油断大敵!食中毒シーズンの到来です
 


  食中毒が発生しやすい状態になっています
   

電力不足、高湿度、高温・・・
2011年3月の東日本大震災をきっかけに、家庭および職場での節電が呼びかけられ、また意識も高まっています。エアコンの使用を控える、設定温度を上げる、といった取り組みで、昨年は大停電を免れました。今年も引き続き節電が呼びかけられています。
さてこの一方で、室内環境は高温多湿、つまり「菌」の温床。食中毒がおきやすい状態になっています。


  予防の原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」
   

毎年のようにレストランや旅館などでの集団食中毒が話題となります。2011年は生肉摂取による食中毒の発生が報道され、政府からも「子ども、お年寄り、抵抗力の弱い方は、生で肉を食べないようにしましょう。」と呼びかけがありました。(平成23年政府広報)
では、どのようにして食中毒から身を守ったら良いでしょう。ここでは、家庭でできる食中毒予防6つのポイントをご紹介いたします。

家庭でできる食中毒予防6つのポイント
<家庭でおこなうHACCP(宇宙食から生まれた衛生管理)>

  • ポイント1 食品の購入
    肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮なものを購入する、消費期限を確認することは大前提。
    ビニール袋などに分けて包み、もれた肉汁や魚の水分が他の商品に付着しないようにしましょう。また、冷蔵・冷凍が必要な食品の買い物は最後にし、購入後は寄り道しないこと。
  • ポイント2 家庭での保存
    冷凍や冷蔵が必要な食品は、すみやかに冷凍庫や冷蔵庫にしまいましょう。ここで注意したいのは、詰め過ぎで冷凍・冷蔵がきちんと機能していない冷蔵庫。隙間無く詰め込まれていませんか?目安は七割、冷蔵庫は10度C以下、冷凍庫は-15度C以下に維持すること。細菌の多くは10度Cで増殖がゆっくりとなり、-15度Cでは増殖が停止します。(細菌が死滅するわけではないのでご注意!)一度冷凍した食材を解凍、再冷凍は危険です。
    また、水漏れを防ぐために必ずビニール袋や容器に入れ、他の食品に肉や魚などの水分がかからないようにしましょう。
  • ポイント3 下準備
    タオルやふきんが清潔かどうか、石鹸はあるか、調理台は清潔か、必ず確認しましょう。
    井戸水を使用しているご家庭では、自治体などでおこなっている水質検査を受けると良いでしょう(各自治体に問い合わせてみてください)。
    肉や魚の汁が、他の食材、調理済みの食品にかからないよう十二分に注意しましょう。
    まな板は清潔ですか?生の肉や魚と、他の食材を扱うまな板は分けると良いでしょう。使用済みのまな板、包丁、ふきんは、すみやかに洗うことが大切ですが、熱湯や漂白剤などで消毒することをおすすめいたします。スポンジやたわしは煮沸消毒すると良いでしょう。
  • ポイント4 調理
    加熱して調理する食品は必ず十分に加熱しましょう。もし食中毒菌がいた場合でも殺すことができます。目安は、中心部の温度が75度で1分以上。
    電子調理器を含む調理器具が清潔であるかどうかも確認しましょう。
    調理を途中でやめ室温で放置すると細菌が増えたり、他の職人につく恐れがあります。
  • ポイント5 食事
    食事の前は必ず手洗いをしましょう。石鹸で、手の甲や指の間まで、20秒以上が目安です。
    食べ残しは室温に放置せず、かならず冷凍・冷蔵保存しましょう。
    気温と湿度が徐々に上がる春〜初夏にかけて、油断しがちなポイントです。
  • ポイント6 残りもの
    残った食品は、きれいな容器に移し、冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。時間が経っているようでしたら思い切って捨てることも大切です。
    汁物は沸騰するまで加熱します。

上記のポイントは、「付けない、増やさない、やっつける(殺す)」。簡単な予防方法なので、ポイントをきちんと押さえ、家庭からの食中毒を防ぎましょう。


  市販の便利グッズを利用する
   

節電意識の高まりから、ホームセンターや衛生用品売り場で、キッチンまわりやお風呂場、洗面台、お手洗い、寝室、リビングにいたるまで、清潔を保つための商品を多く見かけるようになりました。調理台をさっと拭くだけ、まな板にふきかけるだけで除菌できるタイプのスプレーなどもありますね。
これらの商品をうまく活用することで食中毒から家族を守ることができます。塩素系、アルコール系、それぞれ取り扱いには注意しましょう。
夏期に注目される食中毒は、年間通して発生しています。油断せず、予防に努めましょう。

参照
エンパワーヘルスケア「健康Salad」、厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」


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