ばんどう内科診療所/よくある質問

Q.風邪をひくたびに咳が1−2週間続きます。いつも「風邪ではないか」といわれるのですが。
A.風邪をひくことはどなたにとっても珍しいことではありませんが、咽頭痛や発熱などの急性期症状がなくなった後に咳や痰が長引き、時には不眠症になるくらい悪化する方がいらっしゃいます。この場合は慢性気管支炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、あるいは慢性型のぜんそくなどが隠れていることが多いので、しっかり検査を受けてください。「しばらくすると落ち着くから」と思って放置すると、徐々に重症化することがあるので、早めに原因疾患を明らかにしておいた方がよいでしょう。
Q.いびきが強くて時々呼吸が止まっていると言われます。太っているわけではないのですが、睡眠時無呼吸症候群の可能性はありますか?
A.確かに以前は極度に太った方だけの病気だと認識されていましたが、いびきや無呼吸などの症状があれば、肥満がなくても「睡眠時無呼吸症候群」である可能性は充分あります。生まれつき顎が小さい、顔の前後幅が狭い、扁桃腺が大きいなどが原因で、特に肥満体でなくても睡眠中に咽喉の閉塞を起こしてしてしまう方が少なくありません。強いいびき、睡眠中の無呼吸(呼吸が止まる)、日中の眠気などがあればかなりはっきりした症状なので、早急に検査を受けたほうがよいでしょう。
Q.いびきや無呼吸を放置するとどうなりますか?
A.いびきと無呼吸を繰り返すたびに脳波は覚醒反応(目覚めた状態)を示します。自分では眠っているつもりでも深い睡眠がまったくない状態が毎日続くと、知らず知らずのうちに日中ぼんやりしてしまうことが多くなります。そのため放置するとまず居眠り運転の危険性が高まります。また、呼吸が止まっている時には体はかなりの低酸素に陥るので、不整脈や心臓発作が誘発され「突然死」の原因にもなります。さらに熟睡できない日々が続くと血圧上昇、血糖値の上昇、中性脂肪値の上昇など様々な病気も悪化しこれも狭心症、急性心筋梗塞、脳梗塞などの致死的疾患を増悪させることになります。命に直接かかわる問題と認識して、できるだけ早く解決すべきでしょう。「いびきは万病の元、良眠は健康の元」なのです。