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生活習慣病
生活習慣病という言葉を皆様は日常的に目にし耳にされていると思います。病気というものが必ずしも生活習慣・環境によるものではなくても、素因が大きく関係していますが、よりよい生活習慣を築くことで、病気をよりよくコントロールできる場合が多くあります。
生活習慣病とは、高血圧病、高脂質血病、糖尿病など。
私達が身近にきく病気であり、また最近は肺気腫などの呼吸器疾患が喫煙・大気汚染と関係して言われるようになり、過食・肥満・ストレスに関係する逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍など消火器疾患もこのうちに含まれるかもしれません。
これらのありふれた病気が何故問題になるかといえば、高血圧症・高脂質血症・糖尿病は動脈硬化性疾患の危険因子であるためであり、その上手なコントロールは、将来、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)、脳血管障害(脳出血・脳梗塞など)の発生率を有意に下げることが、多くのデータによって証明されています。また、呼吸器・消化器の病気は、その症状故、日常生活の快適さを損なうことになります。
生活習慣の改善が第一ですが、それを補って上手に薬を使うことが必要になります。従って、個人個人のコントロールは単純に検査結果の数値のみで決めるものではなく、個人個人の状態によって決められなくてはなりません。
快適な生活は、自分の責任において作っていくべきですが、そこに少しのお手伝いが出来ると思っています。
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動悸
"動悸がする"、或いは"ドキドキする"という訴えは、日常の診療の中で珍しくありません。"動悸"という言葉でまず考えられるのが"不整脈"で、字のごとく脈の不整がみられるのですが、一見、脈が不整でなくても不整脈と分類されるものもあります。
不整脈の中にも様々な型があり、まずその型を知ることが必要です。
不整脈が常時出ている場合には、一時の心電図で診断することができますが、'時々'や'稀に'という時はなかなか見つけ難いもので24時間の心電図をカードでとって現像することもあります。"現行犯を捕まえる"わけです。
不整脈が出ても全く自覚する、しないに関わらず、不整脈の型とその出方を知ることがまず必要なことで、多くの場合は治療を要しないのですが、適切な治療を行わないと、心不全や突然死に至ることもあります。
心臓が原因となるものの中の一つは、心機能の低下、即ち、心不全で、更にその原因は最近では虚血性心疾患によるものが多くなっています。
一概に、「動悸」といっても、その原因は必ずしも心臓が原因とは限りませんが、心臓以外で最も多いのが貧血です。貧血にもいくつかの型があって、若い女性の鉄欠乏性貧血はよく見られます。鉄剤が処方されますが、その他の型も、原因によって治療法が異なります。何よりも貧血の原因を突き止めることが再優先です。
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虚血性心疾患
虚血性心疾患とは、動脈硬化症による心臓疾患をさしています。身近にきく言葉に心筋梗塞・狭心症がありますが、これは症状が表に出たものであり、自覚されなくても動脈硬化が進行し、心筋を養うに十分な血液が供給されない状態にある場合(無症候性といいます)も多くあります。心筋梗塞や狭心症の治療はもちろんですが、この無症候性の心臓疾患の状況を早期にキャッチし、適切なコントロールを行うことも病気の進行を遅らせるために必要なことです。
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