医療情報一覧へ

 
医療機関にかかってほしい「頭痛」の悩み
 

二日酔いのとき、風邪をひいたとき、ストレスがかかったとき、女性であれば生理中など、頭痛を感じたことがないという人はほとんどいないはずです。事実、日本人の成人の約4割が頭痛持ちと言われています。ありふれた病ではありますが、気になることがある方は医療機関に相談することが肝心です。
 

 
その頭痛、命にかかわるリスクがあるかも・・・
    「頭痛で医療機関に行くなんて」とお考えの方もいるかもしれません。しかし、病気が隠れている頭痛があり、検査が必要です。
 
頭痛は大きく2つのタイプに分類されます。一般に頭痛というとほとんどが片頭痛(頭が脈打つように痛い、吐き気や嘔吐が起こる、動くと痛みが悪化するなどの特徴がある)や緊張型頭痛(心身のストレスが原因となり、筋肉が緊張して後頭部から首筋にかけて痛みが起こる)、群発頭痛(ある特定の期間に集中して起こる。アルコールで誘発されることもある)を含む「一次性頭痛」です。これらの頭痛は命に別条はありません。
 
一方で心配なのが、くも膜下出血、髄膜炎、脳梗塞、脳腫瘍など頭痛の原因となる何らかの病気があって発生する「二次性頭痛」です。これまでに感じたことがない激しい痛みや、だんだん痛みがひどくなる頭痛、頭痛とともに高熱が出る、手足の麻痺やけいれんがあるといった場合は迷わず受診してください。死に至るリスクがあります。
 
また、「一次性頭痛」の中にも頭痛で寝込んで仕事や家事ができないなど、日常生活に支障が出る方もいます。命に別条がない一次性頭痛の場合でも1回は医療機関で検査した方がいいでしょう。
 

 
医療機関ではどんな検査をするの?
    医療機関を受診する際は、ご自分の頭痛の状況(頭痛の起こった日時、どんなときに痛むか、どのような痛みか、痛みの程度はどのぐらいか、痛みはどれぐらい継続するのか、どんな頻度で起こるのか)やこれまでの対処方法(薬は飲んだか、効いたか)を伝えましょう。
 
これらの情報を日頃からメモしておくことで、天気が悪い日や月経前後に起こるなど、頭痛の規則性を認識できる場合もあります。痛みの出る日を予測できれば、明日は薬を持って出かけようなどと準備ができるでしょう。
 
それらの問診の内容を踏まえて、脳のCT検査やMRI検査、血液検査などを行い、命に別条があるような頭痛を除外していきます。
 

 
頭痛薬は症状に合わせた処方が大切
    問診や検査で診断がついたらそれぞれに適した治療を始めます。頭痛薬にもさまざまな種類があり、タイプによって適したものが異なります。自分の症状にぴったりな頭痛薬を選ぶためには、医師の診断が必要です。
 
同じ頭痛でも、眠れないと訴える方にはまず眠りやすくするお薬を処方したり、気分の浮き沈みなどの症状がある方にはリラックスさせてあげるお薬を処方したりします。
 

 
薬だけじゃない! 習慣を変えて頭痛を緩和
    また、治療はお薬の処方だけではありません。医療機関によっては受診時に生活指導や食事・運動の指導をします。
 
慢性頭痛の方は生活習慣の中に頭痛になりやすい要素があるので、何が原因なのかを探りましょう。悪い習慣に気付いて改善することが頭痛の緩和につながるケースもあります。
 
外出中の注意点
 
片頭痛の方は光や音に敏感なため、帽子やサングラスで光をカットするとよいでしょう。人混みを避けたり、マスクや耳あて・耳栓をしてうまく情報をカットして脳が疲れすぎないようにしてあげることも、頭痛予防につながります。
 
仕事中の注意点
 
長時間同じ姿勢でデスクワークをしていると頭痛が起こりやすくなります。15分に1回は姿勢を正すとよいでしょう。
 
食事中の注意点
 
チョコレートやチーズ、ワインは頭痛を誘発するので食べ過ぎに注意です。さらに、低血糖は頭痛を誘発するので、朝ご飯なしで出かけるのは禁物。1日3食に!
 
入浴中の注意点
 
頭痛の発作が起きているときに、お風呂に入るとかえって悪化することがあります。痛いときは安静にしましょう。
 
就寝の注意点
 
部屋の電球を暗い電球に変えたり、遮光カーテンにすると頭痛予防によいでしょう。できるだけ、夜はテレビやパソコンの画面を止め、脳を休めてあげてください。
 
 

▲TOP

制作:エンパワーヘルスケア株式会社
ご利用規約
Copyrights ©2016 Empower Healthcare K.K. All rights reserved.