糖尿病(とうにょうびょう)のくすり
指導/田村好史
順天堂大学大学院 代謝内分泌内科学


▼病気に関する基礎知識
 糖尿病とは、血糖値が正常以上に高くなる病気です。生活習慣病といわれているのは2型糖尿病で、日本における糖尿病患者の大部分を占めます。食べ過ぎや運動不足といった生活習慣により引き起こされると考えられていますが、そこに糖尿病になりやすい体質が加わるとさらに発症しやすくなります。血糖値の高い状態が長く続くと、合併症を引き起こしやすくなります。糖尿病性網膜症(もうまくしょう)、腎症(じんしょう)、神経障害が細小血管における主な合併症です。また、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脳梗塞(のうこうそく)といった動脈硬化症(どうみゃくこうかしょう)のリスクを高めるだけでなく、最近では認知症やがんの発症にも関わっている可能性があることが明らかになっています。
▼治療に関する薬の解説(種類や副作用など)
合併症の例 糖尿病になったからといって、すべての人が合併症になるわけではありません。しっかりとした管理で血糖値を正常レベルに近づければ、予防は可能です。食事・運動療法を行い、血糖値のコントロールが難しい場合などに内服薬を併用します。いずれの薬も低血糖を来す可能性がありますが、その程度は薬により異なります。

 薬の種類と主な副作用について表にまとめました。
薬の種類と主な副作用


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