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空腹時血糖と食後血糖について
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| 空腹時血糖は原則として朝食前血糖を指します。1回の食事でその摂取された食べ物が、すべて小腸で吸収し終わるのに約9時間ほどを要すると言われています。よって前の日の夜9時以降絶食して翌朝検査すれば、一定の条件になるので血糖コントロールの指標としては優れています。
食後血糖は血糖が最も上昇したところ(ピーク)を測定します。糖尿病では、そのピークは2時間前後と言われてきました。しかし、最近はもっと前にピークがあるのではと思われています。例えば、空腹時血糖がほぼ正常に近いのに、食後1時間過ぎの血糖が200mg/dl前後まで上昇する人がいます。このような人に心筋梗塞などの大血管系合併症が意外に多いとの報告があります。そのため、食後血糖も重要な指標です。ただ、食事の内容やその他の条件が一定でなく、素直にでないこともあるので注意が必要です。
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ヘモグロビンA1c(HbA1c)について
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| 糖尿病の治療の目的はいかに合併症を起こさない、進行させないと言う事です。それには血糖値をいつもできる限り正常値に近付けておくことが大切です(コントロールする)
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しかし、血糖値は時間とともに刻々と変化しており、検査日(採血時)の血糖値だけでは長期のコントロール状況はわかりません。
もともと血液中のグルコース(糖)の一部は身体で利用される事なく、赤血球のヘモグロビンと結合してグリコヘモグロビンとなります。このことを利用して今日広く用いられいてる検査がHbA1cです。ですから血糖値が高いとHbA1cも高くなります。
赤血球の寿命は約120日ですので、HbA1c採血直前の1ヶ月間の血糖が50%、その前1ヶ月間の血糖が25%、更にその前2ヶ月間の血糖が25%の割合で関与していると言われていますが、一般的には採血時から過去1〜2ヶ月間の血糖の平均を反映していると言われています。
HbA1cの値は、6%以下が優、6〜6,5%を良、6,5〜7%を可、7〜8%を不良、8%以上を不可と判断します。もっと砕けて言えば数値に30を足して体温に置き換えて考えれば解り易いでしょう(正確ではありませんが)。
また、血糖値との関係を数値的にみると、HbA1cの値を約20倍するとその間の空腹時血糖値に近くなると言われています。ただ、HbA1cは貧血やアルコール多飲などの影響を受け、実際のコントロールと異なる場合があるので注意が必要です。
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多尿について
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| 普通、成人の1日の尿量は1000〜1500ml程度です。それに比べ糖尿病では血糖コントロールが良好であれば、正常な人とほとんど変わりありませんが、悪化すれば時に5l以上にもなることがあります。ただ、多尿と頻尿を混同しやすいので、注意がひつようです。例えば、前立腺肥大症や膀胱炎などでは排尿回数は多いものの、1回の尿量は少なくまた喉の渇きも伴いません。逆に脳血管障害の後遺症としてみられる神経因性膀胱では、1回の尿量は多いものの回数は少なくなっています。
高血糖状態にある糖尿病では頻尿でかつ1回の尿量も多くなっているのが特徴です。
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糖尿病の症状について
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| 1.口渇について
糖尿病(高血糖)の直接的な症状として、すぐに頭に浮かぶのに「口が渇く」というのがあります。しかし、これには「喉が渇く」という場合と、「口の中が乾燥する」という場合があります。後者は唾液の出が悪くなり口腔内が乾燥していうる状態です。例えば、少し長く会話をしていると口の中がネバネバしてくるとか、食べ物がやや飲み込みにくいといった感覚です。この症状の代表的な病気がシェ−グレン症候群ですが、その他お薬によっても引き起こされることがあります。この場合、少量の水分を口に含むことで症状は軽快します。
これに対し前者の糖尿病によくみられる「喉が渇く」は、血糖が急激に上昇し多尿となりその結果、脳を刺激して大量(一升瓶1ー2本分?)の水を飲みたくなってしまいます。ただし、2型糖尿病ではこの渇きは放置していると、やがて慣れてきて渇きを感じなくなり病気が良くなったと錯角してしまいます。しかし、高血糖状態は続いており脱水になったり、舌も乾いて荒れてしまい味覚障害まで伴うことがあります。
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膠原病って何?
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| 私たちは、病気と言えば心臓病や肝臓病などのように、その病気の範囲が一つの臓器に限られると一般的に理解していますが、今から約60年以上前にアメリカのクレンペラー医師が一つの病気であるにもかかわらず、色々な多数の臓器(皮膚、関節、腎臓、肺、心臓など)にまたがって病変を持つひと味違った病気があるのに気づきました。これが、膠原病の考え方の始まりです。
当初は全身性エリテマトーデスや強皮症など6つの病気のグループとして考えられていましたが、現在ではもっと多数の病気があるのがわかってきました。
これらの病気では全身にくまなく分布する膠原線維(結合組織)や血管に共通して病変があると言われています。
「その結合組織とは、身体の臓器と臓器の間を埋めたり、又はつなげたりする部分(線維)で、臓器を保護あるいは支持して、いわば縁の下の力持ち的役割を担っています。」
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