関節リウマチ
指導/川合眞一
東邦大学医療センター大森病院 膠原病科教授


▼関節リウマチとは
関節が腫れて痛い 慢性の関節炎を主な症状とする病気です。現在でも原因は不明ですが、免疫異常がみられ、炎症が続くと関節が壊れて変形し、時に身体障害に至ることがあります。一方、関節の炎症がどうして悪くなるのかについては、かなりわかってきました。最近では、それらの情報に基づいた新しい治療法が次々と登場しています。女性に多く、30〜50歳代に始まる病気です。

▼食事・運動などの生活指導
 この病気に特に良い食事や、逆に病気に悪い食事は知られていません。しかし、ほとんどの病気でそうあるように、栄養バランスのとれた食事が原則です。適量のお酒は問題ありませんが、過ぎればそれ自体が病気に悪く、さらに薬の副作用も出やすくなります。また、肺症状をもつ患者さんでは、タバコはその症状を一層悪くします。
プール内歩行が最適  関節は動かさないと固まってしまう性質があります。そのためリハビリテーションは積極的に行うべきですが、その目的は関節の動く範囲を広げることと、筋力を保つことです。関節に負担をかけないで筋力を付けるような運動としては、プール内歩行が最適です。運動量は、翌日に痛みが増すようなら少し減らすというのが目安です。

▼再発・予防のための対策
薬の服用に自己判断は禁物です 関節リウマチの再発と予防に、明らかに良いという対策は知られていません。一方、ある薬が長年良く効いている場合でも、それをやめると病気が悪くなる患者さんは少なくありません。薬は、自己判断でやめたり減らしたりしないのがコツで、主治医と十分に相談することをお勧めします。

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