早朝高血圧とは
指導/志水元洋
柳井市立平郡診療所
指導/苅尾七臣
自治医科大学COE・内科学講座循環器内科学部門教授


▼どうして早朝の血圧なの?
 朝、目覚める前後の時間帯には脳卒中や心筋梗塞が多発します。血圧も1日のうちで、しばしばこの時間帯に最も高くなることから、これらの病気の原因や引き金になっているのではないかと考えられるようになってきました。

▼どうやって調べるの?
 病院の診察室で血圧を測るだけでは早朝高血圧を見つけることはできません。朝の血圧は家庭用血圧計を使って、簡単に継続して調べることができます。正しい測定法を身につけて、朝の血圧を測りましょう。

▼どれくらいだと早朝高血圧?
 血圧は、その日の体調や精神状態などに左右されやすく、容易に変動します。1回だけの測定値で一喜一憂しないようにしましょう。現在のところ、『家庭で測った血圧は高血圧を135/85mmHg以上』と定義しており、早朝の血圧もこの値を高血圧の基準とすべきでしょう。
▼どんなことに気をつければよいの?
 お酒が早朝高血圧の原因のひとつと考えられています。治療に際しては、飲酒を控えるようにしましょう。
▼降圧薬による治療はどのようにするの?
 家庭で測った血圧が治療の目安になります。降圧薬を開始してからも、家庭での血圧測定を続けましょう。降圧薬の種類や服用する時間は主治医とよく相談し、自己判断で変更したり中止したりしないようにしましょう。



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