うつ病とは
指導/橋本亮太
大阪大学大学院連合小児発達学研究科 准教授


▼病気に関する基礎知識
 うつ病は、誰でもかかる可能性のある頻度の高い病気です。症状としては、悲しくなる、気分が落ち込む、自分の好きなことさえやりたくなくなる、あるいはできなくなったりすることがあります。ほかにも、寝つきが悪い、早く目覚める、逆に朝起きられない、食欲がない、体重が減る、イライラする、不安になる、体が重く感じる、疲れやすくなる、集中力がなくなる、物事を考えられなくなる、自分がダメな人間だと責めるというような症状も現れます。さらに重度になると、「いっそ死んでしまいたい」と思って、実行に移してしまう場合もある重大な病気です。これらの症状が数日続いたり短時間起こることは、うつ病でなくてもありえます。しかし、うつ病の場合、2週間以上毎日、これらの症状が一日中続くため、非常に苦痛を感じ、今までの生活に支障を来すようになります。
▼治療と生活指導
治療と生活指導 うつ病は、「軽症」、「中等症・重症」、「精神病性」に分類され、治療法が異なります。どの分類においても、うつ病に対する理解を深めて、過度のストレスがかからないように環境調整を行うことが重要です。「軽症」の場合には、薬の使用や休養については賛否両論があり、必ず実施するとは限りませんが、「中等症・重症」や「精神病性」では、薬や修正型電気けいれん療法などが治療の中心となり、十分な休養も必要です。
▼再発・予防のための対策
再発・予防のための対策 うつ病は再発することの多い病気ですので、調子が良くなっても、自己判断で通院や薬をやめたりせず、主治医の先生とよく相談して、治療方針を確認しましょう。
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