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  日刊ゲンダイに「死ぬかもしれないのどの痛み」の話が掲載されました。
 
「のどが痛いのは、風邪かたばこの吸い過ぎかカラオケの歌い過ぎ。休んでいれば治るさ」なんて軽く考えていたら、痛い目に遭うかもしれない。実は、「のどの痛み」で夜間救急外来に駆け込み、即入院という患者は少なくないのだ。中には痛みを訴えて半日後に亡くなったケースもあるというから怖い。「死ぬかもしれないのどの痛み」があることを知っておいた方がいい。

痛み出して半日で窒息死することもある病気とは・・・

耳鼻咽喉科の「慶友銀座クリニック」大場俊彦院長に聞いた。

40代のAさんは、のどの痛みに耐えかねて、夜11時過ぎに夜間救急外来に。数日前からのどが痛み、市販の風邪薬を飲んでいたが、徐々に痛みが増し、熱が38度を越えたのだ。
当直の若い内科医の診断は「風邪」。のどを診てもらったが、扁桃の腫れもないため「軽い風邪だ」という。抗生物質を処方してもらい帰宅したが、その数時間後、息が苦しくなって再び同じ病院の夜間救急外来へ。ベテランの医師に診てもらったところ、「急性喉頭蓋炎」と診断され、緊急入院となった。

「喉頭蓋とは、のどの奥の気管と食道の分かれ目にある蓋のような部分で、食べ物が気管に入らない弁のような動きをしています。急性喉頭蓋炎はのどの奥の炎症が喉頭蓋にひろがり、喉頭蓋が腫れる病気です。水を飲むときものどに痛みがあったり、息が苦しく、声が出にくい、といった自覚症状が表れます」(慶友銀座クリニックの大場俊彦院長)
この病気が怖いのは、発祥するを急激に症状が悪化することだ。一気に腫れあがり、空気の通り道である気道が閉塞。発症後数時間で症状が急激に悪化、半日で窒息すすることもあるという。抗生物質の点滴や、ステロイドの注射で治るが、最悪、呼吸困難がひどい場合は気管切開することもある。

厄介なことに、この病気は口を開けただけではわからない。喉頭鏡や内視鏡を使ってのどの奥まで調べる耳鼻咽喉科の医師、患者がのどの痛みを訴えると最初からこの病気を疑う医師でないと発見が難しい。

「心筋梗塞、くも膜下出血と並び、救命救急では誤診が起こりやすいベスト3に入る病気です」(関西の救命救急センターの勤務)

では、どんな人がやばいのか?
「急性喉頭蓋炎は決してまれな病気でなく、喫煙習慣のある20代後半から60代くらいの男性にも多く、過労などで免疫力が低下した人がかかりやすい。糖尿病の人は炎症が重症化するので要注意です。季節に関係なく発症し、咳や鼻水がないこともあるので、のどが痛くて食べ物がのみ込みにくいと感じたら、すぐに耳鼻咽喉科の医師に診てもらうことです」(大場院長)
たかが、のどの痛みと考えてはいけないのだ。

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  日刊ゲンダイに「口呼吸やめないとこんな病気になる」の話が掲載されました。
   
口呼吸をする人が増えている。ある医師は「自分では気づいていないだけで、成人の半分近くは口呼吸」とさえ言う。その口呼吸は、さまざまな病気を引き起こす。さらに、顔つきが変わり、味覚や嗅覚なども鈍くなるという。

顔つきが変わり、味覚や嗅覚も鈍る

「口呼吸をすると、まず風邪をひきやすくなって、肺炎になりやすい。歯周病や虫歯などの口腔内の病気のほか、ひどいいびきをかき、高血圧や心筋梗塞などを併発する睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります」

こう言うのはサラリーマンの病気に詳しい「慶友銀座クリニック」の大場俊彦院長だ。 口呼吸をする人は、乾燥して冷たい空気が口から直接体内に送り込まれるため、口腔内やのどが乾燥する。鼻呼吸なら80%近くカットされるはずの細菌などが体内に侵入し、さまざまな病気を引き起こすという。

