うつ病とは
指導/安藤勝己
安藤内科院長


▼うつ病の基礎知識
 うつ病は「こころの風邪」ともいわれ、だれでもかかる可能性のある病気です。きちんと治療を受ければ治りますが、風邪よりもずっと重大な病気です。
 うつ病には次のような症状があります。
身体症状: 寝つきが悪い、朝早く目が覚めて眠れない、寝起きが悪い、食欲がない、疲れやすい、頭や体が痛む、体重減少
精神症状: 憂うつ、くよくよする、自分を責める、いっそ死んでしまいたい、集中力の低下、何をするのもおっくう
 最近ではこのような症状に、脳の中の神経伝達物質の働きが関係しているともいわれています。
 治療には十分な休養、適切な薬物療法、医師や周囲の方たちと相談しながら治療を受けること、これらの三つが必要です。

▼生活指導
したいこと したくないこと日常生活では「したいこと」を大切にして、「したくないこと」を無理にしないようにしましょう。責任感が強く頑張りすぎる人ほどうつ病になりやすいため、中にはなかなか仕事を休めない方もいます。そんなときは一人で抱え込まず、どうすれば安心して休めるか主治医やご家族とよく相談するとよいでしょう。規則正しい生活も健康のためには必要ですが、最初のうちはまずよく眠って疲れを取ることです。
また、周囲の方の励ましは、かえって患者さんを追い込むこともあります。焦らずに見守ってあげてください。

▼再発・予防のための対策
処方箋調子が良くなっても、自分の判断で薬を減らしたり、やめたりしないようにしましょう。再発を防ぐために、ご自分の生活の仕方や考え方を変えることが必要になる場合もあります。治療が終わるときには、主治医とうつ病になった最初のころの症状を確認しましょう。同じ症状が現れて続くようであれば再受診してください。

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