インフルエンザのくすり
指導/堀 美智子
医薬情報研究所/(株)エス・アイ・シー


▼インフルエンザとは
 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる病気です。近年人間に流行するウイルスは3種類ありますから、ひとシーズンで3回インフルエンザにかかることもあります。
▼インフルエンザと薬
吸入タイプの使用イメージ インフルエンザの治療薬には、タミフル®(5日間服用)、リレンザ®(5日間吸入)、イナビル®(1回吸入)、ラピアクタ®(1回点滴静注)の4種類があります。吸入薬は、正しく吸入することが大切です。子どもの場合、吸入できるかどうかを試す笛などもありますので不安な場合は医師・薬剤師に相談してください。また、粉薬を嫌がる場合、アイスクリームに混ぜるなど、ちょっとした工夫で飲めるようになることもありますので相談してみてください。インフルエンザ治療薬の中には、自費負担になりますが予防として使用できるものもあります。
 インフルエンザ治療薬で、子どもの異常行動が問題となったことがありました。薬によって引き起こされたものか、高熱などインフルエンザという病気そのものによるものか、詳しいことはわかっていませんが、何かあったとき、すぐに対応できるように、インフルエンザにかかった後少なくとも2日間は、子どもを一人にしないように心がけてください。
 また、インフルエンザの発熱に対しては、使用してはいけない解熱薬があります。解熱薬は、必ず医師から指示されたものだけを使用してください。
▼生活の注意点
 ゆっくり休養をとることが大切です。また熱は汗が出て下がります。脱水状態にならないように、スポーツドリンクなどでの水分補給が大切です。水分を与えても吐いてしまう場合、一度にたくさん飲む必要はありません。こまめに、ティースプーンで少しずつ飲みましょう。子どもや高齢者で水分をとれないような場合は受診をしましょう。
▼予防のための対策
予防のための対策 インフルエンザを防ぐ最も確実な方法は、予防接種です。
 子どもや高齢者、妊娠中の方、持病のある方については、積極的に予防接種を受けることが勧められていますが、こういった方々と接する機会が多い方も、忘れずに受けましょう。正しい手洗い、エタノールでの手指の消毒、うがいにマスク、部屋の乾燥にも注意しましょう。


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