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  夕刊フジに「オヤジはなぜタンを吐くのか?」の話が掲載されました。
   
暑くなったり、急に涼しい日があったりと、体調を崩しやすくなる時期。風邪などひいてしまった人もいるのではないだろうか。
ところで、道路で「カーッペッ」とタンを吐くおじさんを見るのは1年中のことだが、ここで疑問。おじさんは、なぜ道路でタンを吐くのか。本来、 タンは年齢、性別にかかわらず出るのに、「おじさん」になると、単に“羞恥心”がなくなるだけのことだったりして?

年をとると肺機能が低下

  耳鼻咽喉科の「慶友銀座クリニック」大場俊彦院長に聞いた。
  「老人になってくると、タンが多くなる傾向はあります。健康な人はあまり変化がないかもしれませんが、一般的に、加齢によって肺の機能が落ちてくるし、 肺そのものの弾力性も衰えてくるんですよ」
  また、タンの量には基本的に性差はないそうだが、男性のほうが外で働いている人が多いことなどから、長時間オフィスにいること、喫煙者が多いことなどもあり、 大気汚染にさらされている影響もあるのだとか。
  「タンの増えるいちばん大きな原因は、やはり喫煙です。慢性気管支炎がひどくなり、慢性閉塞性肺疾患になる人は、男性が多いとされ、せきやタンが多くなるのが特徴です」
  さらに、女性には、タンを出したことがない人、タンが出せない人もいるほどなのだとか。
  確かに、女性は周りの目を気にして「カーッペッ」をやりにくいかも。でも、となると、タンを出さずに体の中にためていることになるわけで…。あまり良くないことだったり?
  「本当はタンは早く出したほうが、早く風邪なども治ります。出させないと治りが悪いんですよ」
  道路で「カーッペッ」は良くないけど、タンを体外に出すことそのものは、回復への近道。こっそり人目のないところで「カーッペッ」しましょう。

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  三菱UFJビジネススクエア発行の情報誌SQUET(スケット)Nov.07に院長の「老人性難聴」の記事が載りました。
  「7時」「1時」と聞き間違える?
中年でも表れる「老人性難聴」


高音が聞こえづらい人は要注意
 体を休める、頭を休める、目を休める、と誰でもこうした休養をとっているはずだ。しかし、「耳を休める」ということを意識的に行っている人は少ないだろう。身体の他の部位と比較すると、耳の健康管理はおろそかになりがちだ。
 耳の機能も、加齢とともに低下する。なかでも「老人性難聴」が最も一般的な老化現象だが、これは高齢者のみの起こるわけではない。個人差はあるものの、聴力の低下は40代から徐々に表れ始め 、50代であっても老人性難聴の症状が認められる場合もあるという。
 近ごろ、会話中に「え?」と聞き返すことが多くなってはいないだろうか。男性の場合、妻の問いかけが聞こえず、返事をしないと文句を言われた経験はないだろうか。これは、とくに女性の高い声が聞き取りにくいという、老人性難聴の症状かもしれない。

耳の感覚細胞が老化する
 音とは、空気の振動である。これが「外耳」を通って集められ、「中耳」にある鼓膜を振動させる。その振動は、鼓膜の奥の自小骨じしょうこつという骨を経由して調節され、感覚細胞のある「内耳」へと伝えられる。そして、 聴神経を通って大脳の聴覚中枢へと伝達処理されて初めて、私たちは音を認識することができる。老人性難聴は、このプロセスにある感覚細胞が、老化によって委縮や変性をきたすために起こるのだという。
 「老人性難聴は、片方だけではなく両方の耳に同じ程度に症状が表れ、耳鳴りをともなうこともあります。また、とくに高い音が聞き取りにくくなる『高音障害型感音難聴』が特徴です。女性や子どもの高い声が聞き取りにくい、聞き違いが多くなるなどの症状が表れたら、要注意です」。
 こう警告するのは、老化にともなう難聴に詳しく、補聴器や人工内耳の開発にも携わる慶友銀座クリニックの大場俊彦院長だ。老化による感覚細胞の機能低下が引き起こす老人性難聴は、一度症状が表れてしまうと回復させることが非常に困難だという。

脳の老化を早める可能性も
 「耳の老化が恐ろしいのは、『ボケ』につながりやすいという点です。これは、言葉が聞き取りにくいことで会話が億劫になり、人とのコミュニケーションに臆病になるためです。耳からの情報が遮断され、自分の殻に閉じこもりがちになることは、脳の老化を早める要因にもなります」と大場院長は指摘する。
 現在のところ、老人性難聴の確実な予防法はないという。だが、「耳を休める」習慣をつけておくことは、耳の健康に有効である。
 たとえば、大きな音で音楽を聞いたり、長時間、音に接した後は、5〜30分程度何も聞かない時間をつくる。耳栓をしたり、外部からの音を遮断するヘッドホンなどを使ってもいい。目が疲れたときは目を閉じて休ませるように、耳の機能にも休息をつくることだ。

