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スギ花粉症に対する(シダトレン)舌下免疫療法Q&A

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スギ花粉症に対する(シダトレン)舌下免疫療法Q&A

①:どのような患者さんが適応になりますか?

舌下免疫療法に向いている人は、下の項目の4個以上があてはまる人。

 

(  )屋外で症状が出やすい。 (  )鼻だけでなく目にも症状がある。
(  )マスクや眼鏡を使うと症状が軽減する。 (  )1日30回ぐらい鼻をかむ。
(  )家の中では症状は少ない。 (  )症状が出るのは殆んど2〜5月。

 

②:高齢者、小児、妊婦は対象になりますか?

○ 高齢者については、治療対象になります。スギ花粉症の確定診断を行った上で、他の疾患などに問題が無ければ、施行して良いと考えます。

○ 小児については、現在国内における保険適応は、12歳以上となっています。また、中学生ぐらいまでは、薬剤の管理などにご家族のサポートが必要です。

○ 妊婦については、新規の投与開始は控えます。治療中に妊娠が判明した場合は、患者さんとも相談の上、慎重に検討します。授乳中の婦人も投与しないことが望ましいです。


③:どんなことに注意すればいいのでしょうか?

○ 投与を始める前に、特異的IgE抗体検査などを行い、スギ花粉症の確定診断が必要。

スギ花粉飛散時期は新たに投与を開始しない。アレルゲンに対する過敏性が高いから。

○ 初回投与時は医師の監督の下、投与後少なくとも30分間は安静を保ち、十分な観察。

服用する前後の2時間程度は、激しい運動、アルコール摂取、入浴等を避けること。

○ アナフィラキシーを発現した場合を考慮し、家族の居る場所や日中の服用が望ましい。

すべての患者さんに効果が期待できるわけではなく、アレルギー反応が起こる恐れも。

 

④:どんな時に医師に相談すればいいのでしょうか?

○ 投与後、顔面腫脹、咽頭刺激感、口腔浮腫、発声障害、蕁麻疹などが認められた場合。

○ 喘息発作時、急性感染症罹患時や体調の悪い場合。副作用発現の恐れがあります。

○ 投与開始初期(およそ1ヶ月)、特に維持期開始初期に口腔内の腫脹が発現した場合。

○ 抜歯後等口腔内の術後、または、口腔内に傷や炎症等がある場合。吸収に影響も。

 

⑤:シダトレン取扱い上の注意とは?

○ 本剤を舌の下に滴下し、2分間保持後内服。その後5分間はうがい・飲食を控えます。

○ 本剤は冷所(2〜8℃)に保管すること。

増量期は容器に付属のディスペンサーを装着し、ポンププッシュし必要量を舌下に滴下。

維持期は、服用時にアルミラミネート容器を開封し、全量(1ml)を舌下に滴下すること。