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  当院の設備  

超伝導MRI装置(Gyroscan Intera 1.5T power)

280×210

 通常のMRI、MRA画像の撮像以外に、この機種から可能となった全身の拡散強調画像による悪性腫瘍検査を行っています。また、あまり一般的ではありませんが、頭部撮像のルーチンは痴呆(認知症)と脳血管障害の極早期診断に適した設定にしてあります。
 この装置は二台目です。初代は平成9年に導入し,平成16年末まで使用した0.5T機でした。
 ところで、MRI装置の名前についているTですが、テスラと読み、磁力の強さを表す数字(静磁場強度といいます)です。現在日本国内で使われているのは小さいほうから順に0.1T、0.2T、0.3T、0.35T、0.4T、0.5T、0.7T、1T、1.5T、3Tの10種類在ります。当然数字が大きくなるほど強力です。この内、0.4T機以下を低磁場装置、0.5T機を中磁場装置、1Tと1.5T機を高磁場装置、3T機以上を超高磁場装置と呼んでいます。ただし、0.5T機は事実上生産終了状態にあるため、これからは1Tが中磁場装置、1.5Tが高磁場装置と呼ばれるようになるかもしれません。
 さて、みなさんもホームページその他でご覧になったことがおありの、「圧迫感のないオープン型装置」と称するMRI装置で現在日本にあるものはすべて低磁場装置です。MRI装置の性能は、あくまで理論値ですが、静磁場強度の三乗に比例することになっているため、1.5T機は0.5T機の九倍の性能であることになります。実際、現在使用中の1.5T機は以前使用していた0.5T機にくらべ、半分以下の時間で四倍以上細かい像を得ることができます。それを体感したので当院では0.5T機の使用を終わり、全面的に1.5T機に切り替えました。


ヘリカルCT(SCT6800TX-ME)

 一秒一回転のヘリカルCTです。MRIは空気が大部分を占める肺の診断に限界があるためCTも必需品です。スライス厚は最薄1mmが可能です。バージョンアップにより、一度に60回転までは可能ですが、肺の撮影では息止めが必要のため、20秒20回転までを使用しています。今では一回転で64スライスの撮影ができる装置が普及しつつあり、この装置を導入した平成10年とはたった7年の隔たりしかないのに隔世の感があります。

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血球自動分析装置

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一分以内に赤血球、白血球、血小板の計数が可能です.


処置室

 大きな窓からたくさんの自然光が入る開放的な処置室です。以前はリハ室でしたが、リハ室は平成15年開館の新館に移し、点滴、採血、血液検査、心電図検査をここで行うことにしました。

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脳血流解析装置(AZ725)

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 非放射性キセノンガスの吸入により脳血流を測定します。結果はカラー表示されます。所要時間は8分です。キセノンガスには軽い麻酔作用があるため検査中は酔ったような気分になりますが,数分で正常に戻ります。刈谷市内の医療機関で本装置を常時使用しているのは当院だけです。
 私はこの装置の開発に第二相からかかわりました。中津川市民病院勤務時代です。当然試行錯誤の連続で、安定した(再現性のある)検査にするまで苦労しました。当時の装置は施行者の指先三寸で結果を操作できる曖昧さがありましたから。もちろん市販後第二世代となるAZ725にはそんなことはありません。体動に対する各種補正機能も備わっており、構えずに検査できるようになりました。ただし、保険適応ではありますが、キセノンガスがボンベ一本で三万円するため、検査費用は三割負担の方で二万円ほどかかります。この点、ご理解ください。


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