年に一度は聴力検査を
 「老人性難聴のほかにも、難聴を引き起こす疾患はいくつかあります。聞こえづらくなったり、聞き違いが多くなったり、耳鳴りが起こるようであれば、年齢のせいだなどと放置しないこと。50歳を過ぎたら、1年に一度は耳鼻科で聴力検査をはじめとする『耳の健康診断』を受けることをおすすめします。そして、もしも老人性難聴が始 まっていたら、早めに補聴器を着けるのも一つの方法です。耳鼻咽喉科の専門医のいる病院で、仕事やライフスタイルに合う、快適な使い心地の補聴器を選ぶことです。そうすれば、生活の質を保てるはずです」(大場院長)。
耳から得る情報は膨大な量である。これを将来的にも維持するには、日ごろの健康管理が不可欠だ。血圧や視力などと同様、自分の耳の状態も把握しておくよう心がけたい。
(医療ライター・渡辺紘)

難聴をともなう疾患
突発性難聴 滲出性しんしゅつせい中耳炎 聴神経腫瘍
原因不明で起こり、風邪などによるウイルス感染やストレス説などがある。耳に水が入って取れないような耳閉感が突然現れる 鼓膜の奥に滲出液がたまる中耳炎だが、痛みはともなわない。難聴、耳閉感が主な症状で、耳の奥で水の音がすることも 良性の腫瘍であり、初期症状は聞こえにくさや耳鳴り程度の場合もあるが、腫瘍が大きくなると顔のしびれや変形などを引き起こす

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  日刊ゲンダイに「耳管開放症」の話が掲載されました。
   
耳管開放症ってなに?

ダイエットに励む中年男性に急増

「耳管開放症」という病気をご存じか?もともとはモデルなどダイエットで急激に体重を減らした若い女性や、ホルモンバランスが崩れやすい妊婦に多い病気だった。 ところが、メタボ健診がスタートした4月以降、中高年の男性患者が増えているというのだ。一体、どんな病気なのか?ビジネスマンの病気に詳しい「慶友銀座クリニック」 の大場俊彦院長に聞いた。

 6月の健康診断を控えダイエットに必死のAさん(43)。ゴールデンウィーク中も運動と食事制限に努めたかいもあって85キロの体重は5キロ減に。 「これなら健診も大丈夫」と喜んだのもつかの間、朝起きてしばらくして耳が詰まったような感じになり、自分の声や呼吸の音が気になりだした。 「仕事によるノイローゼかも」と心配になり病院へ行ったところ、「耳管開放症」という聞きなれない病名を告げられた。
「実はAさんのようなケースが激増しています。昨年まではこの病気の中高年男性患者さんは、年に数人程度でしたが、4月以降は1日に1〜2人はおみえになります」
「耳管」とは、鼻の奥と耳の鼓膜の内側の「中耳」をつなぐ3.5センチほどの細い管のこと。普段は閉じているが、つばをのみ込むと無意識に開き、空気が鼻から耳に入る。
「飛行機に乗ったり、新幹線が急にトンネルに入ると、中耳と外の空気圧の違いから耳が詰まったような状態になります。つばをのむと、その症状が消えるのは、“耳管”が正常に 働いているからです。しかし、病気やダイエットで急激に体重が減ると、耳管を支える脂肪もやせて、常に鼻から中耳に空気が漏れるようになります。これが“耳管開放症”です」

もともとは女性モデルや妊婦に多い病気だったけど

 耳管開放症になると、耳がふさがったような感覚に襲われ、自分の声や呼吸音が体の中から響くようになる。めまいや耳鳴りも感じる。特にたばこを吸う人は、ニコチンが耳管を通って 中耳に入り込み、耳鳴りやめまいをより強く起こしやすくなるという。
「精神的疾患と間違いやすい病気ですが、違いは前かがみになったり、横になると症状が軽くなることです。3〜5キロの体重減で症状が表れるケースもあります」
 鼻をすすると一時的に耳詰まりが解消する。そのため、鼻すすりを繰り返す人もいるが、これは禁物だ。
 一度開いた耳管がなかなか閉じない「耳管閉鎖不全」という状態から、「真珠腫中耳炎」という恐ろしい病気に進行しかねない。
「真珠腫中耳炎は鼓膜の一部が耳の奥に入り込み、強い炎症や骨破壊を起こす病気で、顔面神経痛やめまい、難聴 の原因になります」  耳管開放症の治療は、耳管の周りにコラーゲンなどを注射してやせた脂肪を回復させる方法や、生理食塩水や薬を噴霧して耳管の入り口部分に炎症を起こさせて狭くするといった方法がある。 加味帰脾湯(かみきひとう)という漢方薬を使うのもスタンダードな治療法だ。
 ダイエットには、こんな怖い“副作用”もあることを覚えておこう。


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  情報誌L25に当院が掲載されました。
  CONNECT×REVIEW Health

くしゃみが人によって違うのはなぜ?

