動、ストレス発散など)により、体質が改善しますと、薬を減らしたり、中止できる方もいます。
逆に薬を飲むだけで何の努力もしないような人は、まずやめられないでしょう。
また人によっては、季節によって薬を加減したり中止する必要がでてきます。

いずれにしても大切な事は、薬を飲むか飲まないかではなく、あくまでも、適正な血圧を保ち続けられるかどうかの一点なのです。
(H18.9)
Q.職場の検診で肝機能が異常と言われたのですが?
A.全く症状がないのに健康診断の血液検査でGOT,GPT,γーGTPの検査値の異常を指摘されて来院する方が最近増えています。

そういう方では稀に、B型やC型の肝炎ウイルスが持続的に感染していることがありますので、一度もウイルスのチェックを受けてない場合は必ずチェックするようにして下さい。ウイルス性と判明した場合は専門医への紹介が必要となります。

他に、胆石症や肝臓の腫瘍が、肝機能障害の原因のこともありますから、必ず超音波などの画像診断も受けるようにして下さい。

しかし実際、原因として最も多いのは、なんと言っても、脂肪肝やアルコール性肝炎といった生活習慣の不摂生から来る肝機能障害です。最近よく言われるメタボリック症候群を合併している人も非常に増えています。見るからにデブッと太った人はまず脂肪肝があると思って間違いがありません。あと、それほど太く見えなくても、短期間の間に急速に太った人も脂肪肝になっている可能性があります。脂肪肝もアルコール性肝炎も早いうちなら、生活習慣を改めれば100%治る病気ですが、逆に生活習慣を改めない限り、いくら薬を飲んでも治るものではありません。また、脂肪肝にウイルス性肝炎や胆石や癌が合併していることもありますので、太っている人も自分で勝手に脂肪肝だと判断せず、念のためきちんと医者にかかって正確な診断を受ける事が大切です。
(H18.9)
Q.血液検査だけで癌がわかりますか?
A.残念ながら、血液検査だけで癌を早期に発見することはできません。(前立腺癌など一部の例外を除いて)

確かに、癌を調べる血液検査として腫瘍マーカーと呼ばれる特殊なものがあります。腫瘍マーカーにはそれぞれの臓器に特異的なものがいくつかあり、それらが異常値を示す場合、特定の臓器に癌が潜む可能性が考えられるわけです。

しかし、残念なことに腫瘍マーカーが異常値を示す時点では、癌はすでにかなり進行していることがほとんどです。また腫瘍マーカーが正常だからといって、癌がない保証は全くありません。実際、腫瘍マーカーは癌の早期発見のためではなく、主に癌患者の治療効果の判定や経過を追うために利用されているものです。従って癌を早期に発見しようとすれば、腫瘍マーカーだけでは不可能で、それぞれの臓器に的を絞った、X線・内視鏡・エコー・CTなどの画像診断や病理細胞組織診などの適切な検査を適宜選択して行う必要があります。

血液検査に異常がないからといって、癌でない保証は全くないのです。まして、簡単な住民検診などの結果は全く当てになりませんので、注意してください。
(H18.9)
Q.咳が長引いて、いろんな薬を飲んでもなかなか止まりません。何が考えられますか?
A.通常の風邪から来る気管支炎であれば、薬をもらえば、大体3〜5日もすれば咳は収まってくるはずです。それが2週間以上も続くということであれば、肺炎になっているか、他の何らかの問題が隠れている可能性があります。

風邪を引いたのをきっかけに咳が長引く場合、よくあるのは気管支炎がこじれて喘息のような状態になっている喘息様気管支炎です。これは気管支喘息とは違い風邪が治れば完治するわけですが、症状は気管支喘息とほとんど同じです。もともと気管支喘息の体質がある人に出やすいようです。きちんと治さないと本物の気管支喘息になってしまう事もあります。

次いで多いのはマイコプラスマとかクラミジアといった特殊な菌による感染症です。普通の抗生剤では効果がなく、あまり痰が出ないのが特徴で、激しく咳き込みます。熱はあったりなかったり。こじれるとしばしば喘息のようにゼーゼーしたり、肺炎になったりもします。内服薬で治りますが、かなり長期間続けないと完治しにくいものです。

