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通年性アレルギーの対処法 ![]()
通年性アレルギー(ダニ、ハウスダスト、カビ)の対処法
アレルギーの原因となっている物質(アレルゲン)が鼻に入ってこなければ、アレルギー症状は起こりません。ですから鼻に入るアレルゲンの量を減らすことが治療の第一歩であり、身近にできる対処法です。ハウスダストの成分は、主にダニの死がいや排泄物からなります。 ダニを増やさないためのポイント ダニが最も発育しやすい条件は、室温25℃前後、相対湿度75%前後です。高温多湿を避け、換気をよく行い風通しをよくしましょう。また除湿器が有効です(目標:湿度50%前後)。夏は冷房による室温の下げすぎに注意する。冬は暖房で室温を上げすぎない。室温の目安は20℃前後。 ダニを減らすためのポイント 部屋の掃除: 寝室は可能な限り毎日、掃除機をかける。他の畳やカーペットの部屋は週2回以上の掃除機を。掃除機は1回1m2あたり20秒以上の時間をかけましょう。掃除機はフィルター付きでも集塵袋が二重になったものが望ましいです。 寝具類: 天日干し後に掃除機をかける。掃除機かけの目安は、1m2あたり20秒以上の時間をかけて両面を1週間に1回、半年以上続ける。シーツや布団カバー類は少なくとも週1回は丸洗いしましょう。衣類や布団用の乾燥機は、殺ダニ効果があり大いに利用しましょう。収納していた毛布類を使用する場合は、使用前に天日干しにし掃除機をかける。(天日干し後に掃除機をかけるのは、死んだダニもハウスダストとなってアレルギーを起こすので、その量を減らすため) ベッドのマット、布団、枕にはダニを通さないカバーをかけましょう。 フローリング: 掃除はハウスダストを舞い上げないために、最初にふき掃除を行い、次に仕上げとして掃除機をかけるほうが、高率良く除去できます。掃除の優先順位:(1)寝具、(2)寝室、(3)居間 ぬいぐるみ: ないほうがいいのですが、必要な場合は洗濯できるものを少なめに置くようにしましょう。 手揉み洗いか、ネットに入れて洗濯機で丸洗いする。乾燥は乾燥機を使って中までしっかりと。 ペット: イヌ、ネコ、ハムスターなど毛の生えたペットは飼わないのが良いのですが、どうしても飼いたい場合は、屋外で飼い、寝室には入れないようにしましょう。イヌは週に最低1回は体を洗うなど、できるだけ清潔な飼育環境を保つようにしましょう。しかし近年、ネコやイヌのフケ・唾液のアレルギーの人が急増しています。ご注意を! |
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