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遠州大念仏請留組
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遠州大念仏請留組
(うけどめ組)
・遠州大念仏の歴史
遠州大念仏の起源については幾多の資料、市内数念仏団のホームページなどに詳しく掲載されているのでご参照願いたいが、戦国時代、三方原合戦時、浜松市中区鹿谷町の犀ヶ崖から転落死した武田軍の兵士の鎮魂歌としてスタートした、というのが定説です。
・請留組念仏団の歴史
請留という地名は現在使われておらず、正式には浜松市浜北区西美薗の4町内(大上、上、中、下)のうち、最北部の大上地域を指します。おそらく、天竜川が物資の運搬手段だった頃のコンテナ基地のような所だったのでしょう。
地理的には遠鉄ストア浜北店の南西〜浜名高校北側の小林グランドの北東に至る地域です。
参考までに、西美薗最南部の「下」は浜北区役所を含む地域です。
中世江戸時代に請留念仏団が存在したかどうかは不明ですが、現在の請留念仏は明治30年頃、北隣の本沢合組から伝えられたようです。
それ以来、戦中戦後の一時期を除いて、高度成長期以前は戸数40戸弱(現在はアパート、マンション等も含め200戸以上はありそう)の弱小町内ではありましたが、現在まで連綿と受け継がれております。
・請留組念仏の特徴
念仏団は現在、遠州地方に70数組あるといわれ、それぞれ特徴がありますが、
同じく本沢合から伝えられたといわれる東隣の永島組を含め、この3組は比較的似た特徴をもっています。
その中でも、請留組の特徴としては、非常にゆっくりとした流れで行うことでしょう。
ゆっくり踊ることはテンポよく踊ることに比べ一見楽そうなのですが、実はかがんだり伸びあがったりの時間が長いぶん、かなり体力を消耗するし、アラも目につきやすいものです。また唄や囃しも息切れもします。
衣装についても決して派手ではなく、発足当時の素朴な明治のままの雰囲気を残すように心掛けております。
こうした特徴から、自画自賛になりますが、玄人受けする念仏、または地味念仏と言えるでしょう。
・子供念仏
また近年は後継者育成と郷土芸能教育のため、保存会を中心に子供念仏にも力を入れております。
毎月2回、一年を通じ練習します。
子供達はほとんどが小学生ですが、大念仏を少しだけアップテンポにして、大人の請留念仏と同じ流儀です。
初盆お宅でもお施主様の許可を得て、「ひと庭」申させていただくことがあります。ほとんどのお宅で「かわいい!」と好評です。(但し、子供念仏は午後9時まで)
中学生になると部活動等で忙しく、多くの子供は一旦念仏から離れてしまいますが、放流した鮭が元の川に溯上するように、何人かでも戻ってきてもらいたいものだと思います。
・請留念仏の時期とお申し込み
大念仏の風習のある地域の半分以上がそうであるように、請留地域もお盆は7月の新盆です。
前述のように請留は小人口町内でありますので初盆のお宅も毎年4〜5軒程度で、町内での達唱も7月13日で済んでしまいます。
そこで7月14日はせっかくの練習の成果を、自前の念仏団が組織されていない地域などでの初盆供養で披露させていただいております。
依頼があれば8月の旧盆にも「ひとにわ申す」こともあります。
お申込先:平成21年度年番 市川 均(市川歯科医院053-586-5615)
・お布施の額
お布施は元来お施主様のお気持ちですので、私たちの側から「いく幾らください」というような話ではありません。
しかしそれでは却ってお布施の額がお施主様の悩みの種となってしまいます。
そこで私たちは町外の場合は、バスのチャーター、移動の時間等を考慮して
15万円程度を目安にしていただけたら、と申し上げております。
また時間についても、余裕をもって予定を組みますので、よほどの渋滞、事故等ないかぎり時間どおりにお伺いできるものと思います。
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