他、有名なところでは気管支喘息があります。気管支の慢性炎症のため気管支の内腔が細くなり、ゼーゼーして頑固な咳が長引く病気です。特に、就寝時や朝方に咳き込みやすいものです。慢性の病気なので長期にわたる治療を必要とします。風邪をきっかけに増悪しますので、喘息様気管支炎との鑑別が必要です。

他、タバコを吸う人や蓄膿症があるような人では慢性気管支炎が原因かもしれません。いつも汚い痰が絡んでいて痰を出すためにいつも咳をしている感じです。

他、埃やカビや花粉などのアレルギーが原因となっているとしか思えないようなものや、シンナーや粉塵の吸入が原因であるような頑固な咳もよく見られます。最近よく言われる咳喘息もこういう状態と似ており、アレルギーや喘息に対する治療などで軽快することが多いようです。

他、心臓が悪いために心不全から喘息様の症状を起こす心臓喘息という病態もあります。

他、ある種の高血圧の薬は頑固な咳を引き起こすことがあります。

他、胃酸が、胃から食道に逆流することによって、喉頭が炎症を起こし咳が出ることもあります。

最後に、稀ではありますが、恐ろしい肺癌や結核、或いは間質性肺炎などが見つかることもありますので、咳がいつまでも長引く場合は必ずレントゲンやCTの検査でチェックしてもらうようにしてください。
(H18.10)
Q.精密検査や入院が必要なときは、どこの病院に紹介してもらえるのですか?
A.私は、自分の診断や治療に少しでも不安があるときは、患者さんが希望されなくても、積極的により高度な専門病院へ紹介するようにしています。また当院の診療に疑問のある方は申し出ていただければ、いつでもご希望の医療機関へ紹介いたします。私は気分を害することはありませんので、全く遠慮なさらず言っていただいて結構です。不信感を持たれたまま診療を続けることほどお互い不幸なことはありません。十分納得して、満足して診療を受けていただきたいと思います。そのようにして、当院の患者さんには常に最善の医療を享受していただきたいと思っています。

さて、紹介先の病院についてですが、基本的には患者さんや家族の方の御意向をまず優先しております。とくにご希望先のない場合や、ご希望の病院がある場合でも病気の種類や病状によっては、こちらの判断で、最適と考えられる医療機関を提案させていただきます。実際には、ご希望に配慮した上で、近隣では丹南病院・木村病院・斉藤病院など、大病院では県立病院赤十字病院済生会病院福井循環器病院などにご紹介させていただいております。東京や大阪などの県外の専門病院でもご希望があればいつでも紹介状を書いております。 (H18.9)
Q.太っています。どうしたら痩せられますか?
A.理論的には、摂取するカロリーを減らして、消費するエネルギーを増やせば必ずやせるはずです。やせられない人は、食べすぎか運動不足、或いはその両方です。食事と運動のコンビネーションでやせましょう。食事だけでやせるのは健康的でありません。

太っている人とくに早食いの人の中には、しばしば食べすぎていることを自覚しない人がいます。早食いの人は満腹感が得にくく、ついつい食べ過ぎているのですが自分では気が付きません。まずゆっくり時間をかけて食べるようにしましょう。ご飯を1〜2杯に決め、ご飯がなくなった時点でおかずも終わり、にしましょう。他に、やせない人のよくあるパターンは、知らないうちに油や脂を取りすぎている事です。油脂は、見た目の量は少しでも、カロリーは莫大です。天ぷらやステーキには誰でも用心しますが、マヨネーズやサラダのドレッシングなどにも要注意です。せっかく野菜を多くとっても油のドレッシングをかけていては何にもなりません。ピーナッツ、ポテトチップスなども油の固まり、口にしないことです。バターや砂糖をたくさん使ったお菓子類やあられの類も見た目以上にカロリーがありますので注意しましょう。
他、よくある勘違いはビタミンをたくさん摂ろうとして、果物を摂りすぎる事です。果物はお菓子と同じように糖分の塊で、高カロリーですので摂りすぎに注意しましょう。ちなみに、一日の果物の適量はリンゴなら一個です。

