『漢方薬』とはどのような薬なのでしょうか? 漢方薬と新薬(西洋薬)は、どう違うのでしょうか? 漢方薬を水なしで服用してもいいのでしょうか? 漢方薬を飲み忘れてしまった時は、どうしたらよいのでしょうか?
『漢方薬』とはどのような薬なのでしょうか?
『漢方薬』は、薬として効くことが知られてきた生薬(自然の植物や、動物、鉱物など)を、いくつも組み合わせた薬です。漢方薬の歴史は古く、世界四大文明の一つ、中国(漢)が、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせ(処方)を生み出しました。それをもとに、日本の現状に合せて発展させてきたのが、漢方薬です。
漢方薬と新薬(西洋薬)は、どう違うのでしょうか?
新薬(西洋薬)の多くは、有効成分が単一で、切れ味が鋭く、即効性があるため、感染症の菌を殺す、熱や痛みをとる、血圧を下げる、といった一つの症状や病気に対する直接的な治療に適しています。一方、漢方薬は、いくつもの生薬を組み合わせた薬ですので、慢性的な病気や全身的な病気の治療など、複雑・多彩な症状に効果を発揮します。
漢方薬を水なしで服用してもいいのでしょうか?
薬を水なしで服用すると、溶けるのに時間がかかり、薬の効果が表れるのが遅くなります。また、まれに口や胃などを荒らしたり、入れ歯の間にはさまり易くなったりします。薬を早く溶かして、効果を出すためにも、ぜひ、水とともに服用して下さい。漢方薬に限らず、【薬は、コップ一杯の水とセット】を合言葉に服用しましょう。
漢方薬を飲み忘れてしまった時は、どうしたらよいのでしょうか?
飲み忘れをすぐ気付いた場合は、食後になったとしても飲んでも構いません。しかし、飲む時間からだいぶたっている場合は、飲み忘れ分は飲むのを止めて、次回から正しい時間を守って下さい。決して、次の回に二回分飲んだりしてはいけません。