「”口呼吸はアレルギーの原因”と言う口腔外科の専門医もおられます。口呼吸が恐ろしいのは、単に病気を引き起こすからだけではありません。顔が変形することがあります。”アデノイド顔貌”という病気です」

成長期に口呼吸が恒常化すると鼻と耳とのどの交差点にあるアデノイドが肥大。顔面の筋肉や骨格が変わる。下あごに比べて上あごが小さくなり、面長の出っ歯になることが多い。
口呼吸を続けていると、歯並びも悪くなる。いつも口をポカンと開けているため、口角の筋力が落ち、おちょぼ口になりやすく、ぼんやりした顔になりやすい。
また、口呼吸をする人は鼻を使わないため、鼻詰まりに気付かず、蓄膿症がひどくなることもある。口呼吸をする人は、舌の筋力が弱いため、寝ているときに舌根が気道をふさぎやすい。十分な酸素を体内に取り込めないため、脂肪を燃焼できず、肥満になりやすいという医師もいる。

では、自分が口呼吸か否かは、どうすればわかるのか?
「たとえば(1)目が覚めたとき、くちびるが乾いている、のどがヒリヒリする(2)食事をするときクチャクチャ音を立てる(3)いびきをかく----という人は気をつけた方がいい」(弘邦医院の林督元院長)

口呼吸を鼻呼吸に変えるには、口をすぼめたり大きく開くなどして、顔の筋肉を鍛える「顔面体操」や、口を閉じた状態でガムを1時間近く噛むというやり方もある。
「しかし、生まれつきの鼻中隔弯曲症やスポーツや事故が原因で鼻が曲がるなどして、口呼吸している人もいます。こういう人はいきなり鼻呼吸をしようとしても無理。鼻の通りをよくする手術が必要な場合もあります。勝手に判断せずに耳鼻咽喉科の専門医に相談することです」(大場院長)

実際、口呼吸から鼻呼吸に変えようと口にきつくテープを張って寝たところ、夜中にくしゃみをして鼓膜が破れる患者が増えているという。くしゃみが口から耳に抜けたからだ。
元気で健康でいたい、という人は自分の呼吸にも注意することだ。


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  日刊ゲンダイに「耳そうじは耳に悪い!?」の話が掲載されました。
 
耳アカは不潔だから、出来るだけ耳そうじはした方がいい--------。
そう思い込んでいる人が多いが、間違いだ。 耳そうじはケガが多いうえ、上手に耳そうじをしないと、かえって耳アカを奥に押し込み、難聴の原因になることもある。耳そうじの怖さと、正しい耳の手入れの方法を「慶友銀座クリニック」の大場俊彦院長に聞いた。

正しいやり方を知らないと難聴の原因になる

  耳鼻咽喉科の「慶友銀座クリニック」大場俊彦院長に聞いた。

  「耳そうじのトラブルは結構多く、毎日1〜2人が来院されます」 トラブルで最も多いのはケガだ。耳そうじの途中に子供がぶつかってきて鼓膜が破れたり、つまようじを耳かき代わりに使い耳の中を傷つけ出血するケースが多い。歩きながら耳そうじをしていてこけて、鼓膜を破る人もいる。

「意外に多いのが、耳そうじのやり方のせいで、聞こえにくくなる人です。耳の穴から鼓膜までの筒状の部分を外耳道といい、長さは3〜4センチあります。耳の入り口から3分の1は軟骨で汗腺組織があるため、耳アカがたまります。しかし、一般の人は”もっと奥にたまっているに違いない”と思い込んで、必要以上に耳かきを奥に突っ込み、逆に耳アカを押し込んでしまうのです」

湿った耳アカの人だと、キャラメルのように耳の奥に固まって詰まってしまい、難聴の原因になることがある。
「こうなると耳鼻科で耳そうじをしてもらうしかありません。耳アカを溶かす薬を耳の中にたらした後に、耳専用の顕微鏡で見ながら耳そうじをすることになります」
耳かきの家族共用はやめ、左右の耳をそうじするのも耳かきを消毒しながらにするべきだ。