運動も必須です。できれば毎日か一日おきのペースで、30分位の早歩きのウォーキングがお勧めです。腕立てや腹筋運動なども取り入れ、筋力アップも図りましょう。始めのうちはなかなか変化が現れにくいですが、一ヶ月くらいは耐えて継続してください。継続しているうちに少しずつ体脂肪が減り、筋肉が付いてきて、体型や姿勢が変わってきます。一旦、筋肉が増えると少ない運動量でも効率よくエネルギーを消費できるようになり、脂肪がますます燃えます。このいい循環のサイクルに入ればしめたもので、どんどん変わっていく自分が楽しくなってくることでしょう。

最後にもうひとつ、運動のあとの一杯はたまりませんが、アルコール類のカロリーは甘いジュース以上です。せっかく苦労して運動したのですから、無駄にならないよう我慢しましょう。
(H18.10)
Q.血圧が、計るたびに違うのですが、どれが本当ですか?
A.血圧は絶えず変動しています。ちょうど湖の湖面がいつも揺らいでいるのと似ています。同じ時間に計っても計るたびに5〜10位の変動は普通です。細かい違いに一喜一憂する必要はありません。

安静で数分休んだあと、3回くらい計って最後の一番安定した値を採用するといいでしょう。連続して計るときは、一回一回、十分にカフの空気を抜いて、腕のうっ血を取りながら行って下さい。

誰でも、運動中や緊張したり興奮しているときは血圧は一時的に上がります。逆に、アルコールでほろ酔いのときや、入浴後、或いは気持ちよく運動した後などは血管が拡張して血圧はかなり下がります。

また朝方はやや高めで、夕方から夜にかけては下がるという日内変動があることも知られています。ただ朝の血圧が極端に高い場合は、早朝高血圧と言って特に危険性が高いと言われています。

朝夕の二回の安静時の血圧が正常(135/85mHg以下)であれば、多少の血圧の変動に神経質になる必要はありません。
(H18.10)
Q.安定剤は飲み続けても大丈夫ですか?
A.安定剤を飲まずに健康な毎日が送れるのならそれに越したことはありません。しかし、現代のストレス社会においては、心身共に相当病んでいる人も多く、安定剤のおかげでかろうじて心身が癒され、健康を維持できているという方も少なくありません。

最近の安定剤は、長期連用してもほとんど副作用もなく、安全と考えられています。

安定剤の害を心配するあまり、無理をして、治りにくい自律神経失調症や心身症・うつ病になってしまっては元も子もありません。ストレスでおかしくなりそうなときは、むしろ早めに軽い安定剤を使用し、病状の悪化を防いだほうが良いのではないでしょうか。

当然、体調がよくなれば、薬の量や強さを少しずつ減量して行き、やめることができます。
(H18.10)
Q.健康食品・サプリメントを勧められていますが、摂るべきでしょうか?
A.あくまでも補助的なものと考えるべきで、頼り切らないことが大切です。

巷にあふれる健康食品・サプリメントの類のほとんどが、素人受けするもっともらしい効能を謳っていますが、その多くは専門的にみれば、根拠に乏しく極めて怪しいと言わざるを得ません。過大な効能を謳い、薬事法違反に問われる事件もあとを絶ちませんが、これらはほんの氷山の一角でしょう。大体は高額な商品を売りつける詐欺的な商行為と私は思っています。