今からでも間に合う!?
カワイイくしゃみをする方法

 
冬将軍到来。本格的に風邪の流行る時期になりましたね。そこかしこでさまざまなくしゃみの音を耳にします。でも、なぜ人によってくしゃみの音が違うの?

「くしゃみとは、生体の防御反応の一種です。外気から非常に冷たい空気やゴミなどの刺激物、有害物が鼻に入ると、反射的にくしゃみが起こり、有害物を外に吹き飛ばすのです。くしゃみの音に個人差があるのは、鼻の形や顔の形、鼻毛の量、そして外からの有害物の種類が関係していると思われます。また、各々のクセによるところもあるでしょう。アメリカ人は“ハックション”とは言わないでしょうから、文化の違いもありますよね」(耳鼻咽喉科・アレルギー科 慶友銀座クリニック/大場俊彦院長)

 クセや文化の違いということは、子供のころからオッサンみたいな豪快なくしゃみをしている私でも、カワイイくしゃみに転身できるということですか!?

「上半身に力を込めて体を少し硬くすると、小さめのくしゃみができるようですよ。でも、突然の反射反応なので、常に心がけていないと難しそうですね。」(同上)

 確かに・・・。それに、思いっきりくしゃみすると、気持ちいいんですよね。

「でも、大きなくしゃみは腰や椎間板への負担がかかるので注意が必要です。さらにあぐらや前屈した状態でのくしゃみはさらに負担がかかりやすいので、気をつけてくださいね」(同上)

 ・・・やっぱり、カワイイくしゃみ、目指します! (小川智子・ISプレス)
 

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  朝日新聞に「耳かき」の話が掲載されました。
 
耳かき,耳垢

「気持ちいい」とやりすぎダメ

 つい、くせになってしまう耳かき。でも、やればいい、というものでもないらしい。その加減が知りたくなった。

 まず、東京・築地の耳鼻科「慶友銀座クリニック」を訪ねた。院長の大場俊彦さん(42)に、200万円もするという専用の顕微鏡で耳の中を見てもらう。
 前日に耳かきをしていたのに、小さな耳あかや粉状のものが、入り口付近に集まっているのが見えた。「耳あかは皮膚の表面を保護する作用もある。このくらい残っていても問題ないです。」という。

       ■□■

 同クリニックには1日あたり70〜100人の患者が訪れる。オフィス街の一角、患者の7割が25〜35歳のOLという「都市型診療所」だ。患者の訴えで多いのが、耳の中のかゆみだ。
「清潔にしなければと思うあまり、お風呂で耳に入った水を耳かきや綿棒でとったり、気持ちがいいからと耳かきを毎日したりするのが習慣化している」と大場さん。必要以上の耳かきで、耳の中に湿疹ができてかゆくなるという。
 適切な頻度について、大場さんは「普通は月1回程度、多くても週1回くらいが好ましいでしょう」と教えてくれた。
 耳あかは、耳奥にたまると思われがちだが、実は外耳道の入り口付近にある=図。耳奥で見つかるのは、耳かきや綿棒で中に押し込んでしまった結果であることが多いようだ。


耳の中の概略図,耳垢,耳かき


 慶応大の小川郁教授(耳鼻咽喉科)によると、外耳道には軟骨部と骨部があり、耳かきをしていて痛みを感じる時は、骨部や鼓膜にあたっている場合だ。
 耳あかは、個人差や生活環境にも左右されるが、新陳代謝ではがれた外耳道を覆う皮膚、皮脂腺の分泌物やほこりによってできる。外耳道は、耳あかがたまっても外へ押し出すような構造にはなっているといい、「極端にいうと、耳のなかの掃除をしなくても問題ないほど」と小川さん。
 それでもしてしまうのは「外耳道は皮膚も薄く、気持ちよさを伴う神経が分布しているから」という。耳かきがすぎて湿疹になると、かゆみからさらに耳かきをして、炎症になる悪循環となりがちだ。


 上手に耳かきができる道具はないものか。東急ハンズ渋谷店(東京都渋谷区)の店頭には約130種類の耳かきがならぶ。竹製で白綿の付いた普通の耳かき(105円)から内視鏡付きで映像を見ながら耳かきできる「イヤスコープGXL」(23,100円)まで幅広い。

ミミダス,イヤスコープ,耳かき


 同店の売れ筋は先端が二重のらせん状になった「ミミダス」(1,344円)。「耳かきが怖いという人でも、これなら大丈夫という人が多い」と売り場の担当者。製造元によると、売上本数は99年の発売以来、50万本を超えたという。

      ■□■

 大場さんは「どんな耳かきでも、入り口付近までしかやらないことが鉄則。清潔で、やりやすいものが一番で、もちろん綿棒でも構いません。でも、耳の奥に入ったり、痛みを感じたりしたら、悪化する前に耳鼻科で受診してほしい」とアドバイスしている。



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