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睡眠負債
 

2017年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10にも選ばれた話題の言葉「睡眠負債」。その意味を詳しく解説していきます。
 

 
睡眠負債チェックリスト
    −朝、起きる時刻になかなか起きられない
−起きた時にだるさを感じる、頭がぼんやりする
−午前中に眠くてたまらないことがある
−横になると、どこでもすぐに寝てしまう
−休日は平日よりも2時間以上長く寝てしまう
−食事の時間や回数がバラバラ
 
当てはまる人は睡眠負債がたまっているかもしれません。
 

 
睡眠負債による「健康被害」とは?
    睡眠負債とは、睡眠不足が借金のように積み重なってあらゆる不調を引き起こす状態のことをさします。日本は睡眠負債大国と呼ばれています。
 
事実、平成29年の厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、20歳以上の平均睡眠時間は6時間未満がなんと約4割。同調査で「睡眠で休養が十分にとれていない」と答える方もここ数年で右肩上がりに増えています。
 
また、自治医科大学が行った研究によると、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人より死亡率が2.4倍も高くなるそうです。睡眠負債が蓄積すると、死亡リスクもあがるのです。
 
さらに、交通安全を推進するアメリカの非営利団体である「AAA Foundation for Traffic Safety」の調査では、平均睡眠時間が6時間未満の方は交通事故による死亡率が13%も高まるという報告もあります。
 
他にも、免疫力が下がって風邪をひきやすくなったり、肥満や高血圧などの生活習慣病のリスクも高まったり、肌の保湿力が悪くなったり、精神面でもうつになりやすいと言われています。
睡眠負債を抱えていると損をすることばかりなのです。
 

 
どうやって負債を解消するのか
    睡眠負債の原因は
  1. 純な睡眠時間の不足 
  2. 夜勤による生体リズムの乱れ
  3. 不眠症や夜間頻尿などの睡眠障害
です。
 
生活習慣を改善したり、医療機関を受診して、これらの原因を解消しましょう。
 
効果的と言われているのが、朝の起床時間に太陽の光を浴びること。眠りホルモン「メラトニン」の分泌が盛んになります。
 
また、就寝1時間前に40℃前後のお風呂にゆっくりつかり、就寝時には暖色系で暗めの照明に切り替えるなどの工夫も◎。スマホなどの電子機器を寝る前に見ることは寝付きを悪くするので避けてください。
 
負債をためて自分の将来を台無しにする前に具体的な対策を打っていきましょう。
 

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