「最近はばい菌やカビが外耳にまで感染する例が多く、右耳に続いて左耳も、あるいは家族に感染したという人が多くなっています。その原因のひとつが耳かきの共用なのです」  耳の中にカビが生えると、耳かきをしても一向にカビが減らず、毎日耳鼻科に通うことにもなりかねない。

「そもそも耳アカを汚いだけと考えるのが間違いです、殺菌性があるほか、外耳道のの表面の乾燥や、蚊やハエなど小さな虫が耳の中に入ることを防ぐ働きがあるのです。それに、外耳道の中を覆う組織はいつも新陳代謝を繰り返していて、自浄作用によって、ごみや耳アカを耳の外に出しています。そのため、あまり耳そうじをやりすぎると、自浄作用を妨げて、かえって耳アカがたまりやすくなります」

耳そうじは2週間に1回くらい、風呂上りに耳の入り口の浅い部分を綿棒などでやれば、十分なのである。

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  日刊ゲンダイに「田舎の老親が喜ぶ健康土産話」の話が掲載されました。
   
今年もいよいよ残りわずか、正月休みの帰省で久しぶりに会う田舎の老親の顔を思い浮かべ、お土産をアレコレ考えている人も多いだろう。
そこで皆さん、実は田舎の老親が喜ぶ”意外なお土産”がある。高齢者に即役立つ健康・医療情報だ。とっておきの”健康土産話”を紹介しよう。

今年の帰省土産はこれでいこう!

目の健康
テレビを見なくなり、妙にふさぎ込むことが多くなった老親は、目に問題を抱えていることが少なくない。
たとえば白内障だ。水晶体が白く濁って見えづらくなる白内障は、手術をすればよく見えるようになるが、手術をした方がいいかどうかは人による。
「緑内障や痴呆の恐れがある人は、早めの手術を検討した方がいいかもしれません。緑内障でも、眼球を満たす房水の出口である隅角が狭いタイプは、白内障手術が緑内障予防になるという考え方があります。痴呆の人は、進行するとじっとしていられなくなり、手術が難しくなるからです」(清澤眼科医院の清澤院長)
一般的な眼内レンズを使う日帰り手術なら、片目1万6000円程度(1割負担)で済む。
なお、まぶたを動かす筋肉や神経が衰えて、まぶたが下がって視界が狭くなる「眼瞼下垂」も、お年寄りがふさぎ込む原因。これも手術で治せる。

●耳の健康
 60歳を越えると4人に1人は「耳が聞こえにくい」と感じるという。加齢による難聴を防ぐ手はなく、最終的に補聴器に頼ることになる。
「補聴器は人によって3ヶ月以上の訓練が必要です。耳が本格的に聞こえづらくなり慌てて使っても、効果はいまいち。聞こえづらいと感じたら早めに補聴器を購入して、補聴器を使う練習をする方がいいでしょう。ただし、補聴器は定期的な調整が必要です。メガネ店でなく、耳鼻科と提携している店で購入しましょう」(慶友銀座クリニック・大場俊彦院長)

●消化管の健康
 夜間は口腔内の真菌や最近が増える。だから食後の歯磨きは必須だが、さらに寝る前に口の中を洗うこと。
「洗口液で口をくちゅくちゅするといいでしょう。口腔内だけでなく、食道、胃、腸など消化管全体の細菌や真菌が減るのか、便のにおいが変わる人もいます。歯をティッシュなどで拭うのも効果があります」(黒川歯科医院・山本共夫院長)

●下半身の健康
「温泉好きだった母親が、温泉を避けるようになった」
年をとると子宮が下がってきて膣から外に出て、ペニスが生えてきたような状態になることがある。それが子宮脱だ。それがいやで、老人会の温泉旅行などに行きたがらないお年寄りも多い。
「根本的な治療は子宮の摘出や膣の閉鎖ですが、他にリングを埋め込んだり、手術用ネットで子宮が下がらないようにするメッシュ法という方法があります」(赤坂六本木診療所・赤枝恒雄院長)
息子が口にするのははばかられる話題だが、妻に話させればいい。
老親の健康は、息子や娘の幸せでもある。 「あんた、いいこと教えてくれたね」
そう言われたら、しめたものだ。

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