考えてもみてください、今こうしている間にも、世界中の製薬企業の超エリート研究者たちは、新たな薬を創生するために、それこそ血眼になって、果てはジャングルの奥地から深海の底まで新薬の材料を探し回っているのです。何万何十万という材料の中から血のにじむような努力の末にようやく物になる薬が生まれてくるのです。本当に効能のある健康食品やサプリメントであれば、そういう研究者たちが絶対放って置かないでしょう。
また本当に効能のあるものであれば、国も薬事法という法律の下に厳しく管理しなければいけませんから、素人が勝手に売買することなど許されはしません。結局、飲んでいてもとくに害のない、代わりに効果もない、素人に自由に売買させていても構わない、そういうあくまでも「食品」、が出回っている訳です。宗教のように精神的に癒される効果は期待できるかもしれませんが、頼り切らないことが大切と思います。

それどころか、中には逆に健康を害するサプリメントもあります。卑近な例で言うと、最近まで癌を予防するともてはやされたβ−カロチンは、今では摂りすぎると発ガン作用があることが判明しましたし、一部のアガリクスに発ガン作用が認められ問題となりました。

サプリメントに高額なお金をかける位なら、きちんとバランスよくおいしい食事をして、温泉や旅行にでも行ってストレスを発散したほうがどんなにいいか知れません。そして本当に必要な人は、きちんと確実な効能が証明されている「薬」、を飲むことです。
(H18.10)
Q.ピロリ菌の検査や治療はできますか?
A.当院では、検査も治療も行っています。
ピロリ菌の診断は、胃カメラで胃の組織を採取して行います。結果は数時間でわかります。
ピロリ菌の除菌治療は、三種類の薬を一週間内服することで行います。とくに難しい治療ではありません。ただ成功率は7〜8割と言われています。最終的に除菌が成功したかどうかの判定は、治療後3〜6ヶ月後に胃カメラか、呼気を調べる検査で行います。

私自身、何年か前にピロリ菌の除菌治療を受けました。一回目の治療では失敗しましたが、薬を替えて二回目の治療をしましたところ見事に菌は消失しました。以来、胃の調子はうそのように快調です。胃癌にもなりにくい体質になったと勝手に解釈し安心しております。(最近ピロリ菌が胃癌の主要な原因であることがわかってきています。)

慢性的に胃の調子の悪い方は是非一度チェックされることをお勧めします。
(H18.10)
Q.風邪の時、お風呂に入ってもいいですか?
A.最近は昔ほど入浴を厳しく制限していません。

昔、私が子供の頃は、風邪というだけで、入浴は一律に禁止されたものでした。確かに、高熱や頭痛でつらいときや、咳や痰がひどくて息苦しいようなときには入浴してはいけません。というより、そんな時は最初から風呂に入りたいとは思わないでしょう。

一方、微熱程度の全身状態が良好な風邪であれば、入浴は差し支えないと思います。
清潔を保ち心身ともにリフレッシュする効果があるため、むしろお勧めかもしれません。

ただし、入浴は考える以上に体力を消耗しますので、暖まったらなるべく短時間で上がる、のぼせるほど温まり過ぎない、上がったらさっと乾かして湯冷めをしないうちにすぐ床に就く、などの注意が必要でしょう。

風呂上りには、一時的に症状が楽になって、治ったように錯覚することがあリますが、病気そのものが軽くなったわけではありませんので油断せず、早く休むことが大切です。
(H18.10)
Q.メタボリック症候群って?
A.診断基準には、いろいろややこしい数値が列記されていますが、いちいち覚えるのは大変ですね。
今更いうまでもなく、肥満症、高血圧、高脂血症、糖尿病の四つは昔から、どれも動脈硬化を起こす最大の危険因子としてタバコと並んで非常に有名なものばかりで、特に目新しいものではありません。

今回提唱されたメタボリック症候群という概念の画期的な点は、この四つの病気がたとえ非常に軽い状態であってもいくつかが合併することにより、非常に強力な危険因子になり得るということを示したこと、そしてそれらの大元には、内臓脂肪という悪の根源があるのだということをはっきりさせたことにあります。

メタボリック症候群の中で定義されているのは、高血圧は130/85以上、高脂血症は中性脂肪150以上、善玉コレステロール40以下、空腹時血糖110以上と言う、いずれもこれまでの医者の常識からすればそれ一つだけでは完全な病気ともいえないくらいの比較的軽度のものばかりです。
それでも複数が合併すると、タバコや悪玉コレステロールが高いのと同じくらい動脈硬化を進行させる危険因子になるということです。

