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著書の紹介です
◆小児科待合室のお母さんへ◆
【新院長より】
理事長が20年くらい前に中尾先生、今村先生といっしょに書いた本です。今は雑誌の特集などにも「小児科医からお母さんへのアドバイス」はよく見かけますが、その草分け的な本と言えるでしょう。日本小児科医会で小児科医がお勧めする本、20冊のなかにも選ばれています。平成12年に改訂版が出版され、残念ながら今は絶版となってしまいましたが、当院待合室に置いてありますので一度、ご覧になってください。私が見ても、参考になることがいろいろ書いてあります。
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巻頭言より 〜
この本は待合室のお母さんに読んでいただきたいのです。読んで理解できないことがあったら小児科医に相談してください。
小児科の待合室はお母さん方の経験の場でもあります。そこではこどものことを心配しながら、お母さん方が話しあって
いますね。こどもは一人一人ちがうし、親の経験や考え方も一人一人ちがっています。また病気や医学も年々かわってきて
おります。ふつうの育児書にはむずかしいことが沢山書いてあって、それを読んだお母さんが困っているような場面に出あうこともありますね。この本では私達が毎日お母さんと話しあっているごくふつうの事をまとめてみました。待合室での退屈な時間に、気軽にこの本を読んで頂きたいのです。
診察が終ると、説明も聞かないで帰ってしまうお母さんもいますね。はたして理解してもらえたかしらと気がかりです。
忙しい小児科医に遠慮なさったのではないかと心配することもあります。お母さんと小児科医とはこどもの病気を治すという
共通の目的をもっているのですが、経験ある小児科医でも診察室では数分しか患児と接触できないのが残念です。毎日こどもと
くらしているお母さんは誰よりもこどもの色々な変化がよく分かるはずです。“こどもが最初に出あう小児科医は母親である”という言葉がありますが、お母さんが小児科医を信頼し、情報を提供し、協力してくださると小児科医は非常に嬉しく、良い診療ができます。
また毎日お母さんが接触している小児科医は平凡なふつうの人間であることも知っていただきたいのです。決してスーパーマンでもなければ、特別な人間でもありません。時には疲れ果ててしまったり、診療がうまく行かなくて悩むこともあります。
このような小児科医のホンネの気持もこめて、お母さん方と協力しあって、良い診療ができるよう小児科医の願いをこめてこの本をつくりました。お母さん方がこの本を読んでこどもの病気の家庭の看護に少しでも役立ったり、小児科医の考えていることを御理解いただければ幸せです。
◆目次◆
第1章 小児科へのかかり方
第2章 かぜは万病のもと
第3章 よくあるこどもの胃腸疾患
第4章 こどもの伝染病と集団生活
第5章 皮ふに発疹ができたとき
第6章 こどもの検査にご協力を
第7章 こどもの心を考える
第8章 マイペースで育ててみませんか
中尾弘・藤原幹夫・今村甲 共著

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