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コラーゲンについての正しい知識
コラーゲンについての正しい知識(藤本大三郎著 「コラーゲン物語」から参照)
コラーゲンは、体全体あるいはいろいろな臓器の枠組みを作るタンパク質である。 特に皮膚や骨や腱にはコラーゲンが大量に存在している。 皮膚の乾燥重量の約70%はコラーゲンである。 哺乳動物の全タンパク質の20〜35%はコラーゲンだと言われている。 顕微鏡でみるとコラーゲンは体の中で線維や網のような構造をつくっている。 コラーゲンの溶液を加熱すると、ゼラチンが出来る。 コラーゲンはたんぱく質に共通の20種類のアミノ酸の他に、普通のたんぱく質に含まれないアミノ酸のヒドロキシプロリンが含まれている。ヒドロキシプロリンは食物として摂取する必要がない非必須アミノ酸で、体の中で作ることが出来る。 コラーゲンになる前のポリペプチド鎖のアミノ酸のプロリンがヒドロオキシプロリンになると、コラーゲンの形成が進む。プロリンをヒドロオキシプロリンに変わる過程で、酵素(プロリルヒドロキシラーゼ)の他にアスコルビン酸(ビタミンC)、2価の鉄イオン、α‐ケトグルタル酸が必要。 基底膜にはIV型コラーゲンが存在して、小さな分子は通すがたんぱく質などの大きな分子は通さない。 V型コラーゲンは、コラーゲン線維の太さの調節にかかわっているらしい。 V型コラーゲンの割合が増えると、線維が細くなる。 コラーゲンの分子は、まず前駆体のプロコラーゲンという形で線維芽細胞によって生成される。 体の中のコラーゲンは、たえす代謝回転している。合成される1方では分解され、入れ替わっている。 コラーゲンを分解するのはコラーゲナーゼ(MMP-1)であるが、動物の組織や血清の中には、コラーゲナーゼの作用を阻害する物質がある。 コラーゲナーゼは、I〜III型コラーゲンを分解できるが、IVとV型コラーゲンは分解できない。IVとVがたコラーゲンを分解するのは、IV型コラーゲナーゼ(ゼラチナーゼ)(MMP-2)。 IIIとIV型コラーゲンを分解するストロメライシン(MMP-3)という酵素もある。 |
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