最近、脂肪細胞からさまざまなホルモン(アディポサイトカイン)が分泌されていることが明らかになって来ました。特に過食や運動不足がもとで増える内臓脂肪からは、糖尿病や高血圧や動脈硬化を引き起こす、非常に悪質なホルモンが何種類も分泌されていることがわかっています。
一方では、逆に内臓脂肪が減ると、糖尿病・高血圧・動脈硬化を予防し、さらにはは癌までも予防してくれる善玉のホルモン(アディポネクチン)が分泌される事までわかってきました。

従って内臓脂肪を減らすことが、糖尿病や高血圧を予防し、動脈をいつまでも若々しく保ち、健やかに長生きすることに直結するのです。

では、内臓脂肪を減らすにはどうしたらいいですかって? 
残念ながら、それには食事と運動しかありません。
(H18.10)
Q.糖尿病といわれました。治りますか?
A.糖尿病と診断された人が一番気にするところですね。

糖尿病には1型といって、原因の不明なままに突然発症してインスリン注射が絶対的に必要になる特殊なものもありますが、大多数は、主に遺伝的な体質があるところに生活の不摂生が重なって発症する2型糖尿病です。
ここでは2型糖尿病についての話になります。

結論から言うと、糖尿病の状態は治せますが、残念ながら、糖尿病の体質は一生治りません。

糖尿病になる人は、生まれつき膵臓からのインスリンの分泌が弱い体質があることがわかっています。ただそれだけでは糖尿病になることはありません。そういう体質がある上に、過食や運動不足が重なって発症するのです。

過食や運動不足が膵臓に無理をかけ膵臓を疲弊させインスリンの分泌が低下してしまいます。更に肥満により内臓脂肪が増えると、脂肪細胞からインスリンの効き目を悪くするようなホルモンが分泌されて、ただでさえ少ないインスリンがますます効かなくなり、糖に対する抵抗力が衰え最終的に糖尿病になってしまう訳です。

従って血縁に糖尿病の人がいるような人は、普段から生活習慣が乱れないように特に注意しないといけません。
一旦、糖尿病を発症すれば一生ものです。体質は治りません。

しかし、今ではいろんないい薬もありますので、きちんと療養すれば血糖は正常な人と同じようにコントロールでき、天寿を全うできますから、そういう意味では、糖尿病(の状態)は治せるといえます。
(H18.10)
Q.各種予防接種の料金を教えてください?
A.当院の各種予防接種の料金は以下のごとくです。

  
任意予防接種名 対象年齢 接種料金
水痘  6,500円
麻疹  5,000円
麻疹・風疹混合  8,000円
風疹   8,000円
日本脳炎   4,000円
破傷風  3,000円
ジフテリア  4,000円
狂犬病  7,000円
おたふくかぜ  5,500円
結核BCG  6,000円
A型肝炎  7,000円
肺炎球菌 7,000円


※尚、いずれも電話でのご予約が必要です。(H18.9)
Q.往診はしてもらえますか?
A.車で片道15分位までの範囲でしたら往診可能です。
往診できる時間帯は毎日13時から14時30分の間です。比較的病状が安定している方には、この時間帯に定期的な往診を行っております。差し迫った病状でなくこの時間まで待てる方、或いは通院できない方で、定期的な往診を希望される方はお気軽に御相談ください。

一方、突然の急変で一刻の猶予もないほど重症な方の場合、診療中に突然呼ばれても往診できない場合があります。
一人の医者が往診してできる医療行為には機材的にも、人的にもどうしても限界があります。実際、本当に切迫した緊急時には私が往診して下手に時間を浪費するより、むしろ直ちに救急車を呼んでいただいて救急病院に搬送されたほうがはるかにいい結果になると思います。

このような訳で、緊急時には病状をお聞きした上で、往診をお断りし、救急車による救急搬送をお願いすることがあることをご了解下さい。
(H18.10)