花粉症について
指導/太田伸男
山形大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科講師


▼スギ花粉症
 スギ花粉にさらされると次第にアレルギーを起こしやすい体になる場合があります。その後、スギ花粉を少しでも吸い込むたびにくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みや涙といった症状が出てきます。スギ花粉は鼻、のど、眼の粘膜から体内に侵入します。そして、粘膜を通過したスギ花粉が結合したアレルギーの細胞は、ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどの化学伝達物質を細胞の外にまき散らします。これらの化学伝達物質が花粉症の症状を引き起こすわけです。

▼日常生活で気をつけること
 栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠をとりましょう。風邪は花粉症を悪化させることがありますので風邪を引かないように気をつけましょう。また、スギ花粉を避けることも大切で、マスクやメガネの着用も有効です。空気清浄器は掃除機だけでは取りにくい空気中の花粉を除去する効果があります。

▼再発と予防のための対策
 花粉症は毎年同じ時期に症状が出ます。スギ花粉はテレビなどで報道される飛散日の前でも少しずつ飛んでいます。わずかに症状が現れたころから薬を使用すると、ひどい症状に苦しまずに済みます。多くのくすりがあり症状や重症度によって、どの種類のくすりが合うかは異なります。早めに、先生に相談してください。
スギ花粉カレンダー(厚生労働省花粉症研究班調査データ)

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