C型肝炎とは
指導/山崎 肇
大阪大学医学部附属病院 臨床試験部 薬剤主任


▼病気に関する基礎知識
 C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染によって起こる肝臓の病気です。急性肝炎の70〜80%は慢性肝炎に移行し、そのまま病気が進行すると、肝硬変・肝がんになる可能性が高くなります。
▼日常生活における注意点
 肝臓を守るための日常生活における注意点は、次の通りです。

1. 食事は栄養のバランスを考え、規則正しく摂ることが大切です。 食物繊維を十分に摂り、便秘にも注意しましょう。ただし鉄分を多く含む食品(レバーやひじきなど)を大量に摂ることは控えましょう。
2. 肝臓に負担となりますので、飲酒は避けてください。
3. 慢性肝炎の方は、特に安静にする必要はありません。適度な運動を行い、体力の保持を心がけましょう。

規則正しい食事・飲酒は避ける・適度な運動
▼再発・予防のための対策
 C型肝炎に対するインターフェロン治療は、長期間になります。規則正しい生活を心がけるとともに、主治医の指示に従って、定期的な診察を受けるようにしてください。 くすりも決められたとおりに服用しましょう。規則正しい生活また不眠・不安感・気分が落ち込む・咳がでる・息切れしやすい・ものが見えにくいなどの症状がみられたら、できるだけ早く主治医に連絡してください。
 C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。日常生活ではあまり神経質になる必要はありませんが、感染防止のためにカミソリ・ひげそり・歯ブラシなどは共有しないでください。


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